6月最初の花金に、こんにちは。
でも今日は全国的に雨ですね。沖縄に台風が上陸して、明日に掛けて日本列島の太平洋側を横断するようです。被害が少なければいいのですが・・・・ 局長です。
─── 3日ぶりになるが、ポメラニアン真熊の“最後の戦い”を「記録」に残す作業を。
2月16日(木)。
「余命1週間」を宣告された翌日も、休診日ではあったが点滴のために通院し、帰りに更地となった自宅跡に立ち寄り、真熊を引っ越し以前の歩き慣れたコースで散歩をさせてあげた。
その後は、偶然にも“隣のお婆ちゃん”やボーダーコリーの“リリー”のファミリーとも会うことができ、図らずも最後のふれあいを果たしたのだった。
ただ、真熊は意識障害からか、とくにリアクションは示さなかった。
この時点では、真熊も「もう二度と会えない」なんて夢にも思わなかったことだろう。
皆さんとお別れし、18:20頃に仮住まいへ帰宅。
散歩で20分間もしっかり歩いたので、すぐに夜ごはんを食べさせるべく準備を始めた。
固形物を食べてほしかったので、真熊が好きそうな“人間の食べ物”をあれこれ用意してみるも、それぞれに反応は示すのだが、一切食べない。
茹でたササミを、小倅用のカレーソースを付けて焼いてみるも食べず。
焼いたサーモンも食べず。
腎不全により体外へ排出されない毒素や老廃物の影響で、常に吐き気や気持ち悪さがあるらしい。
とはいえ、何も食べないわけにはいかないので、22:10頃、病院から処方されていた流動食『チューブダイエット』を8mlほどシリンジで流し込む。
この流動食が食欲を刺激したのか、俺と嫁女房が食べている惣菜の“だし巻き卵”に興味を示し始めたので、ちょっとだけ切って与えてみると狂ったように食べる。
さっきまでの拒絶が嘘のように夢中になり、気が付けば 1.4切ほどをノンストップで食べていた。
人間の食べ物であっても、こうやって食べてくれるだけで俺は安心するのだ。
その後は真熊専用の『Nウォーム』の丸ベッドで眠りに就く。
帰宅後はいつものようにウロウロ歩き回ることもなく、よく寝てくれている。
そして26:00頃、丸ベッドごと2階の寝室へ連れて上がる。
点滴通院からの、元気な頃のようなガチの散歩でさすがに疲れたのだろうか、前夜のように羽毛布団に上がってくることも、“巣作り”することもなく、一切起きずに眠り続ける。
むしろ、このまま逝ってしまわないか不安に駆られるほどだった・・・・
流動食が刺激したのかだし巻き卵を爆食いした真熊にクリックを
コメント
人間の食べ物だって食べてくれたら嬉しいです。
ささみ、サーモンには食い付かなかったのに卵焼きをそんなに食べてくれたとは。
吐き気があって何も食べないと諦めないでいろいろ試してみて正解でしたね。
私もその時が来たらそうしてみます。
ベッドのまま2階にあがりそのまま寝て…歩き続けてるのも心配だし、ずーっと寝てるのも心配になりますよね😅
少しでも食べて、ゆっくり寝てくれたのは嬉しいですね。
何でもいいから食べてくれるのは安心ですよね。
狂ったように食べるところが見られたのは嬉しかったでしょう。
眠りが深すぎて心配になったのは、私も経験があります。
呼吸してるか鼻先に手を持ってったり、胸の上下の動きを確かめたり。
動いているのを確認してホッとしたことを思い出しました。