“悪止まり”から意外な結果に ～寿喜の定期検査の結果報告

新年最初の花金に、こんにちわ。
雪が････ かなり本格的な雪が首都圏に降りましたよ。しかも、珍しいことに我が神奈川県の街よりも東京23区のほうが積もっているんですよ、これが。局長です。

─── さて、昨日のつづきで、1月5日(水)の「一家総出の通院」レポートを。

本日は、肥満細胞腫という“癌”を患う天然猫の寿喜編。

実は前回の通院が２週間前の昨年12月22日(水)だったのだが、この時期はクリスマスなどネタが盛りだくさんで、稚葉の通院レポートしか綴れていなかった。

【唯一綴っていた稚葉の通院レポート】

よって２回分、計４週間分のレポートとなる。

昨年から、肝臓かんぞうと腎臓じんぞうが相互に良くなったり悪くなったりを繰り返し、図らずも“悪止まり”のような状態を維持してしまっている寿喜。

【直近の肝臓・腎臓の前回比の推移】

日付	肝臓 　ALT(GPT)	肝臓 　　 ALP	腎臓 BUN(尿素窒素)	腎臓 Cre(クレアチニン)
10/13㊌	〇	〇	〇	〇
10/27㊌	〇	〇	✖	〇
11/10㊌	✖	✖	〇	✖
11/24㊌	✖	✖	〇	〇
12/08㊌	✖	〇	✖	〇

果たして今回の結果は。まずは肝臓の数値から ───

二つの数値が共に下がって（改善して）くれていた。

• 「胆汁うっ滞」や「胆道疾患」などを示すALPは、９月末以降ずっと安定して基準範囲内に納まってくれているが、今回はさらに“32U/L”まで下がっていた。
• 「肝細胞障害」を示すALT(GPT)は、逆に抗がん剤の投薬が始まってからは常に基準範囲をオーバーしたままだが、前回から“169U/L”⇒“156U/L”と連続で下がってくれた。

両数値とも、３ヶ月間以上ずっと同じような値を行ったり来たりしているので、どうも今後もこの辺りで落ち着いてしまいそうだ。

次に、腎臓の数値はというと ───

こちらは逆に二つの数値が、それぞれ前回から連続で上がって（悪化して）しまった。

• BUN（尿素窒素）は、前回から“51.4”⇒“52.7mg/dl”と過去最高値（最悪値）の更新である。
• Cre（クレアチニン）も、過去最高ではないものの、前回から“2.23”⇒“2.27mg/dl”と過去２番目に高い（悪い）値を更新していた。

とはいえ、過去の“波”と比較しても、決して急上昇しているわけではなく、同じようなアップダウンを繰り返しており、肝臓と同様に落ち着いてしまっている感がある。

基準範囲をオーバーしている数値が多いままで大丈夫なのか ───

院長先生の結論としては、肝臓・腎臓ともこの辺りで落ち着いているのであれば、大きく心配する必要はないとのこと。

最初に病が発覚した頃の“予備軍”に舞い戻ったようなものか。

結果、寿喜も稚葉と同じく次回は一ヶ月後の検査となり、図らずも２週に一度の通院から「月に一度」にペースダウンさせてもらえることに。

ただでさえ文句が多いヤツなので想定外のラッキーだが、とはいえ投薬は今後もつづくので、闘病生活に終わりはないのだ････