謎の自然治癒力と生命力|寿喜の定期検査の結果

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9月の最終日に、こんにちわ。
ヤクルトの村上が急ブレーキですね。この調子ならホームランも60本を超えると思っていたのに、56本すら危うくなってしまいました。局長です。

─── さて、二日前の 9月28日()は、毎月恒例の一大イベントの日だった。

猫とポメラニアンの血液検査

そう、我が家の動物たち3匹の、月に一度の定期検査の日である。

ポメラニアン真熊まぐまは、この他にも週に2回ほど皮下点滴(補液)に通っているが、天然猫の寿喜ことぶきとツンデレ三毛猫の稚葉わかばは、現在ではこの定期検査でしか通院していない。

つまり、2匹にとっては一ヶ月ぶりの通院。

天然猫の寿喜

本日は、トップバッターとして寿喜編を。
ご存知、「肥満細胞腫」という“”に侵された、推定15歳の猫である。

この日も、病院に到着するや否や、待合室で大声で“怒り鳴き”をしてくれ、周りの飼い主さんたちや、そのペットたちにもやかましい思いをさせてしまった。

ちなみに、ここ数ヶ月の寿喜の様子はというと ───

天然猫の寿喜

前々回 7月末(正しくは 8月3日)の検査では、腎臓の数値であるBUN(尿素窒素)が急激に上がってしまっていた。
Cre(クレアチニン)もBUNほどではないが、上がっていた。

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天然猫の寿喜

これは、7月あたりから投薬を全力で嫌がるようになってしまったため、最優先の抗がん剤だけは無理やりにでも飲ませ、他の腎臓病薬などは諦めざるを得ない・・・・ という、投薬量が減っていることからの結果だと判断していた。

本来飲まなければならない薬の量

7月以降の薬の量

天然猫の寿喜

飲む薬の量が減っているので、数値もどんどん悪化してしまうことは想定済みなのだが、なぜか前回 8月末の検査では腎臓じんぞう肝臓かんぞうともに良くなるという、謎に満ちた結果となっていた。

天然猫の寿喜

そんな珍現象からこの日までの一ヶ月間は、さらに投薬を拒否するようになってしまい、もはや朝ごはん後の薬はどうしても飲まなくなってしまっていた。

9月以降の投薬量

無理やり飲ませると“スプレー”を繰り返すようになり、家中が悪臭に包まれるようになってしまったため、断念せざるを得ない状況だったのだ。

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天然猫の寿喜

こういった投薬量が激減した状況での今回の検査なので、相当な悪化が予想された。
では、実際の検査結果は果たして・・・・

まずは腎臓じんぞうから ───

なぜか、やや改善気味の“横ばい・・・・

前回急降下(改善)したBUN(尿素窒素)は、前々回の水準くらいに戻ってしまったが、重要項目のCre(クレアチニン)は2ヶ月連続で下がりつづけている。

  • BUN(尿素窒素)は、前回『TOP GUNトップガン』バリに急降下を成功させ、“42.3mg/dl” まで改善していたが、今回は前々回と同レベルの “53.0mg/dl” まで上昇(悪化)してしまった
  • 重要視すべきCre(クレアチニン)は、前々回に急に悪化したのち、前回 “2.36mg/dl” まで下がって(改善して)いたが、今回もさらに下がって “2.26mg/dl” に

次に、投薬の対象ではないが、肝臓かんぞうの数値はというと ───

重要項目のALT(GPT)は、ほんの微増で、こちらも“横ばい”レベル。

  • 「肝細胞障害」を示すALT(GPT)は、前回少し上がって(悪化して)“141U/L” となっていたが、今回もほぼ“横ばい”の微増で “149U/L” に
  • 「胆汁うっ滞」や「胆道疾患」などを示すALPは、基準範囲内に落ち着いてくれており、前回の“41U/L”から、基準範囲内の “46U/L”と、いい推移を見せている。
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最後に、前回激減してしまった体重はというと ───

少しだけ回復して、3.42kgに。

とはいえ、手術前と比べると1kg近くも減ってしまっているので、もっと食べさせなければ。
あの丸顔も、最近ではホッソリしてしまっているし。

猫と赤ん坊

こうして、この1ヶ月間は投薬量が激減しているというのに、数値は概ね「横ばい」で、決して悪化していないという意味の分からない結果を叩き出した寿喜。

もはや“自然治癒”レベルの回復力をもっているとしか考えられないじゃないか。
天然猫”の本領発揮というところか・・・・

猫と赤ん坊

結論としては、飲まずに在庫してしまっている薬が大量にあるので、それを今と同じペースで飲ませながら経過観察ということに。
次回の検査は、また1カ月後。

猫とポメラニアンの通院

寿喜と同じ癌が転移した場合の平均余命が「1年~1年半」とされている中、現在までの1年2ヶ月を“ノー変化”でシレっと元気に過ごしている不思議な生命力。

とりあえず安心だけはさせてもらえて良かった・・・・

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コメント

  1. クッキー&ちゃちゃ より:

    自然治癒力なんですかね。元々人間にもあるけど薬を飲むから余計治らないと聞いた事があります。
    定期的に検査をして信頼出来る先生がいれば安心です。
    小倅ちゃんとの触れ合いもいい刺激になってるんですかね😆
    大きな声も健在のようで、、、
    何よりです。
    頑張れことちゃん❗️

  2. とりっこ より:

    やっぱりことちゃんは天然というか不思議というか…
    お薬飲まない方がストレスもなく元気に過ごせるのかな?🤔
    もともとことちゃんは自然治癒力が高い子なのかも知れませんね!!

    でもこうしてお薬を減らしても体調を維持できているのは信頼出来る先生に定期的に見てもらえてるからなのかも知れません!

    ことちゃんは病院嫌かも知れないけどこうして小倅くんともたくさん遊べる(遊んであげてる?)のは病院とパパ&嫁子のおかげだよ😊
    これからも通院とお薬頑張ろうね!!

    局長さんの上でウトウトしていることちゃん可愛いです︎💕︎

  3. くうぱぱ より:

    にいな君が、真熊❕、寿喜❕、お前らは子倅が大きくなるまで、最低でもお前らの記憶が残るような年になるまで、お前らはこっちにくるのを許さん❕❕ そして、俺がお前らを守る❕❕って、言っているような気がします。

  4. つばめ11号 より:

    小倅君とのふれあいが、最高のお薬になっているのかもしれませんね。
    このペースを維持して元気にすごしてね、コトちゃん。
    余命宣告なんて吹っ飛ばしちゃえ!

  5. クラヴィス より:

    初めまして、随分前よりブログ拝読しています。
    小倅君が加わり賑やかになりましたね。

    我が家も、13歳の猫を飼っています。
    やはりアレルギーの薬、腎臓のサプリなど朝夕飲ませなければいけません。
    試行錯誤の結果、チュールのゼリータイプ(ステックタイプ)2~3cmに切り、
    竹串で穴を開け袋状にして薬を仕込み飲ませています。
    しかしさすがに猫🐈嗅覚で判るのか、糖衣錠はそのままでチュールと共に飲みますが、
    粉を固めた感じ(説明が下手ですいません)の薬は見事に残します。
    そこで、オブラートを小さく切って包んだものを仕込みます。
    餌入れに入れて置くと、舐めまわし中身が出てくるしまうので、
    手に乗せて食べさせています。

    無理に口に入れると、上手に出してしまうし、気配だけで隠れるし (-“-)
    人間対猫の知恵比べ、今のところ私の勝利です。
    がんばれ局長さん!

  6. ペッツはは より:

    こんにちは😊
    寿ちゃんの生命力は凄いですね。
    小倅ちゃんのお世話でドーパミンがドバッと出てそれが自然治癒力にも繋がっているんでしょうか?
    ペッツは余命3〜5ヶ月で逝ってしまいましたが高齢犬だったので寿命だと思うようにしています🥲
    でも寿ちゃんだったら大丈夫な気がします。よーく様子を見てて上げて下さいね。寿ちゃん。まだまだ小倅ちゃんのお世話あるから長生きしてね☺️

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