ツンデレ三毛猫の快復傾向 ～稚葉の定期検査の結果

２月最初の金曜日に、こんにちわ。
北京五輪が本格的に始まりましたね。コロナ感染が発覚して出場できなくなってしまった選手もチラホラいるようで、不憫ですね。局長です。

─── さて、一昨日の 2月2日(水)は、我が家にとって久しぶりの一大イベントの日だった。

「一家総出の通院」。

“２週に一度”から“月に一度”にペースダウンさせてもらっていた寿喜とツンデレ三毛猫の稚葉の、一ヶ月ぶりの通院だったのだ。

まずは、快復傾向が分かりやすく見えている稚葉の肝臓かんぞうの結果から ───

ALT(GPT)の数値が、年末にグンと急降下してから、二ヶ月連続で微増してしまっている。
今回はさらにALPの数値も上がってしまっている。

• 「肝細胞障害」を示すALT(GPT)は、昨年12/22に「1,000U/Lオーバーで測定不能」という状況から“403U/L”への急降下（改善）を見せたが、前回・今回で“427U/L⇒595U/L”と連続で微増。
• 「胆汁うっ滞」や「胆道疾患」などを示すALPは、前回まで順調に改善し“174U/L”まで下がりつづけていたが、今回は“333U/L”と再び上昇（悪化）してしまった。

一見すると心配な推移に見えてしまうが、院長先生曰く「さほど気にすることはない」とのこと。
その根拠は、稚葉の異常の根幹である甲状腺ホルモンを示す数値「T4」にある。

「T4」の推移もグラフにしてみよう ───

昨年12月8日(水)から投薬治療を始めたが、二ヶ月間で順調に下降（改善）しているのだ。

• 基準範囲（正常値）の上限“4.7μg/dl”に対し、前回の“7.2μg/dl”から、今回は“4.9μg/dl”まで劇的に改善。基準範囲内にほぼ納まりつつある。

肝臓のグラフを見ても明らかだが、昨年12月8日の甲状腺ホルモンの治療スタートと共に、肝臓の値が急降下した。
つまり、肝臓の異常は、甲状腺ホルモンの異常に思い切り連動していたのだ。

今回の肝臓数値の微増は、「T4」の値が完全に安定しきっていないことによる“微動”と考えていい ── というのが院長先生の見立てなのである。

当の稚葉はというと、体調はすこぶる好調の様子。

とにかくよく食べる。

これまでは、一年間にわたり食べても食べても体重が増えなかったのだが、今は食べた分だけ身に付いているのが分かる。

明らかに大きくなっているのだ。

プロ野球選手が、キャンプ前の自主トレで白米を食いまくって体を大きくするような、見て分かる変化である。（今シーズンで言うと巨人の中田翔）

実際の体重はというと ───

2020年7月の、転院前の「Ｚ動物病院」における肝臓の治療スタート時以来の３kg台。
一番重かったときの3.7kgまで、もう少し。

【治療スタート時の稚葉の様子はこちら】

しかしそう考えると、「Ｚ動物病院」にかかっていた一年間って ───

結果論かもしれないが、只々稚葉の健康を害していただけのように見えてしまうな。

甲状腺ホルモンの異常に気付かずに、二次的な疾患の肝臓の治療のみをつづけて、稚葉はごはんも食べなくなって激ヤセして････

まぁ、今さら言っても仕方ないので、とりあえずいい快復傾向にあることだけを喜ぶことにして、稚葉には引きつづき頑張ってお薬を飲んでもらおう。

これからもよく食べて、よく寝て、もっと健康体になってもらわなければ。