笑顔の芝生ラン

お盆休み明けに、こんにちわ。

今日から社会復帰だというのに、卓球女子の３位決定戦のおかげで床に就くことができず、初日から夜更かしを強いられている局長です。 日本国民としては致し方ないかな。

――― さて、本日も8月12日（金）のお話のつづきを。

のっぴきならない事情により再び福生市を訪れていた俺と真熊。

帰りに近くの公園に立ち寄ってみるものの、見事なほどに芝生以外には何もない公園だったが、ランニングをしている人と、競技用自転車で走る人はそこそこいた。

どうやらアスリート御用達の公園らしい。

“体育会系ポメラニアン” としてその名を轟かせている真熊にとっては、思わず武者震いしてしまうような環境ではないか。

「走りの遺伝子が加速する」

HONDAアコードのＣＭで流れていたコピーが思い出される。
その傍らで、真熊の走りの遺伝子が静かに加速を始める。

「芝生」と呼べるのかは微妙な仕上がりだが、とりあえずそれなりの長さに刈り込まれた草の上を笑いながら駆ける真熊。

ランニングに汗を流す人たちの横で、同じように走りこむポメラニアン。

いい笑顔だ。

まるで走ることに喜びを感じるサラブレッドのようではないか。
毛むくじゃらだけど。

走りながらも、きっちりカメラ目線での笑顔。
真横で併走しながら写真を撮る俺の苦労を理解した上でのスマイルだろうか。

９歳のシニア犬だけど、まだまだ現役の体育会系として、常に足腰は鍛えておこう。

崖の上で吠えるライオンのようなシルエット。

それにしても芝生が好きだな、キサマ。
東京ドームの人工芝でも、同じようなテンションになるのだろうか。

しかし、散々走りこんだ後でも、再び大あくび。

少し走ったくらいじゃ覚めないくらいの眠気をもよおしているのか。
ハイテンションで走ったり、止まった途端に眠くなったり、忙しいヤツだ。

･･････と、ここまで綴っていたところで、卓球日本女子が銅メダルを獲得。

ここまで負けても涙を見せなかった「泣き虫愛ちゃん」が、勝利の瞬間に泣き崩れた姿を見て、当事者でもない俺まで泣いてしまった。
ものすごいプレッシャーから解放された瞬間だったのだろう、愛ちゃん。

同時に、この五輪期間に71回目の終戦記念日も過ぎた。

真熊のこの平和そうな顔は、多くの日本人の犠牲と努力の上に成り立っているということを忘れずに、これからも生きていかなければと思った。

説得力のない写真だけど･････

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芝生を走らせておけば笑顔がつづく安上がりな真熊。

今日からの社会復帰、皆さん頑張りましょう！

【今日の一言】

まだ高校１年生の伊藤美誠ちゃんの堂々とした戦いぶりに、おっさん感動。