土曜日の夕方に、こんにちは。
阪神淡路大震災から今年で31年。阪神高速道路が横倒しに倒壊している映像は未だ鮮明に覚えているが、もうそんな月日が経っているとは。局長です。
─── さて、三が日の1月2日(金)~3日(土)にかけてのお話の続編を。

毎年恒例、千葉の親父宅にやって来た我が家の一行。
2日は13時に家を出て18時前にようやく到着するという、ほぼ移動に費やしてしまったが、翌3日は『箱根駅伝』が終わったところで、隣接する空き地で子供たちを遊ばせるべく、準備していたアイテムを携えて寒空の下へ。
【前編のおさらい】

しかし、小童が嫁女房に連れられて遅れてやって来ると、『きかんしゃトーマス』のシャボン玉に飽き始めていた小倅が、小童の持つ「アンパンマン」のボールを強引に奪取しに掛かる。
当然、絶対に渡すまいとする小童との間で小競り合いが始まってしまう。

小倅(こせがれ)
局長の息子で、“人間”では長男。
2021年3月4日生まれの4歳。
『きかんしゃトーマス』にドハマり中の保育園児。
☞ 詳しいプロフィール

小童(こわっぱ)
局長の息子で、“人間”では次男。
2023年12月 6日生まれの2歳。未だに卒乳できていない。
予定日より1ヶ月も早産で出されたため、NICUに3週間も入院。
現時点でのポテンシャルは未知数。

パワーとフィジカルの差で小倅が優位に争いを進め、小童が大声を出しながら必死に対抗している後方で、嫁女房が一人、夢中になってシャボン玉で遊ぶというカオスな光景が広がる。
俺が「みんなでサッカーをしよう」と仲裁の声を掛けても、ラグビーのようなボールの奪い合いが延々と続くばかり。

その後、どうにか小童の興味をシャボン玉にシフトさせることに成功。
田舎ならではの広い空き地を最大限に活用し、なし崩し的に小童がシャボン玉を追い掛けるという、あたかも“新たな球技”のような遊びに思わせることで、「アンパンマン」のボールのことは完全に頭から消し去ってみせる俺。

ちなみに、この日の最大の目的であった「アンパンマン」の凧揚げは、断念していた。
見事なまでに無風だったのだ。
何度かトライはしてみたが、俺が糸を持って必死に走っている間だけはなんとか浮くものの、上昇することは絶対になく、ただオッサンが全力疾走するだけという残念な姿しかそこにはなかった。

結果、シャボン玉かボール遊びという二択となってしまい、俺と嫁女房でボール回しをして小倅に絶対に触らせないという嫌がらせをしたり、自分でシャボン玉をやってみたがる小童になかなか渡さないという意地悪をしたり、限られた選択肢の中でもどうにか楽しんだのだった。

ひとりきり子供たちの体力を消耗させたところで、お隣さんにお年賀を持って挨拶に伺い、かつて「アンゴルモアの大王」としてポメラニアン真熊と志熊を震え上がらせていたお孫さんが、可愛らしい高校生になっていることに改めて歳月の早さを痛感し ───

家に戻ってからは子供たちに「アンパンマン」のジュースを飲ませて、ようやく全員が一息ついたのだった。
あれだけ小競り合いを繰り返していた兄弟も、「ジュースの前ではノーサイド」みたいな爽やかなスポーツマンシップを見せる。

そうこうしていると、部落の寄合に出掛けていた親父も帰宅し、順番にお風呂に入ったり、晩ごはんを食べたりと只々慌ただしく時間が過ぎ、あっという間に我々も帰路へ就く頃合いに。
とくに、片時も目を離せない暴走機関車の小童がいるせいか、俺も嫁女房もとにかく写真を撮っていなかったことに後から気が付いた。
なお、小童は計画的に20時頃から寝かし付け、熟睡したままの状態で車に乗せなければならない。

さらにはカーステレオもつけず、ひたすら無音で深い眠りに落とし込む必要がある。
過去にはそれでも途中で起きてしまい大泣きされることが続いているので、今回は途中でコンビニに寄ることも諦め、無音・無言のまま2時間半で走り切り帰宅したのだった。
そして今回も、志熊の骨壺はいつもの場所に無造作に置かれたままだった。

遺影も、愛用していたグッズもなく、装飾もないままに。
オカンには毎日ワインを供えるのだが、志熊には好きだったものを置いてあげる様子もない。
未だ現実から目を背けているようだった。
今回は祖父と孫による野菜の収穫がなかったが、理由は後日に改めて。何もない2日間だった





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