宴の前の儀式｜最後のクリスマス ～Vol.3

新しい週に、こんにちは。
今日は関東地方も今年初の猛暑日になるようですね。今度詳しく綴りますが、この仮住まいの空調事情がピンチなんです。夏を乗り切れるか不安しかない局長です。

─── さて、先日再開した“従来の時系列に沿った記事”の続編を。

昨年のクリスマス、つまり12月25日(日)のお話の後編。

週末で保育園がない小倅こせがれの体力を公園で削り取り、予約していた『ケンタッキー・フライドチキン』をポメラニアン真熊まぐまの散歩ついでに受け取りに行き、帰宅後はみんな眠りの世界へ。

小倅がお昼寝している隙にと、嫁女房は同じく予約していたクリスマスケーキを受け取りに別のお店へと奔走。
ちなみに俺は、年賀状作りに勤しんでいた。

チキンやケーキの他、ミニツリーやビールなど、欠かせないファクターが揃い、小倅も眠りから覚めたところで、いざ酒池肉林の････否いな、「クリスマスの宴」がスタート。

だが、ブロガーとしての性さがというべきか、チキンを食らいながらビールを飲む前に、どうしてもやらねば気が済まないタスクがある。
「儀式」と言っても過言ではなかろう。

そう、写真撮影 ───

後日投稿するレポート記事用の画像が必要になるので、撮れ高も気にしながら撮影を開始。
３匹全員がサンタ帽子を被っての撮影という、難易度も少し高い。
チキンの匂いが漂う中、誘惑を払い除けながら粛々とシャッターを切り続ける俺。

バランス的に小倅を真ん中に置きつつ、兄たちが両脇を固めるフォーメーション。
真熊からしたら、「新入りにセンターポジションを奪い取られたアイドルグループの前エース」みたいな気分だったかもしれない。

申し訳なさを感じながらも、「これが一番“納まり”がいいのだ」と自分に言い聞かせながら、３匹同時のカメラ目線をゲットするために必死に呼び掛ける。

真熊は完璧なカメラ目線をよこすのだが、残りの２匹はスキルが低い。
とくに小倅は全然ダメだ。
この調子だと、真熊兄さんの域に達する頃には高校生になっているのではなかろうか。