猫の習性の間違った事例

9月11日に、こんにちは。
そう、今日は「9.11」の日ですね。鮮明に覚えているのに、もう22年も経つんですね。あれ以来、中東の治安が悪化したままだってのに。局長です。

─── さて、これまで何度か綴ってきている件を、もはやシリーズ化してみることに。

天然猫の寿喜ことぶきによる、“寝床～トイレ～水飲み”の定点観測を。

慢性腎臓病まんせいじんぞうびょうが悪化したことで、「多飲多尿」の症状が顕著になってしまい、毎日たくさん水を飲んでは、大量のオシッコをする ── というフローを何度となく繰り返すのだ。

シリーズ化する必然性もニーズも１ミリもないとは思うが、あのド天然の寿喜だけに、カメラさえ向けていれば何かしらおかしなアクションを見せてくれるような気がするのだ。

案の状、この日は ───

猫の習性で「用を足した跡に猫砂をかけて隠す」という行動があるが、まさかのトイレ前に設置しているPanasonicの脱臭機『ジアイーノ』の本体をカリカリし始めた。

外敵に自分の居場所をキャッチされないよう、臭いのあるオシッコを隠す ───

という“目的”のための習性だというのに、もはや目的なんてどうでもよく、「猫砂をかける」という“手段”のみを機械的に行っているだけの寿喜。
ましてや、砂なんてどこにもない場所で。

そして、まるで「オシッコとして放出した体内の水分をすぐに補充しよう」と脳が信号を発しているかのように、トイレから出た瞬間に水をガブ飲み。

ちなみに、この往復だけがルーティーンのように見えるかもしれないが、実は他にも
「おもむろに起き出して、突然キレながらごはんの催促を始める」
という行動も、一日に５～６回繰り返されている。

それを見て嫁女房は ───

なんて核心を突いた推測をしていた。
前々から少し痴呆に近い症状が出ていただけに、あながち間違った発想ではないかもしれない。