火曜日の昼下がりに、こんにちは。
昨夜の我が街は台風を通り越してハリケーンみたいなゲリラ豪雨に襲われました。台風7号よりよっぽど危険でした。天候の予測がつかない時代になりましたね。局長です。
─── さて、2ヶ月間も必死に戦った天然猫の寿喜の最期を「記録」に残す取り組みの続編を。
7月29日(月)の早朝に息を引き取った寿喜。
翌30日(火)は、夕方からペット葬儀場でお空へ上げる予約を取っていたので、保育園に行く小倅にはこの日の朝に寿喜と最後のお別れをしてもらい、俺は出張を半日で切り上げて帰宅。
そして定刻の16時に葬儀場へとやって来た。
【前話のおさらい】
ツンデレ三毛猫の稚葉が産めなかった子供たちを供養してもらったことから始まり、石像猫にいぼん、ポメラニアン真熊もここでお空へ上げていたが、こんなに短い期間でさらに寿喜まで連れて来ることになるとは。
人間で言う“遺髪”として、被毛と爪を少しカットする。
にいぼんと真熊のときは、そんな余裕もなく忘れてしまっていたので、親父宅でポメラニアン志熊の葬儀をしたときはしっかりと残したが、今回も忘れずにいられた。
あとは、“いつもどおり”の作業。
にいぼんのとき、真熊のときとまったく同じ工程を踏んでいくこととなる。
寿喜の体を発泡スチロールの箱から葬儀場の台に移し、一緒にお空へ上げる物を添えていく。
にいぼんや真熊と違い、寿喜は我が家の家族全員と仲良くしてくれていた。
だから、俺が前夜にパジャマとして着ていたTシャツだけでなく、大好きな嫁女房が部屋着として着ていたTシャツ、可愛がっていた小倅が前日に来ていたTシャツで囲み、さらにこれから子守りしようとしてくれていた小童のスタイ(ヨダレ掛け)も添えた。
俺のシャツは寿喜の背中に。
嫁女房のシャツは枕にして、小倅とシャツと小童のスタイを抱き締めるような配置にして、家族の匂いに囲まれながら安心してお空へ上がれるようにと。
その上からたくさんの御花を毛布代わりにかぶせていく。
ひょっとしたら「?」と思っているかもしれない。
「なんでそんなもの掛けるにゃ?」と。
真熊と違い、寿喜は別にお花が好きなわけではなかった。
むしろ花を飾ると、稚葉と一緒になっては興味本位で花びらや葉を食べて、その後に決まって吐くという迷惑な行為を繰り返していたが、それでも仏花そもそもの「慈しみの気持ちを込めて供える」という趣旨のもと、寿喜を覆った。
御花の上に、前夜にプリントした写真たちを置いた。
にいぼん、真熊、稚葉と珍しく4匹で納まっているシーン、俺の上でへそ天で寝ているシーン、嫁女房に甘えているシーン、小倅と遊んでいるシーン、そして家族の集合写真 ───
つづく・・・・
15年半もの間たくさんの笑いと癒しをくれた寿喜に哀悼のクリックを
コメント
ことちゃん、みんなの匂いに囲まれて。
口角が上がって笑ってるように見えます。
そうですね、ことちゃんは皆んなと仲良しでしたね!
お空でもみんなとすぐに仲良くなってますね。
だめだ。コトちゃんの記事を読むとやっぱり涙涙になってしまいます。
みんなの服に包まれて旅立ったんですね。
天然朗らかにゃんこで、一読者の心まで癒してくれて…。
『うにゅ』って言ってる可愛い顔を思い出します。
家族みんなの匂いに包まれて旅立ったんですね。
幸せそうな顔してますよ。
誰とでも仲良くなれる猫って珍しいですよね?
面白くて可愛くて優しくて本当に良い子だったなと
ブログでしか知らない私でもそう感じています。
ことちゃん、みんなの匂いに包まれて、安心しているような、本当に幸せそうな顔をしていますね。
良かったね、ことちゃん。
みんなと仲良しで、甘え上手で、面倒見が良くて、大らかで、でも言いたい事は我慢しないで、そして最後まで戦い抜く姿を見せてくれた。
そんなことちゃんが大好きです。
コトちゃん、笑ってますね
コトちゃん、幸せだったね
あぁ、喪失感が半端ないです
コトちゃんの「なんニャア」の顔がもう一度見たいです
コトちゃんありがとう
コトは大好きな家族のにおいに包まれて包まれて旅立ったんだね。
兄ちゃんたちにクンクンされてるよね。
おっちゃん、涙がまたとまらないよ。
コトは幸せ者だぞ‼