マクドナルドによる覚醒｜小倅の誕生祝い【Vol.5】

火曜日の朝に、こんにちわ。
いよいよ嫁女房の育休も今日が最終日です。明日からは社会復帰です。小倅が保育園に通うようになった我が家の生活はさらに一変しそうです。局長です。

─── さて、本日も 3月4日(金)の「小倅の誕生日祝い」レポートの続編を。

３年ぶりに訪れた「大きな公園」だったが、ポメラニアン真熊のテンションは終始“水面下”のままで、あまり楽しそうではないし、時刻も16時を回り少し肌寒くなってきたしで、そろそろ帰路へ就こうと公園の出口へ向かうことに。

３年という歳月を懐かしがることもなければ、大好きなはずの芝生を走り回ることもなく、結局は到着してから最後まで“ボタンホール・アイ”のままだった真熊。
せっかく遊びに連れて来たというのに････

帰りの道中、少しばかり小腹が減ってきたので ───

まるで愛車を遠隔操作でもされたかのように『マクドナルド』のドライブスルーに吸い寄せられ、フェアメニューの「グリルチキンバーガーソルト＆レモン」のセットをチョイスして腹ごしらえすることに。

すると、なんということでしょう ───

今の今まで、まるでダミーのボタンホールの如くほぼ閉じきっていた真熊の目が、驚いたときのボビー・オロゴン、もしくは西川きよし師匠の目のように、今にも飛び出さんレベルで見開いているではないか。

同時に、急激にソワソワし始める。

まだ包みの中身を見ていないというのに、俺が手にするコレが何なのか分かりきっているらしい。
「心ここにあらず」みたいなテンションであっても、しっかりと機能するらしい犬の嗅覚。

では、その気になる中身はというと ───

一瞬「チキンクリスプ」と見間違えそうになる、チキンとレタスの組み合わせ。
あとは「N.Y.ニューヨークバーガーズ」と銘打っているだけあり、バンズがアメリカナイズな感じだ。

体も起き出して前のめりにテイスティングを始める真熊。
耳はほとんど聴こえなくなってしまったのに、鼻はまったく衰えていないらしい。

こんな目で“おねだり”されたからといって、味の濃いチキンを食べさせるわけにはいかない。

でも、俺だけ美味しそうに食べるのは心苦しいので、バンズをそこそこ食べさせてあげた。
匂いから想像した味と大きく異なるせいか、キョトンとした顔をしていたが････

そうこうしている間に、自宅へと到着。

「まだ何か食べ物が出て来るのでは」とでも思ったのか、その後の道中もずっと起きていた真熊。
公園で見せていたものとは、似ても似つかないほどの輝きをもった目をしているではないか。

この違いをビフォーアフターで比較してみると ───

これは同じ犬なのだろうか････
本当に同じ個体なのか････

もはや美味しいものを食べさせてもらえないと、目も開けてもらえないらしい････