設計事務所と打ち合わせ開始|第一次・家づくり計画

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週の真ん中に、こんにちは。
ジャニーズ事務所が消滅し、昨日から新会社に移行したんですね。テレビはこれで変わるんですかね。プロダクションの圧力で干される人って減るんですかね。局長です。

─── さて、実に2ヶ月ぶりとなってしまうが、例のマニア受けしているシリーズを。

そう、近い将来必ずやって来るらしい大地震にも「絶対に倒壊しない家」を目指して、2008年にスタートした“第一次・家づくり”編のつづき。
ここ最近は、新居の工事の進捗レポートがメインになってしまっていた。

憧れの『ヘーベルハウス』に深く失望した俺は、ここで大手ハウスメーカーという選択肢を完全に消し去った。

元々、“設計事務所”を第一に考えつつも、長きにわたるファン精神からショールームに行ってしまっただけで、これで本来の計画に戻ったのだ。

【ヘーベルハウスへの失望のおさらい】

【最初から設計事務所に依頼する予定だった】

1996年から住宅業界の片隅に身を置き、且つ2008年当時は広告宣伝業務に勤しんでいたため、住宅系の媒体や建築家にもパイプを構築していた俺は、興味のあった設計事務所の何社かにアクセスしてみた。

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その中で、建築家の先生と「住宅や建築に関する思想」「建てたい家の構造や間取り」「導入したい設備」などをオリエンしていくうちに、ある傾向というか特徴というか、ちょっとネガティブな“お約束”に気付いてしまった。

多くの建築家には ───

  • 得手/不得手がはっきりしている。
  • 木造をメインとしている建築家が圧倒的に多い。
  • 鉄骨造を不得手としている建築家は、その構造をクソみそ批判する。
  • RC造対応できる建築家は少ない。
    (可能だとは言うが、木造に持ち込もうとしてくる)

といった共通点があり、俺が第一希望としているRC造などは、その工法を得意としている設計事務所を探さない限り、依頼することさえ不可能だった。

あとは、主張も強い。

売上重視のハウスメーカーとは違い、自分の「作品」としての捉え方が強いので、施主の要望をなんでもかんでも100%実現しようというスタンスでもない。

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「ヘーベルハウス」の項で紹介した、俺の希望とする間取り ───

「子供部屋」は、2階でリビングの隣に2部屋。
帰宅して親と顔も合わせずに自室に閉じこもるようなことがないよう、リビングを経由しないといけない動線に。

について、ある建築家は驚きの意見を述べてきた。

建築家
建築家

それは親としての「教育」の問題。
「帰宅後は必ずリビングに顔を見せに来ること」というルールを守らせる教育さえできていれば、間取りは関係なく解決できるはず。

いやいや、そうもいかないのが反抗期であり思春期でしょう。

※ イメージ

こうなると俺も絶対に主張を曲げないタイプなので、家族の問題を解決して見せるのが本当の建築と言い返したりで、結局その建築家が出したアンサーは、ちょっと衝撃的なプランだった。

階段が2箇所あるのだ。

    ※ イメージ
  • 2階はLDKを広く取るべきだから、リビングの奥に子供部屋を配置するのは望ましくない。
  • 帰宅した子供は、1階玄関から2階LDKに上がり顔を見せる。
    その後、LDK奥にある子供部屋への階段で1階へ下りる。
  • 1階は、玄関と子供部屋がつながっておらず、絶対に2階のLDKを経由する必要がある。

妥協点を見い出した結果なのだろうが、延床30坪程度の家に階段が2箇所あるなんて、生活動線としてはあまりにも不便だし、「容積率」上の床面積も非常にもったいない。
言うまでもないが、この建築家とは成約することもなく、ここで商談は終わった。

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今日の一言

2008年当時のことは鮮明に覚えているのに、もう15年も前のことになるんすね。なんか怖い

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コメント

  1. なお より:

    面白い建築家😅

  2. @座間 より:

    階段2ヵ所の案を聞いていた時の
    局長さんは口がポカ-ンって感じだったんでしょうか( *´艸`)
    流石にそれは無いですよね!
    考え方は人それぞれなので
    よっぽどあり得ない事を言ってる以外は
    金を出す方の意見を汲み取らないと
    うちはある程度子供が大きくなってからの新居だったので
    リビング階段にされかけましたがNGにしました
    あと、やはりリビング階段だと
    子供が友達を連れてきたりすると面倒かなぁ
    私みたいなズボラな主婦は
    部屋を常に綺麗に保つ事ができない事と、
    ソファで寝っ転がってたりするので
    いちいちお友達に挨拶したりするの面倒かなぁ・・・

  3. こたん より:

    私は座間さまの気持ちに近いですね、リビング→子供部屋
    自分の反抗期はかなりキツかったので、ほとんど他所んちに行ってました
    鬱陶しいんですよ、家族と顔を合わせるのが。声聞くのも嫌でしたねぇ
    局長さんも考えたくないでしょう、そんな反抗期
    数年間、親と殴り合いでしたが今は両親と同居なんですよぉ(笑)
    だからって階段がふたつある家・・・吹き出しました‼️ありえない❗️
    私だったら窓から出入りしますね、断固❗️ふふふ
    シリーズ楽しく拝見してます。これからもプロフェッショナルの繰り出す
    珍アイデアに期待します。よろしくお願いします

  4. クッキー&ちゃちゃ より:

    建築家ってそうなんですねぇ。
    これは建築家を探すところから前途多難な様子💦

    階段2ヶ所とは斬新な…
    これを採用すると思って提案したんですかね。

  5. つばめ11号 より:

    自分の「作品」、これ分かります。
    私の家を設計してくれたデザイナーさんもそれっぽいことを言ってましたよ。
    でも、たまたま私の感性と合致したので、彼の作品に満足しています。

    これって今じゃなくて2008年のことなんですよね。
    この頃どんなのが流行っていたのか分からないけど、局長さんの考えが
    今の流行りに近くてびっくりでした。
    2階リビングとか、子供がリビングを通らないと部屋にいけない間取りとか。
    局長さんの具体的なお仕事が分かりませんけど、デザイナーとしても
    十分やっていけるんじゃないでしょうか。
    こんな面白い提案する人より、もっとずっといい提案ができそうです。

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