自宅の建て替えプロローグ

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木曜日の朝に、こんにちは。
最強寒波、耐え抜いていますか? 1979年築の我が家(仮住まい)は、30分ほど暖房が切れただけで室温が10℃まで落ちて、命の危機さえ感じました。局長です。

─── さて本日は、そんな「仮住まい」への移住の根幹となるお話のプロローグを。

局長ファミリー

「後日、新シリーズとして連載」と告知はしていたが、まずは自宅の建て替えに至った経緯を(必要ないとは思うが)綴っておこうと思う。

【いきなりカミングアウトした自宅の建て替え計画】

そもそも、我が家(仮住まいではない元々の家)は、俺の旧実家である。

旧実家
(左)後ろに写る原付バイクに時代を感じる。

俺は社会人になると同時に実家を出て、職場に近い場所で一人暮らしをしていたのだが、オカンが「老後は田舎暮らしがしたい」などとドリーマー的なことを口にするようになり、本当に財産を叩いて外房の片田舎に築100年超えの古民家を購入したことから、いろいろな歯車が想定外に動き始めた。

外房の両親宅

老後の蓄えを予定外の大きな買い物に回してしまったことで、両親は「代わりにこの自宅(旧実家)を貸して家賃収入を得よう」と考え、一人暮らし中の俺に真っ先に白羽の矢が立ったのだった。

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旧実家
(上)高校の入学式の朝。茶色い制服の高校だった。

俺からすると、職場からは少し遠くなってしまうが、「安い家賃で100㎡超えの4LDKの家に住めるのだから決して悪い話ではない」という考えの元、数年ぶりに戻ってくることにした。
こうして2003年、両親は房総の片田舎へと移住していった。

だが、その集落は車がないと生活不能。路線バスが走っていないのだ。

旧実家

ゆえに両親も、いずれはこの旧実家のある“熊猫犬地方”に戻ってくる予定としていた。
旧実家を「大きな病気をしたときのために資産として残しておきたい」という意思もあった。
そのため俺も、この家に永住する予定はなかった。

外房の両親宅

だが、両親が外房の片田舎に移住してしばらくが経ち、現地に生活の基盤やコミュニティもできてくると ───
「車の運転ができなくなったら、こっち(外房の片田舎)で夫婦二人で施設に入る」
「片方が死んときに熊猫犬地方(旧実家)に戻る」

といったふうに、それまでの構想に変化が生じ始めた。

旧実家

俺はというと、安い家賃で住まわせてもらっている間にハイペースで貯金をし、結婚したらどこかに新居を構えようと考えていたのだが、
「この旧実家を建て替えて、親の片方を迎え入れて同居」
という選択肢も加え、2008年から本格的に建て替え計画を動き始めた。

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しかし 2009年8月、俺のまさかの婚約破棄により、旧実家の建て替え計画はストップ。
とはいえ、その後も理想の間取りや設備の追及と、情報収集はつづけていた。

以後は「結婚したら、奥さんと共にプランニングをしたい」という願望の元、情報収集や自分なりの仮想プランニングはするものの、具体的な動きはせずにいた。

母の死

同じ年、オカンが急死。
残された親父は、「外房の片田舎に残り熊猫犬地方には戻らない」と決断した。

車が運転できなくなり、一人での生活が立ち行かなくなった場合は、「外房の片田舎で施設に入る」と言うのだ。

【田舎暮らしスタートから僅か6年で急死したオカン】

2枚目の写真にある駐車場も現在は解体工事中…

「いやいや、家族がいるのにそれは望ましくないでしょう」という思いがずっとあったのだが、10年後の2019年に俺が結婚。

相手の嫁女房もその思いに同意してくれたこと、親父が嫁女房のことを大好きなことから、
「親父が車の運転ができなくなったら、熊猫犬地方で同居する」
ということで合意したのだった。

4枚目の写真と同じ位置から撮影。建屋は消滅してしまった。

とはいえ、何度か綴ってきているとおり、この耐震基準も満たしていない欠陥住宅では、近い将来必ず来ると言われている南海トラフ巨大地震首都直下型地震で間違いなく倒壊してしまうので、晴れて建て替え計画をリスタートすることとなったのだった。


─── 具体的な経緯や工程については、新シリーズにて詳しくレポートしていきます。
乞うご期待。

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今日の一言

旧実家の解体工事は着々と進み、ついに建屋は消滅してしまいました。さすがにショック…

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コメント

  1. もんちゃん より:

    おぉー!プロローグ😆

    2008年から計画してたんですね。
    今までの流れも非常に興味あります!
    私はずっと賃貸暮らしだったので育った場所は残っていますが、持ち家だと思い出が詰まったおうちが壊されるの寂しいですよね😢
    でも!これから楽しい思い出また重ねていきますね😆✨✨
    引き続き楽しみです♪

  2. 匿名 より:

    しっかりした将来設計!本当局長さんしっかりしてらっしゃる!素晴らしい
    お庭とかどうなるのかも気になります。梅の木どうされたのかなぁ

  3. クッキー&ちゃちゃ より:

    そうなんですね。
    いろいろあっての今回の建て替えなんですね。
    なるほどなるほどと読みました。
    お父さまはまだ運転してるから同居はまだ先なのかな?
    思い出のある家が無くなってしまうのは寂しいものですよね。
    長くプランニングした家、どんな家になるのか楽しみです!
    いよいよ新シリーズの始まり、長いシリーズになりそうですね!!

  4. とりっこ より:

    色々と考えた故、満を持しての計画だったんですね!
    私は正直そこまで考えず…😂
    お互いの実家の中間地点がベストだというくらいでした💦

    計画を練り始めてからいざ計画開始まで、色々と環境の変化はあったと思いますが、まずは工事が始まって良かったですね!

    生まれ育った家が壊されていくのは心苦しいと思いますが、これから新しい家で新しい思い出が出来ますよ😊
    本編が始まるのも楽しみにしています✨

  5. つばめ11号 より:

    そんなに長いこと計画していたんですね。
    自分自身のことも変わりますが、家も変わっていきますよね。
    10年前にはなかった設備とか間取りとか。

    私は、2年前に雨漏りを見てもらったら、瓦がボロボロって言われて
    屋根を全部ふき替えるのと家を取り壊すのがほぼ同じ値段と分かって
    家の建て替えを決めました。
    えぇい、やっちゃえ!ってノリで決めたような感じです。

    局長さんがどんな家を建てるのか、このシリーズが本当に楽しみです。

  6. 匿名 より:

    いよいよ始まるんですね

    新居の完成は私達読者もとても楽しみですが、同時に旧宅が無くなってしまうのは寂しい限りです

    懐かしい写真も拝見出来て、見応えたっぷりでした♪
    今後も見れるのかしら?

    それにしても局長さんの高校生、可愛過ぎです

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