体温が上がらないまま最後の夜へ |【記録】7月28日(日)

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日曜日の夕方に、こんにちは。
パリ五輪の熱戦が続きますね。バドミントンのシダマツ、卓球の早田ひなの銅メダルは最高に嬉しかったけど、柔道の混合団体の銀メダルは残念で涙しました。局長です。

─── 天然猫の寿喜ことぶきが死去して、明日で1週間。

天然猫の寿喜

寿喜がいない毎日に違和感を覚えつつも、今なお実感がわかないというか・・・・
「もういないんだ」と思いながらも一方で現実を受け止めきれていないような、説明が難しい不思議な感覚が続いている。

登場人物紹介
天然猫の寿喜

寿喜(ことぶき)
局長家のオス猫で、元野良猫で推定16歳のド天然。
肥満細胞腫ひまんさいぼうしゅ」という“”と慢性腎臓病まんせいじんぞうびょうと戦っていたが、2024年6月から口内トラブルにより体調を崩し、7/29に永眠。
詳しいプロフィール

小倅

ポメラニアン真熊まぐまが逝った後のような急激な「記憶の蓋」は作動しないものの、その一方で寿喜の最期の様子は無意識のうちに思い出さないようにしている自分がいて。

【真熊との記憶は何も思い出せない】

天然猫の寿喜

このままでは、そう遠くないうちに脳の奥に埋没されてしまい、二度と思い出せなくなるような気がしてきたので、記憶が鮮明な今のうちに「記録」として残しておかなければ ── という使命感のもと、まだまだ辛いものはあるけど、しっかり綴っておくことにした。

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天然猫の寿喜

「おさらい」として振り返ると、悪いなりに安定していた寿喜の状態だったが 7月26日()から急激に悪化していった。
時系列にまとめると、以下のとおり。

7月26日(金)
天然猫の寿喜

鼻血まみれの鼻水が止まらず。
日中からソワソワと落ち着きがなく、眠れておらずずっと起きていた。
深夜に“徘徊”が再開し、俺と嫁女房の目を盗んで自らの足で1階に降りる。
2階へ連れ戻したのち、バタンと倒れるように横になり、そのまま動かず。
休んでいるのではなく、体が言うことを聞かないといった印象。

7月27日(土)
天然猫の寿喜

前夜からの調子の悪さが継続しており、体重も過去最軽量を大きく更新して 1.75kg
静かな環境で体力をチャージさせるために、例の1階の一室に寝床を再整備して休ませるも、逆に落ち着かない様子で結局は2階リビングに戻すことに。
徘徊なのか、夜に再び1階に降りようとするも、体力の消耗を防ぐために阻止。
肉球の冷たさを感じるようになる。

7月28日(日)
天然猫の寿喜

朝から調子が悪いままで、肉球がやたら冷たいままなので病院で体温を測ってみたところ、猫の平均37~38℃を大きく下回り、危険水域の35.4
体温の低下は血液の循環が悪くなるため、これ以上体温が下がらないよう、お湯を入れたペットボトルや「あずきカイロ」で温める。
帰宅後も意識が朦朧としている様子で、呼吸も浅い。

【当日16:00時点の記事がこちら】

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これ以降の報告ができないまま、次の記事が突然の訃報となってしまった。

7月28日(日) 16:00以降
天然猫の寿喜

2階リビングの「ひんやりクールハウス」の前に置いたベッドに横にならせ、ひたすら温め続けているとたまに暑くなるのか、掛けてあるバスタオルから這い出ようとしたり、ペットボトルを避けたりすることがあった。

天然猫の寿喜

その後、少し落ち着いてきたのか、浅かった呼吸も少しだけ深くなった。
呼び掛けにも反応を見せるようになり、我々も少しだけ安心していた。

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この日は調子が悪すぎて、朝から自発的にごはんを食べることはおろか、流動食も水すらも口にできていなかった寿喜。

天然猫の寿喜

少し容体が落ち着いたように見えたところで、21:45 ──
シリンジで流動食を飲ませようと、いつものように嫁女房が抱きかかえ俺が指で口を開けようとすると、どうにも口が開かない。

食いしばっているようにも見えないが、顎関節が固まっているのか、とにかく開かない。

天然猫の寿喜

なんとかかんとかこじ開けて、シリンジで少しだけ流動食を流し込むも、嚥下えんげ(ゴックンすること)すらできず、舌も一切動かない。

これは無理やり続けても喉を詰まらせる危険が増すだけなので、明日また病院で院長先生と共に対策を練ることにして、夜の投薬も含めてこの日は諦めることにした。

天然猫の寿喜

そして、寿喜のベッドの真横に俺の布団を敷き、手を寿喜の体に当てた状態で呼吸の有無を確認しながら眠りに就いた。
寿喜との最後の夜になるとも知らずに・・・・

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コメント

  1. ペッツはは より:

    こんばんは
    最後の夜にことちゃんと一緒に寝れたんですね。まぐちゃん含めて最後はとても辛いですよね。ペッツももう2年経ちますが悲しいです。
    どうか、無理されませんよーに‼️

  2. クッキー&ちゃちゃ より:

    体温が低く危険な状態から少し落ち着いた様子に一旦はなったんですね。
    目はしっかりとしてますがご飯どころか流動食もままならなかったとは。
    何故口が開かなく、舌も動かなくなってしまったのか。
    局長さんが隣で寝てくれて心強かった時思います。
    ことちゃん、良かったね。

  3. くうぱぱ より:

    寿喜君は命の炎、灯火が消えるその時まで頑張ってくれたのだと思います。

  4. つばめ11号 より:

    コトちゃんがいなくなってもうそんなに経つんですね。
    コトちゃんの最後の日、局長さんや嫁女房さんも
    まだそうなるとは思っていなかったんですね。
    何か言いたげな目に見えます。
    大好きなパパが横で寝てくれて心穏やかだったことでしょう。

  5. みいちゃんの肉球 より:

    解離状態のなか、記事をかいてくれたのですね。
    コトちゃん、局長ファミリーの子でよかったね。

  6. 匿名 より:

    記憶に蓋、は分かります。未だに昔の写真を見ようとしない自分がいます。
    一年経つけどもうなんか全般にやる気が出ないんですよね。
    忘れる前に整理すべきかなあとは思いつつ、ネットの猫ちゃんの動画や写真をみることがきっかけで、ふと昔を思い出したりしています。
    奥様や小倅くんもショックを受けられていると思いますが大丈夫でしょうか?

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