嫁女房の出産物語~退院【前編】

スポンサーリンク

7月です。こんにちわ。
関東地方は梅雨入りしてから、恐らく今日は最大級の雨なんじゃないでしょうか。バケツの水をひっくり返したような雨量です。局長です。

─── さて、一昨日のペットブログから逸脱したお話の続編を。

ポメラニアン真熊

陣痛が来たから病院に駆け込んだ── のではなく、一向に産まれてくる気配がないので、誘発剤により強制的に出産することとなった嫁女房だったが、それでも予定日でありキリのいい令和3年3月3日をまんまと過ぎてしまい、翌3月4日生まれとなってしまった空気の読めない小倅こせがれ

【前話のおさらい】

小倅

驚いたのは、嫁女房の計画性の良さ。
こんな写真が送られてきたのだが、小倅に添えられた「1days」という文字は、病院が用意したものではなく、嫁女房が持ち込んだものだった。

小倅

日めくり写真のように、数字だけ日々替えながら毎日撮っていくらしい。
新米ママさんの集うSNSなどで、片っ端から情報収集していたようだ。

そして、コロナ禍によりお見舞いすら叶わない俺はというと ───

小倅

毎日こうしてLINEのビデオ通話で二人の様子を見聞きしていた。

お腹の中で育ち過ぎたため、肌はツルンとした状態で産まれた小倅だったが、目の周りは腫れぼったく、お世辞にも可愛いとは思えなかった。

スポンサーリンク

その頃、我が家では ───

寿喜

寿喜がこんな悲しそうな背中を見せていた。

にいぼん”こと石像猫のにいなが逝き、ただでさえショックなところに、今度は最愛の嫁女房まで突然いなくなってしまったとなれば無理もない・・・・

一方の俺はというと、悲しみに暮れている時間はなかった。
悠々自適な一人暮らしを堪能していたわけでもなく、嫁女房の退院までにやらなくてはならないミッションがいくつもあったのだ。

アカチャンホンポ』でこんな大きなものを購入していた。

そう、“チャイルドシート”。

嫁女房と小倅の退院時に、もう必要となるのだ。
産まれたてだろうが、母親が抱っこした状態で乗車するのは道交法違反になってしまうのである。

スポンサーリンク

そんな右往左往する俺の存在すら知る由もない小倅は、病院でこんなことをしてもらっていた。

小倅

産婦人科の医師がおもむろにベッドに装飾をしながら、小倅にも何やら着せ始め ───

小倅

こんな写真を撮ってくれたようだ。
一時期SNSで話題になっていた、いわゆる「寝相アート」だ。

小倅

うっかり着物姿にしてしまうと、不純物ゼロの“若手力士”のようなビジュアルになってしまう危険性もこのときに発覚した。

小倅

「寝相アート」と言いながらも、最後は完全に泣き出してしまったようだが、嫁女房は楽しんでいたようなので、まぁ良かった。

そんな楽しそうな空気とは対極にいるのが、コイツ・・・・

寿喜

やさぐれているかのような目つきになっているではないか。
この時点で、嫁女房が入院してすでに一週間くらいが過ぎていた。

寿喜

勝手にいなくなったことを、すごく怒っているようだ。
自分の女”が、なんの説明もなく姿を消したとなりゃ、まぁ仕方ないのかな。
(お前の女じゃないけどな)

スポンサーリンク

そして日は流れ、3月11日() ───

コロナ禍により、一歩も中へは入れてもらえない婦人科病棟のドアの前に俺は立っていた。

小倅

すると奥から、赤ん坊を抱いた女性が姿を現した。
嫁女房と小倅である。

晴れて退院日を迎えたのだ。

小倅

出産直後に看護師さんが一瞬だけ会わせてくれたが、それ以来の再会。

初めてじっくり目にする小倅の姿に、やっぱり可愛さは感じなかったが、なんともいえない命の重みのようなものは覚えたのだった。

つづく・・・・

ランキングに参加しています

やたら計画的な入院生活を送っていた嫁女房と傍らの小倅にクリックを

にほんブログ村
腫れぼったい顔だった小倅に「ようこそ」のクリックを。
人気ブログランキング
嫁子が勝手にいなくなって怒り心頭の寿喜にも二発目を。
今日の一言

まさか自分の愛車にチャイルドシートが装着される日が来るなんて・・・・ かっこ悪くてイヤだ

スポンサーリンク
「熊猫犬日記」公式SNS

“非公式”なんて見たことないけど・・・・

公式Instagram

公式Facebook

コメント

  1. クッキー&ちゃちゃ より:

    今は産まれたての赤ん坊もチャイルドシートなんですか!
    知らなかった〜ずいぶん変わるなぁ。

    嫁女房さん、準備がいいですね!
    会えない局長さんもいろいろ楽しめましたね!
    寝相アートも何て可愛いのかしら💕
    こんな事も、やってくれるんですね〜
    いやはや💦素晴らしいです‼️

    ことちゃん、背中が寂しそう〜
    そうね、嫁子居なくて寂しいよね。
    局長さんはいるけど。

  2. ラブママ より:

    おひとりでコロナ禍の出産を迎えた嫁女房ちゃん、
    淋しかったかと思いきや、
    それなりに楽しんでいたようですね(^ ^)
    出産当日からの写真も準備万端で、
    さすがブロガーの奥様だと感心致しました。

    病院も入院生活を快適に過ごせるようにと
    あれこれ催し物(?)があるんですね。
    いろんな姿で撮影した小倅くん、可愛いです。

    ひとり不機嫌だったのはやはりコトちゃんでしたね😅

  3. メダカとトクサ より:

    病院が寝相アートまで撮影してくれるんですね。驚き。

    一方で嫁子がいなくなり、やさぐれていたコトちゃん。

    帰ってきても、小倅ちゃんが寝た時間しか甘えられませんが、それでも嫁女房さんの膝の上では幸せそうな写真があったのは良かった。

  4. とりっこ より:

    病院での寝相アートはすごいですね!!
    ここまで何枚も撮影できるなんてママに寄り添った素敵な病院だったんですね^^
    嫁女房さんもしっかり日付準備されていてさすがです!

    一方でわけも分からず急に1人にされたことちゃん…(局長さんがいるけど)
    不満は募るばかりでしたね^^;
    この時の寂しさが爆発して今の甘え姿があるんですね(笑)

  5. つばめ11号 より:

    可愛いものが大好きそうな嫁女房さん、
    これからも記念日ごとに可愛いものを見せてくれそうで楽しみです。

    可愛くないを連発している局長さん、本当に?
    赤の他人のお子様なのに、私なんてどれを見ても可愛く感じてますよ。
    ドアの向こうに消えていった時は嫁女房さんだけだったのに
    ドアが空いたら二人で帰ってくるなんて、なんだか不思議ですよね。

    チャイルドシート装着を「かっこ悪くてイヤだ」には笑っちゃいました。
    そんなこと言って駄々こねてるお父さん初めてです(笑)

    コトちゃんだけが不満そうですね。
    周りを華やかに飾って寝相アートやってあげたら気分も変わったかも。

  6. 博多の塩 より:

    サヨちゃんは元気ですか(*´-`)??

    • 局長 局長 より:

      サヨちゃんは元気ですよ。
      俺もコロナ禍でもう一年以上会えてないですが、小倅が産まれてからLINEもらいました。

      • 博多の塩 より:

        返信ありがとうございます〜(´∀`)
        最近は過去記事を読んでまして、
        つい気になってしまいフツ〜に質問してしまいましたw
        美人なサヨちゃん大好きでーす♪

  7. 黒字の母ちゃん より:

    ことちゃん
    背中が寂しそうだね😢
    その後は怒ってるにゃ

    寝相アート✨
    凄いですね。
    可愛く撮れてますね📷

タイトルとURLをコピーしました