さよなら等身大ガンダム｜小倅“洗脳”計画【後編】

４月最後の花金に、こんにちは。
昨日は久しぶりに太陽と再開したと思ったら、今日の関東地方は最高25℃の夏日のようで、小倅こせがれは半袖で保育園に登園しました。寒暖差が激しいですね。局長です。

─── さて、こちらもずいぶん空いてしまったが、例のお話の最終章を。

小倅こせがれを『きかんしゃトーマス』好きから『機動戦士ガンダム』マニアに“改宗”・“洗脳”するために、今年３月いっぱいまで横浜は山下ふ頭で開催していた『GUNDAM FACTORY YOKOHAMAガンダムファクトリー横浜』へと連れて行った件。

【前話のおさらい】

そもそもガンダムについて、俺のスマホ画面で画像を見たことしかない小倅は、サイズ感もどんなキャラクターなのかも知識を持っておらず、この会場でいきなり目の前に現れた“実物”に只々圧倒されるのみだった。

しかし、すぐにその迫力やカッコ良さに惹かれたようで、テンションも急上昇。

後方のガンダムと同じポーズをして写真に納まるほどだった。
これからガンダム・フリークとして育っていくための素養は十分にあるようだ。

ちなみに、嫁女房もガンダムについては、数年前に俺により強制的に連れて行かれた映画『ガンダム THE ORIGIN』や、一方的に熱く語られる説法による情報程度しか持ち合わせていないので、小倅と同様“ガンダム・ビギナー”、“ガンダム素人”である。

この日はまだ学生の春休みに入っておらず、且つ平日ということもあり、かなり空いていた。

残り１ヶ月を切っていたので土日は激混みだったらしく、小倅に保育園を休ませてまで平日をチョイスしたことは実に正しい判断だったようだ。

おかげでお昼ごはんも、屋外テラスのこんな特等席に座って、じっくりと動くガンダムを見ながら楽しむことができた。

きっと３月の土日にこの席に座ることは、新型のiPhoneを誰よりも早くゲットするために数日前からアップルストアに並ぶのと同じくらいの労力を必要とするのだろう。

驚いたのは、会場内には日本人はもちろんのこと、外国人のガンダムファンが多かったこと。

とくにアジア圏の人たちだが、東京観光ついでに立ち寄った風ではなく、このために来日したのか、“撮り鉄”くらいの機材と気合いでガンダムを撮影しまくっていた。

そしてこのテラス席は、会場内にある「ガンダム・カフェ」専用の席。

もちろんカフェのメニューもすべてガンダムがらみ。
ガンダムのシルエットにカットされた海苔が乗っただけだが、当然それなりの金額だった。
だが、小倅は大喜びだったので、良しとしよう。

こうして、開催期間ギリギリで間に合った「ガンダムファクトリー横浜」。

小倅にもガンダムの偉大さを少しだけインプットできたところで、いい時間になったことから後ろ髪を引かれる思いで会場を後にした。

ありがとうガンダム、フォーエバー等身大ガンダム！