「のり塩じゃがバターベーコンてりたま」の衝撃

新年度最初の花金に、こんにちは。
台湾で大地震が起きてしまいましたね。日本で災害があるたびに真っ先に多大な支援をしてくれる兄弟のような間柄ですから、せめて何かしらの協力をしなければ。局長です。

── さて、これまでも何度となく綴ってきているが、我が家は『マクドナルド』を愛している。

マックデリバリーの“エアポケット”のようなエリアだった“仮住まい”での９ヶ月間、思うようにマクドナルドを食べられなかった鬱憤を発散するかのように、新居での生活がスタートしてからは、韓国人にとってのジャージャー麺くらい気軽にオーダーしている。

【仮住まいはなぜかマックデリバリーの圏外だった】

小倅こせがれも、少し前の「人生初のハンバーガー」を経験してからというもの、まるでアメリカ生まれの３歳児バリにマクドナルドが当たり前のような生活スタイルになりつつある。

とくに我が家では「朝マック」の利用率が高いのだが、最近は嬉しい出来事も。

朝マックのメニューにも「てりやき」が加わったのだ。
俺が愛してやまない「ソーセージマフィン」に対し、マフィン以外を「てりやきマックバーガー」の具と入れ替えた『てりたまマフィン』だ。

『てりたまバーガー』の期間のみの限定品のようだが、「ソーセージマフィン」と甲乙つけがたいレベルで、「てりやきマックバーガー」が好きな我が家にとっては「朝からてりやき」を可能にする魅力的な････ 否、魅力しかない一品だ。

同時に気付いてしまったこともある。

てりやき味のパティやマヨネーズがたっぷりついたレタスは、マフィンよりも通常のバンズのほうが相性がいいということに。
つまり、「てりたまフィン」よりも「てりやきマックバーガー」のほうが美味しいのである。
仕方ない、そもそも後者が本家なのだから。
※個人の感想です。

だが一つ、非常に残念なケースも起きていた。

それは、同じく期間限定だが昼メニューにある『のり塩じゃがバターベーコンてりたま』。
文字どおり、従来の「てりたまバーガー」に、のり塩／じゃがバター／ベーコンが加わったスペシャリティな味なのだが、あえて言おう、決して美味しくはない。

それぞれの味はきっちりしているので、“嘘”は言っていない。

だが、問題はそれぞれのバランスとハーモニーだ。
互いに美味しさを引き出し合ったり、引き立て合ったりすることの“シナジー”も必要なのは言うまでもなかろう。

だがこの一品には、それが皆無だ。

互いに味の主張をし合っているだけで、そこにはハーモニーもシナジーも存在せず、完全に殺し合っている、言うなれば「味のバトルロイヤル」状態。
※ 個人の感想です。

マクドナルドの新メニューやフェアメニューはどれも美味しくて、毎シーズン楽しみなのだが、ちょっと今回ばかりは失望した。
混ぜりゃいいってもんじゃないぞ！