ツンデレ三毛猫の疾患、順調な快復？

新年最初の木曜日に、こんにちわ。
新型コロナの新規感染者数が一気に増加してしまいましたね。クリスマスから年末にかけて日本全土が浮かれモードに陥ったツケが来ているということですかね。局長です。

─── さて、昨日は例によって２週に一度の「一家総出の通院」だった。

ポメラニアン真熊は相変わらず週２回の皮下点滴（補液）による通院がつづいているが、猫たちは２週おきの血液検査で経過を確認している。

ということで、本日はツンデレ三毛猫の稚葉編を。

肝臓疾患の治療のストレスから、２ヶ月で１kgも体重が減ってしまったために急ぎ全ての治療をストップしたものの、それ以降の一年間にわたり食欲は倍増しているのに、激減した体重が一向に戻らない ───

【肝臓疾患の治療と結果の詳細はこちら】

昨年12月に改めて検査をしたところ、甲状腺ホルモンの異常が原因であることを突き止め、投薬による治療をスタート。

前回12月22日(水)の検査では、それまで１ミリも改善が見られなかった「肝細胞障害」を示すALT(GPT)までもが急降下（改善）しており、効果が出始めていることが分かった。

【前回の検査結果のおさらい】

果たして今回は ───

ALT(GPT)は微増しているが、ALP値は順調に低下（改善）しつづけている。

• ALT(GPT)は、昨年の検査開始から常に「1,000U/Lオーバーで測定不能」という状況も、前回まさかの“403U/L”という急降下（改善）を見せたが、今回は“427U/L”に微増。
• 「胆汁うっ滞」や「胆道疾患」などを示すALPは、未だ基準範囲（正常値）の“58U/L”をオーバーしているものの、前々回から“318U/L”⇒“202U/L”⇒“174U/L”と順調に改善されている。

微増しているALT(GPT)も、院長先生が言うには「停滞しているだけかもしれない」とのことで、必ずしも“悪止まり”というわけではないかもしれないそうな。

そして今回は、甲状腺機能「T4」の検査を一ヶ月ぶりに実施した。

前回「T4」を検査した12月8日(水)は、基準範囲（正常値）の上限が4.7μg/dLのところ、“20.0μg/dLオーバー”で「測定不能」という散々な結果だったが、今回はなんと“7.2μg/dL”とかなりの改善が見られた。

【前回の「T4」検査のおさらい】

さらに、最大の懸念事項だった体重も ───

── と、前回につづき順調に増加。

これまでは、甲状腺ホルモンの異常によるカラダの“空回り”のおかげで、食べても食べても一切太ってくれなかったが、ついにその空回りが収まりつつあるらしい。

食べた分だけ身になり始めているようだ。

この推移をまとめてみると、こうなる。

体重と「T4」、且つALT(GPT)が完全に比例していることがよく分かる。
結論としては、「投薬の効果が出て、順調に快復していっている」と判断できるとのこと。

今後の予定は、引きつづき一ヶ月ほど同じ投薬治療を行い、再び血液化学検査で確認するとのことで、次回の診察は一ヶ月後となった。

２週に一度の通院が、月に一度ペースに。
病院嫌いの稚葉にとっては、何よりの朗報となったのであった。