兄からは好かれるも弟からは････｜屋上たこ焼き Vol.5

木曜日の昼下がりに、こんにちは。
「ダウンタウンチャンネル（仮称）」の今秋スタートが正式に発表されましたね。お笑い第三世代で青春時代を楽しんだ者としては楽しみ以外の何もありません。局長です。

─── さて、お盆休みのど真ん中に開催した“真夏のジャンボリー企画”レポートを再開。

8月13日(水)、『真夏の屋上たこ焼きパーティー』と銘打った「真夏の炎天下に灼熱の屋上でたこ焼きパーティーをしよう」という、昨今の猛暑に真正面から立ち向かうリスキーな企画を前々から予定して決行したものの、まさかの雨に見舞われてしまった。
ようやく雨が上がった16:30過ぎ、本来の趣旨に沿って屋上へと繰り出したところへ ───

【前話のおさらい】

保育園から帰宅した小倅こせがれと小童こわっぱが登場。

お盆休みであっても、日曜・祝日でない限り保育園は普通に運営しているので、２人には元気に登園してもらい、嫁女房は「ここがチャンス」とばかりに数ヶ月ぶりに美容院へ。
つまり、屋上たこ焼きパーティーのために３名の客人が我が家を訪れたものの、在宅していたのは俺だけだったのだ。

すると、“むらも”がすぐに２人の元へ。
過去２回の“ふれあい”で子供嫌いを克服したのか、かなり積極的なチャージングだ。
小倅から「サヨちゃんよりもむらもが好き」と言われて気を良くしていることも、この意外な積極性の一因だろう。

【小倅はサヨちゃんではなく“むらも派”らしい】

だが、小倅には「かわいい」と言われるほどウケが良かった元・美女も、１歳児の小童からの評価はそうでもないらしい。
密着してのスキンシップにも、むしろ困惑した表情を返される。
ママには常に密着していたいくせに、“よその女”に対しては真反対の反応だ。

前回は渋い顔をしながらもハグを返してくれていたが、この日はなぜか様子が違う小童。
土屋アンナみたいな表情で抱きしめ続けるむらもに対し、無表情・無反応を徹底的に貫き通す。
大人の荒すさみ切った心さえ洗い清めてくれる力をもつ“幼児のハグ”を期待したむらもだが、無情の空振りに終わってしまいそうだ。

【前回は渋い顔でも返してくれた小童のハグ】

そこで、捨て身の“ちゅう”で打開を図ろうとするも ───

さらに強い拒絶反応を示す小童。
フレンドリーな小倅と比べ、何ゆえ兄弟でこうも性格が異なるものか。
このあたりが、石像猫にいなの生まれ変わりだと確信せずにはいられない要因なのだ。

小倅も、むらものことが不憫に映ったのだろうか。
おもむろに小童を連れ出して、俺の膝の上に預けてきた。
あるいは逆に、むらもから逃がしてあげようという兄としての優しさによる行動だろうか。

その後は、兄として“女の扱い”について弟を諭しているかのような絵に。
将来、プレイボーイに育ちそうな兄と、「自分、不器用ですから」風に成長する予感しかない弟による、コントラストの差が激し過ぎるひとコマだった。