GW終盤の朝に、こんにちわ。
カレンダー通りの休みである身にとってGWはこの5連休だけなのだが、前半の2日間はドラマ『JIN~仁』で消費してしまった感じです。局長です。
――― さて、「ステイホーム週間」と銘打たれたこのGW。
家の外に出ることといえば、食料品の買い物か真熊の散歩のみという徹底ぶりの我が家。
その中でも昨日は、実に貴重な一品を買いに行っていた。
カゴに入れて慎重に運搬するこの一品とは一体何か ―――
買いに向かった場所は、ここ。
『ラーメン二郎』。
緊急事態宣言に伴い、営業を休止していた行き付けの『ラーメン二郎』(ジロリアンの間では行き付けの店舗を“ホーム”と呼ぶ)が、5月2日から持ち帰り用を試験販売し始めたのだ。
内容物はこのとおり。
通常のメニューで麺が300gなので、4杯分の量ということだ。
この日を待ちわびたジロリアンたちは数知れず。
当然“予約制”となり、公式twitterによる先着順であるため、想定される受付開始時間の直前から何度もリロードを繰り返しながら、情報がアップされると同時に申し込み。
見事に先着範囲内に食い込み、この日のゲットが叶ったのであった。
二郎の名物でもある山盛りの野菜(もやし中心)は、帰りにセブンイレブンで購入。
まずは、この日に食す俺と嫁女房の2人前の分量だけを分け、残りは冷蔵庫へ。
塊(かたまり)で入っていたチャーシューを切り分ける。
二郎のチャーシューが我が家にやって来る日が訪れるなんて・・・・
自宅で食す二郎、業界用語でいう『宅二郎』作りに夢中になっている俺の足元では、稚葉がすりすり攻撃をしていたようだが、まったく気付いていなかった。
店舗によっては、年末などにこのチャーシューのみを販売するのだが、『iPhone』の新モデル発売日のAppleショップの如き長蛇の列ができるほどの激戦になるのだ。
「ポメラニアン界きってのジロリアン」の異名を欲しいがままにする俺は、年末のチャーシュー販売には並ばないものの、今回の宅二郎においっては、この沸々と燃えたぎる心の炎を鎮火させることができなかった。
とりあえず、この日は半分だけ消費。
残りは“第2節”分に残しておくのだ。
この間、今度は寿喜が俺の足元ですりすりしていたようだが、これもまったく気付いていなかった。
二郎 > 動物たち
という明確な方程式が俺の中で出来上がっていたらしい。
2人前の材料がそろったところで、いざ調理に取り掛かる。
好きな女子に告白する直前のような、ちょっとしたドキドキ感に襲われる俺。
そんな俺のハートが雪解け水のように澄みきっていた頃、今度は足元ににいなが石像化していたようだが、これまた1ミリも気付いていなかった。
野菜を茹でる。
二郎の店舗では、けっこう下っ端のバイトがやる仕事だが、下積み時代には欠かせない“二郎の基礎”とも言えるフェーズであろう。
次に、麺を茹でる。
これは、二郎のバイトの中でもかなり上級者にのみ許される仕事だ。
ディズニーランドのキャストでいえば、駐車場の整備やゴミ掃除から、「ミッキーのトゥーンタウン」担当に昇格するような感じだろうか。
麺を茹でている間、にいなにつづき寿喜もジョインして記念撮影が行われていたようだが、これまた俺は微塵も気付いていなかった。
仕事でも滅多に見せないレベルの集中力を発揮していたらしい。
湯で時間には1秒たりとも油断は許されない。
麺が伸びた二郎は、美味しさが激減するからだ。
たまに麺上げになれていないバイトのおかげで伸びてしまうことがあるが、ものすごい失望感に襲われる。
麺を数本試食しながら、ベストなタイミングでいざ麺上げ。
しっかり湯を切る。
先ほどの写真と何が違うのかというレベルの、似たような写真を撮りつづける嫁女房。
どうやらヒマしていたらしい。
それならと、仕事を与える。
湯煎して温めておいたタレを丼に分けるのだ。
そして、ついに ―――
タレに麺を絡めて、野菜を盛って、少し温めたチャーシューを乗せて、オプションでゆで卵もオンして完成。
今回の持ち帰り用は、汁の少ない「油そば」形式なので、お店で食べる味とは少し異なるのだが、それでも根っこはブレていないはずだ。
結局、猫たちがキッチンの中でウロウロしていたことには最後まで気付かずに調理は完了。
ガンダムのプラモデルを作るときよりも集中力を要する作業だった。
いざ、実食 ―――
新型コロナウィルスの感染が広がる前は、1~2週間おきに通っていたラーメン二郎。
それが4月から営業休止となってしまい、丸1ヶ月間もご無沙汰していたことで、最近では手が震えたり、夜中に大きな声を出すといった禁断症状に悩まされていた俺。(一部誇張した表現あり)
そういった鬱屈していた思いの丈をすべてぶつけるかのように麺をすする。
美味い・・・・
砂漠を1週間ほど彷徨った末に見付けたオアシスの水を口にするときって、きっとこんな感じなんだろうとさえ思った。
嫁女房も実食。
お店ではレディース用の小さいタイプですらアップアップしているのだが、それでも「美味しい美味しい」と連呼しながら食べ進める。
しかし ―――
食べ終わると同時に撃沈。
持ち帰り用とはいえ、脂っこさがお店で食べるそれと比べて増している感じなのだ。
しまいには「なんで食べちゃったんだろう・・・・」なんてことまで口にし始める始末。
こうして、大きな仕事をやり切った俺は ―――
食べ終わって『イッテQ』を見て、間もなく眠りに落ちた。
その上では、夫婦(めおと)猫たちが逢瀬するかのような光景が。
ありがとう二郎、美味しかったよ二郎。
恐らくこれが、我が家における今年のGW最大のイベントとなったであろう・・・・
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コメント
二郎愛が凄すぎーー
ラーメン二郎の内部情報?的な事も良くご存知で。
ジロリアンにとって今回のテイクアウトは何としてもゲットしたかったですね。おめでとうございます㊗️
いやぁ、凄いわぁ。こんなに二郎を愛していたとは…
野菜を茹でる作業さえも嫁女房さんには任せられないですねー
足元に来るニャンコにも気が付かず。
これで暫くは禁断症状も出ないですかね^ ^
いやいやこれは、というほど二郎愛が伝わって参りました。
チャーシューを切っていても、麵を茹でていても
入れ替わり立ち替わりやってくるニャンズに気づかないほど
ラーメン作りに熱中する局長、
素晴らしい集中力でございますm(__)m
二郎のラーメンは野菜を炒めずに茹でるのですね。
それほどスープが濃いということでしょうか。
ひとり300グラムの麺をふたり分、
嫁女房ちゃんの方が少なめに分けたということは、
局長は何グラムの麺を食べたのか、ちょっと気になります。
今日はお家で筋トレ、ですね( ̄▽ ̄)
局長さんの周りにはにゃんずが集う。
いいにおい目当てかなと思ったら、食べた後も、局長さんの体をいこいの場にするにいなくんとわかちゃん(笑)。
嫁女房さんが写真に撮らなければ、料理中のにゃんずの動きはわからなかったんですよね。
でも今回はお肉も温めたのにまぐちゃんの姿はなかったですね。温めただけだから?
お客として通っているだけなのに、野菜を茹でるのが下っ端で
麺は上級者という厨房の中のことにまで精通されているとは。
さすがジロリアンですね。
しかも、お店のように自分で作れるってのもすごいです。
作っている間も楽しかったでしょうね。
そりゃ足元に誰が来ようと気づかないわけですよ。
今まで大量の野菜に隠されて麺を見たことがなかったのですが
本当にうどんのような太さなんですね。
これを300g・・・すごい・・・
大量の野菜が乗っているわけが分かったような気がします。
嫁女房さんが撃沈する姿を見て、私には無理だと悟りました。
約1ヶ月ぶりのラーメン二郎は五臓六腑に染み渡りましたね!!
それにしても作る手順からお店の内部事情までよくご存知!
今日改めて局長さんがラーメン二郎を愛しているのがよくわかりました^^
そんな愛してやまない二郎のラーメンを作っている最中ですからにゃんこ達に気づかないのも致し方ないですね(^-^)
きっとにゃんこ達は局長さんがいつもと様子が違うと思って偵察に来ていたのでしょう。
いつもに比べて騒がず大人しくしているじゃありませんか!!
それともラーメン二郎の匂いはにゃんこ達にとってあまり魅力的ではなかったのかな??
まぐちゃんは登場しませんでしたが、きっと高速ガリガリにて必死のおねだりがあったんだろうなぁ~と想像しました^^