木曜日の昼下がりに、こんにちは。
首都圏では毎日のようにゲリラ豪雨が発生しますね。猛暑の“打ち水”にしては強烈過ぎるけど、ないよりはマシなのか、どうなんでしょうね。局長です。
─── さて、2ヶ月間も必死に戦った天然猫の寿喜の最期を「記録」に残す取り組みの続編を。
2024年 7月29日(月)の早朝に息を引き取った寿喜。
翌30日(火)の16時から、予約していたペット葬儀場でお空へ上げるべく、その「旅支度」を粛々と進めていた。
【前話のおさらい】
家族の匂いと御花の掛け布団で寿喜を包み、四十九日かけて天国へと向かう道中で寂しくならないよう家族の写真をたくさん乗せ、お腹が空かないよう好きだった食べ物を添え、いよいよ旅支度が終わってしまった。
お線香を上げて手を合わせる。
16年間も一緒にいてくれたこと、辛いのに俺たちの「終活」のために2ヶ月間も頑張ってくれたことに、心からお礼をした。
何より「絶対にまた会おうな」ということも伝えた。
嫁女房は何を伝えたのだろう。
この2ヶ月間、俺に代わって毎日の通院を担当し、日々変わる容態に誰よりも一喜一憂していただけに、寿喜が力尽きてしまったことはやむを得ないと理解はしていても、やはりショックは相当に大きいはず。
当の寿喜も、大好きな嫁女房に甘える余裕もないほどに衰弱していた。
それでも、抵抗どころか嫌な顔一つせずに大人しく病院に通ってくれたので、嫁女房の気持ちは誰よりも理解していたのだと思う。
小倅が産まれ、小童も産まれ、同時に寿喜も急に“お兄ちゃん”としての意識が高くなったようで、それ以前のように甘えてくることがなくなっていた。
嫁女房もそれを申し訳なく感じていたので、きっと複雑な思いが交差していたことだろう。
【以前は毎日ベッタリで甘えていた寿喜】
そして、本当のお別れのときが ───
炉に入ってしまったら、寿喜の肉体がこの世から消えてしまう。
あの大きな目も、まん丸だった顔も、すべすべの肉球も、すべて。
アライグマ千寿、石像猫にいぼん、ポメラニアン真熊、ポメラニアン志熊・・・・
何度経験しても、この瞬間は体の一部をもっていかれるような、文字どおり身を切られる思いだ。
涙が溢れ出るまま見送り、寿喜の体は炉の中へと消えていった。
15年半もの間たくさんの笑いと癒しをくれた寿喜に哀悼のクリックを
コメント
炉に入る時が本当に辛かったのを思い出します。
1人でそんな中に入って怖いだろうなとか考えたりして。
お花に何より大好きな皆んなと一緒だから怖くなかったよね、ことちゃん。
私もその時はことちゃんに会いたいな。
ありがとうことちゃん。
目の前から姿が消えてしまう瞬間の炉の扉が閉まる時が
本当に辛いですよね。
嫁女房さんも辛かったでしょうね。
毎日コトちゃんと一緒に闘っていましたものね。
コトちゃんは、みんなにいっぱいいっぱい
感謝の思いを残して旅立ったと思います。
ホントにかけがえのない存在が、いなくなるのは辛いですね。
寂しすぎますね…。
局長さんや、嫁女房さんの辛さはよくわかります。
その辛さ、少なからず私も感じています。
私が感じることで、局長さんや嫁女房さんの辛さが少しでも和らぎますよう祈っています。