「憲法記念日」の朝に、こんにちは。
昨日・一昨日が仕事だった人にとっては、いよいよ今日がGW初日ですね。あれこれ予定は組んでいますか? 思い切り楽しみましょう。局長です。
─── さて、忘れた頃にやってくる、コアな読者さんには刺さっているらしい例のシリーズを。
そう、我が家の建て替え計画レポートである。
23歳の年に住宅業界に飛び込んでから、将来建てると決めた「理想の住まい」を夢見て日々“間取り”や”設備”にアンテナを張り巡らせていた俺の、「情報収集編」的なお話の続編。
ちなみに、この時点で“脳内ブックマーク”していた情報群はというと ───
- ミサワホームの「蔵」
- クリナップの「フロアコンテナ」
- 川口技研の「ホスクリーン」
- リビング階段
- その①
- その②
- その③
そして月日は流れ、2004年に広告宣伝の仕事に就き、住宅系媒体との関わりが多くなってからは、今度は「どこに頼むか」「どこで建てるか」を具体的に考えるようになった。
行き付いた先は、設計事務所。
地場の工務店、大手から中規模までの各ハウスメーカーなど選択肢は様々だったが、雑誌『モダンリビング』や『I’m home』との仕事や、竣工間もない住宅へ自社の取材に伺う機会が多かったせいか、建築家による細部にまで“こだわり”が詰め込まれたオリジナリティの高い住宅への憧れが日増しに強くなっていたのだ。
「設計事務所って何?」という人も多いかと思うが、分かりやすく例えるなら『大改造!!劇的ビフォーアフター』(テレビ朝日系)の“匠”だ。
住宅の設計から工事監理をする人である。
実際に取材の場や媒体のパーティーなどで、設計事務所を営む建築家の先生方とお話しする機会も多く、夢は膨らむばかりだったが、気になるのは金額面。
設計事務所で家を建てるというと、それだけで高額になるイメージがなんとなく強い。
工務店やハウスメーカーの場合は、基本的には見積り金額に「設計料」が含まれている。
内訳に「設計費:X,XXX,XXX円」といった形で記載されているケースがほとんどで、相場は「総工事費の2~5%」とされている。
一方で設計事務所の場合は、設計料が別途「総工事費の10~15%」というのが相場。
例えば、その設計事務所のプランに合意すると、次に工事を請け負う工務店を選定してもらう。
数社に声を掛けて(一社に決め打ちの場合もある)相見積の上で工事費が 2,500万円となり契約に至った場合は、設計料はその10~15%で“250万~375万円”という計算。
つまり、施主は合計で「2,750万~2,875万円」を要することになるのである。
これを高いと感じるか否かは人それぞれだが、そのくらいの金額が別途発生するという理解の上でトータル予算を設定すればいい話なので、俺は設計事務所で家を建てることをメインに考えるようになった。
果たして今回の建て替え計画では、どこに頼んだのか。
つづく・・・・
夢ばかり壮大になっていく我が家の建て替え計画にクリックを
コメント
ビフォーアフターの番組好きでした。
住むのに凄く便利になり綺麗になり羨ましかったです。
設計事務所に頼むと言う発想は全く無かったです。
ハウスメーカーで家は建てるものかと思ってました😆
でも一から決めるんですよね。物凄く大変そう😅
それは忙しいですね〜
だから「オリジナリティの高い住宅」になるのは間違いないですね!
ハウスメーカーならある程度決まってて、コンセントの位置とか何ヶ所つけるかとか壁紙の色とかそれでも結構選ぶ項目ありました。
設計事務所の立ち位置説明丁寧にありがとうございました!
今日はドッグランに行って来ました。
入った瞬間、黒ポメちゃんを見つけてストーカーしてました。2.5キロの小さなポメちゃんでめっちゃ可愛かったです❣️
新聞と一緒に届くチラシに、時々設計事務所の6人くらいのデザイナーの話を聞く
というのがあって、家を建てる前はけっこう真剣に見ていました。
その人たちがデザインした家の写真も載っていて、どれも個性的でおしゃれ。
でもお値段も高そうで私には無理だなって諦めました。
局長さんがマグちゃんやコトちゃんわかばちゃんのためにこだわったギミック
設計事務所の方と一緒に考えたんでしょうか。
今日の話も分かりやすかったし、ますます興味が湧いてきました。
ハウスメーカーは利益率がめちゃくちゃ高いのでちょっと拘っただけでも建築家がきちんと精査してくれたものよりも遥かに高くなるイメージですね。
建売と質は変わらずに間取りだけを拘りたいならハウスメーカーでもいいかもしれませんが素材やデザイン性にも拘りたいなら建築家一択だと思います。