火曜日の昼下がりに、こんにちは。
大谷翔平選手が自己最多の55本塁打を打ちながら、僅か1本差で本塁打王のタイトルを逃すとは、なんてツイていないんだ・・・・ 局長です。
─── さて、かなりペースを上げ始めている「自宅の建て替え」レポートの続編を。

平面図に続き外観パースが完成したことで、当たり前のことだがヘーベルハウス側は契約を急かすようになってきた。
週1回ペースで打ち合わせを重ねていたが、毎回プレッシャーを掛けてくる。
【前和のおさらい】
内装や設備などはまだまだFIXしていないのだが、実際には家づくりとはそういうものなのだ。

全体の仕様が7~8割方くらい決まれば、その時点での金額で契約を結び、以降は工事と同時並行で内装などの細部を決めていき、すべて決定した段階で最終金額が確定する。
当然だが、契約時の見積りからはアップもすればダウンもする。

現在の新居のケースでも、建物の構造と外観まで確定した時点で、水回りなどの設備も「これくらいのグレード」という目安は話していたので7割方は金額感が見えてきており、そのタイミングで正式契約を結んでいた。

つまり、この当時のヘーベルハウスとの家づくりでも、普通なら契約を締結した上で仕様の詳細を詰めていく段階だったのだが、俺はどうしてもアクセルを踏み込めずにいた。

この外観パースを見て疑問を感じる点が出てきていたのだ。

「Lハット」にしたとて、高さ1.4mの“蔵”を造作したら、その上部が部屋として成立するのか・・・?

この時点では俺も不勉強だったのだが、俺からの「スケルトンによる“蔵”の実現」といったリクエストに対する営業マンの「Lハットなら対応可能」という言葉は、当然ながら“蔵”も上部の“部屋”も成立させることを意味すると解釈していた。
【スケルトンによる“蔵”の実現とは】
そのためには、多少の寸法上の差異はあるだろうが、こういったサイズ感を想定していた。

「Lハット」部分は、天井の“起点”そのものが高くなり、そこからLハットによる屋根勾配が付く“ハイ天井仕様” ── と。
しかし、この外観パースを見る限り ───

天井の起点は変わらず、単純にLハットが“乗っている”だけの構造だ。
その場合、内部の天井高はどうなっているのか。
高さ1.4mの“蔵”が造作されたら、その上部の部屋の天井高はどうなるのか。

この疑問を追求すると、なんとも歯切れの悪い回答が返ってきた。

Lハットは通常の天井に追加されるのみの構造でして・・・・

それでも“蔵”を収容することは可能だと思うのですが・・・・
とはいえ俺も、一生モノの買い物を推測で話すわけにはいかないので、「とにかく展開図を出してくれ」と要求する。

展開図とは、ざっくりと説明すると、建物を中心から垂直に切断した断面図のような図面で、窓やドア、コンセント、スイッチの位置などの確認に使用する。
平面図では把握しづらい高さ方向の情報を詳細に確認できるものだ。
第一次・家づくり計画で契約直前まで進んでいた「RC-Z工法」の家でも、このような展開図を見ながら、“蔵”とその上部の部屋の寸法関係を確認していた。

だが、ヘーベルハウス側は頑なにこの展開図の提出を拒んでくる。

展開図は、窓やドア・コンセント・スイッチの位置など壁面の仕上げや、デザイン・素材の指定などに作成するので、契約後でないと・・・・
といった感じでのらりくらりとかわし続けるばかり。

Lハットを使ったところで、この天井高じゃ物理的に“蔵”なんて成立しないんじゃないか?

普通に寸法を追えば、どう考えても“蔵”の上は「居室」ではなく「屋根裏」くらいの高さしか取れないのではないか・・・・
ヘーベルハウス側からのなかなか的を得ない回答に、俺の懸念 ── というか、疑念は日を追うごとに大きくなっていった。
つづく・・・・
4年前のこの時期は、こんな攻防を繰り広げていたんだな。小倅も生後半年くらいの時期で…
コメント
ここにきて雲行きが怪しくなってきましたね。
確かに170センチくらいの高さしか出せないですよね。
今の身長ならいいけど、これは子供部屋じゃなくて小屋裏…
気が付かないで出来上がって、低い事に気がつくなんて事があるって事ですか。
怖い😱
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AIが作り出した女性なんですか!
この世に存在しない人なんですね、なんか不思議です。
言われてみれば確かに高さが足りないような。
家のことに詳しいしこだわりポイントだからかもしれないけど、
契約前に冷静に分析してるのがさすがです。
ヘーベルハウス側もちゃんと気づいていたんじゃないでしょうかね。
思いの外局長さんが詳しくて焦っているようにも思えるし。
言い方悪いけど、契約しちゃえばこっちのもんみたいな感じで
なんか不信感が湧いてきますね。
ここからどうなったのか、続きを早く読みたいです。