木曜日の朝に、こんにちわ。
NHK『紅白歌合戦』の出場者が発表になりましたが、毎年のことながら選考基準が分からなさ過ぎますね。今年全然活躍していない人も多いし。局長です。
─── さて、一昨日からのつづきで、天然猫の寿喜が入院している件について。
【念のため前編・中編のおさらい】
11月7日(月)、病院でビタミン剤と胃の蠕動を活発化させる薬を注射で投与された寿喜だが、帰宅後も晩ごはんは欲しがらず、かまくら型ベッドの中で眠りつづけるだけで、まったく出て来ず。
翌11月8日(火)、予定どおり再通院。
食欲が戻らなかったという結果から、血液検査をすることに。
ほんの2週間前の10月26日(水)に実施して、ほぼ変化のない“横ばい”状態だったが、疑いは一つずつ潰していくしかない。
【10/26の血液検査の結果】
しかし、衝撃の結果が ───
腎臓の数値が、たった2週間弱で跳ね上がっていた。
- 重要な数値であるCre(クレアチニン)は、数ヶ月間にわたり非常に安定していたのが、前回の“2.44mg/dl”から突如として“7.62mg/dl”に急上昇。
- BUN(尿素窒素)に至っては、同じように安定推移していたものが、前回の“53.9mg/dl”から“140mg/dl”超えの「測定不能」に。
いずれも今回の数値の異常さが分かる。
寿喜の体の中で、何が起きているというのか。
診断としては「尿毒症」。
昨年1月にポメラニアン真熊が病に伏した際に発症したのも同じ尿毒症だ。
一般的な原因は、慢性腎臓病などの進行によって腎臓の機能が低下したり、尿路閉塞などによって、腎臓が正常に働かなくなることで発症するらしい。
この慢性腎臓病の末期による場合は、回復は難しいという。
寿喜の場合は、慢性腎臓病の数値も「予備軍」というレベルで、且つ一週間前までは数値も安定していたことから、末期症状ではなく“急性腎障害”によるものではないか ── というのが院長先生の見立て。
当面の治療方法は、何はともあれ体内の老廃物を除去することだという。
そのためには、入院をして24時間集中的に静脈点滴を行い、身体に水分を補充することで尿量を増やし、尿から老廃物の排泄を促すという。
昨年1月の真熊のケースも「急性腎障害によるもの」と診断されたが ───
当時は転院前にかかっていた病院で、入院ではなく毎日の通院による点滴という治療だった。
だが、すぐに現在の病院に転院し、精密検査の結果、癌などの腫瘍もないことから「幹細胞再生医療」を受けて、劇的に改善できた。
しかし、寿喜はこの急性腎障害が“癌の転移から来るもの”である可能性も高いので、幹細胞再生医療も効果を発揮できないらしい。
まずは点滴により老廃物などの毒素を排出して、数値を下げることが最優先とのこと。
三日に掛けて長々と綴ったが ───
以上の顛末により、寿喜はこの11月8日(火)から緊急入院となり現在に至る。
肝心な数値は、順調に下がり始めたかと思ったら、急にブレーキが掛かり停滞し、また翌日から下がり始めては、翌日には停滞・・・・ といった、もどかしいカーブを描きながらも少しずつ下がってきてはいる。
ただ、どこかで「下がり止まり」となってしまった場合、その段階の数値が「尿毒症」の範囲を抜け出ていなければ、それ以降は「看取る」というフェーズに移行するという。
昨年7月の病理検査の際、「余命1年~1年半」と診断されてはいたものの、なんら変わらず元気に1年以上が経過していたので、うっかり感覚が麻痺してしまっていたが、やはり癌は着実に寿喜の体を蝕んでいた事実を改めて思い知らされることに。
まだまだ小倅の“良き兄”として一緒に遊んでほしいし、俺が計画している新しい壮大な計画にも寿喜は欠かせない存在。
どうにか尿毒症を脱して、「元気」とまではいかなくとも、ちゃんとこの家に帰ってきてほしい。
癌が着実に体を蝕んでいることを改めて知らされる寿喜にクリックを
コメント
コトちゃん、頑張ってるだろうけど頑張って!
これしか言えなくてごめんね
まだまだ小倅ちゃんとの楽しいワンシーンをおばちゃんは期待してます
ガンバレー!
ことちゃん退院したんですね。
状態が心配です。
あんなに急激に数値が悪化するなんて。
尿毒症、怖いです。点滴して悪い毒素は出て行ってくれたのかな。
今はどのように過ごしてるのかな。本当に心配です。
ことちゃん、家でゆっくり休んで体力つけてね。応援してるからね。
ことちゃん普段からは想像つかないほど辛くなって局長さんのベッドにSOSを出したのですね
小倅ちゃんと戯れてるところからはやはり想像つかないけど身体は病気は進行していたとは😭
少しでも少しずつでも回復してほしいです
ことちゃん頑張って!
ことちゃんおかえり!!!
入院生活頑張ったね。
腎臓の数値はその後ある程度下がったのでしょうか?
まだまだ予断は許さないとのこと…心配です。
普段元気だし子守りも良くしてくれていたことちゃんを見ていると、病気のことを忘れてしまいがちでしたが、やはり確実にがんが影響する体調不良が起きてくるんですね…
それでもお家に帰って来れてよかった。
ことちゃんも久しぶりに嫁子、小倅くんに会えて安心してるでしょうね。
ことちゃん、頑張るんだよ。
みんな応援しているからね。
退院許可が出るまでに数値が下がったんですね。
とは言え、安心できる状態ではないのでしょうが
同じ療養するのであっても、一人ぼっちの病院より
馴染んでいる局長家、大好きなパパの声が聞こえるところが
一番落ち着くからよかったです。
コトちゃん、
みんなの応援の声、聞こえるかな。届いているよね。