残念ながら“やや悪化”｜寿喜の定期検査の結果

８月最初の花金に、こんにちわ。
昨日は我が神奈川県でも、夕方に文字どおり「バケツの水をひっくり返したような大雨」が降りました。荒れた空模様がつづきますね。局長です。

─── さて、昨日につづき 8月3日(水)に行った動物たち３匹の定期検査の結果レポートを。

本日は、肥満細胞腫という癌と戦う天然猫の寿喜編を。

前回は腎臓じんぞう・肝臓かんぞう・体重ともに、数値は“横ばい”と言えるレベルの微増だった。
一ヶ月ぶりの血液検査となった今回の数値は果たして････

【前回の検査結果はこちら】

まずは、腎臓から ───

Cre（クレアチニン）、BUN（尿素窒素）ともに上がって（悪化して）しまった。

• BUN（尿素窒素）は、前回“45.5mg/dl”に微増していたが、今回はさらに大きく上昇（悪化）してしまい、過去最悪値の“55.6mg/dl”に。
• 重要視すべきCre（クレアチニン）は、2月2日の検査からほぼ一直線に“横ばい”と謎の安定を見せていたが、今回はやや上がってしまい“2.46mg/dl”に。

つづいて、肝臓の数値は ───

こちらも重要視すべきALT(GPT)が上がってしまっている。

• 「肝細胞障害」を示すALT(GPT)は、前回“134U/L”に少し上がって（悪化して）しまっていたが、今回はさらに上がり“166U/L”に。
• 「胆汁うっ滞」や「胆道疾患」などを示すALPは、基準範囲内に落ち着いてくれており、前回の“39U/L”から、今回も“38U/L”といい推移を見せている。

実は、この悪化には少しだけ心当たりがある。

一日おきに抗がん剤を服用しなければならないのだが、これが相当苦にがいらしい。

オブラートに包んでから猫缶に混ぜていたのだが、最近は気付いて避けるようになってしまったので、インプッターで強引に飲ませるようになっていた。

これがかなりストレスなようで、ごはんで“お口直し”させようとしても、怒って一切食べず。
そのまま不貞腐れて“真熊の巣”に引っ込んでしまうので、残りの腎臓用の薬も飲ませられなくなってしまっていた。

よって、一日おきに抗がん剤を飲む代わりに、腎臓用の薬も一日おきとなってしまう。
腎臓の数値の悪化は、これが原因ではないかと思う。

とはいえ、我々も手をこまねいているわけではない。

嫁女房が今週から、抗がん剤を飲んだあとでも腎臓用の薬を飲ませる“裏技”を編み出したのだ。
ここ３日くらいは上手くいっているので、このまま継続できることを願うのみ。

最後に、減少がつづく体重は ───

５月に減ったまま横ばい。
以前は４kg台で丸顔だったのに、ここ一年間はずっと３kg台で、さらに最近は3.6kgと過去最低。

これも上述のとおり、抗がん剤を飲ませた日は怒ってごはんも食べないことがあったので、それも一因かもしれないが、食欲そのものも少し落ちているのかもしれない。

鯖さばを定期的に食べさせて増量させようかな。

では、当の本人（猫）の様子はというと ───

なんとなくだが、ここ２ヶ月くらいは元気がないように感じる。
小倅こせがれの“子守り”も頻度が減ったし、そもそもあまり動かない。

「バースデー健康診断」上、数値の問題や他の疾患は見られないので、猛暑による“夏バテ”が原因ということであればいいのだが、秋になれば復調してくれるのだろうか。