週の真ん中に、こんにちは。
パリ五輪における日本代表選手たちの奮闘を見ていると、東京五輪から強化に成功した競技と失敗した競技の差が明らかですね。各々の協会の手腕なのでしょうが。局長です。
─── 本日も、天然猫の寿喜の最期を、忘れないうちに「記録」に残す取り組みの続編を。

今日現在でも、リビングの隅に置いてある「ひんやりクールハウス」の中で寿喜が寝ているような錯覚に陥っている。
ポメラニアン真熊のときのような「記憶の蓋」は幸いにも作動していない。
【 7月29日(月) ①のおさらい】

寿喜(ことぶき)
局長家のオス猫で、元野良猫で推定16歳のド天然。
「肥満細胞腫」という“癌”と慢性腎臓病と戦っていたが、2024年6月から口内トラブルにより体調を崩し、7/29に永眠。
☞ 詳しいプロフィール
6:15 ──

すでに息を引き取っていた寿喜の体は、決して温かくはなかったものの、お湯を入れたペットボトルや「あずきカイロ」で温めていたせいか、そこまで冷たくもなっていなかった。
だが、硬直は始まっていた。
しばらく呆然としていたものの、6:18 ──

1階の部屋で子供たちと寝ている嫁女房にLINEを送り、状況を伝える。
急ぎ2階のリビングに駆け上がってきた嫁女房は、ただ愕然としていた。

前夜の彼女は、まさかこの夜に寿喜が逝くとは夢にも思っていなかったらしく、
「じゃぁコト、おやすみね。また明日ね!」
と、至って普通に「おやすみ」の挨拶をして床に就いていた。
「こんなことになるんだったら・・・・」と悔やんでいるのだろう。

そうこうしている間に小倅が目を覚ましたらしく、1階から泣き声が聞こえてきたので嫁女房は子供たちの元へ戻ったが、少しして小倅の声が聞こえてきた。

ママ泣かないで・・・・
ママどうして泣いてるの?
─── 目が半開きで眠っていたはずの寿喜だったが、口と共に目が開いていた。

ひょっとして、「パパ起きて」と俺に呼び掛けていたのでは・・・・
その声に気付かず俺は眠り続けて、寿喜を一人で逝かせてしまったのではないだろうか。
お別れを言おうとしたのか、助けを求めたのか。

アライグマ千寿も、石像猫にいぼんも、ポメラニアン真熊も、しっかり最期を看取ってあげたのに、よりによって2ヶ月間も頑張ってくれた寿喜を一人だけで・・・・

起きておくべきだった。
家を出る時間までは、起きて傍にいてあげるべきだった。
子供たちも2階へ上がってきたが、やはり状況は飲み込めていない。

3歳の小倅には、まだ「死」というものが理解できず、動かなくなってしまった寿喜を不思議そうに眺めている。
そして、寿喜の死を受けて1時間も経たない7時過ぎ ───

急ぎ「今日やること」を嫁女房に引継ぎして、俺は後ろ髪を引かれる思いで家を出た。
嫁女房への申し訳なさはもちろんのこと、寿喜に対する後悔と自責の念に駆られながら、ただ駅へと急いだ。
1週間が経過した今も、寿喜を一人で逝かせてしまったことを悔やむばかり。なぜ寝たのか…
コメント
ことちゃんは1人でじゃないですよ。隣で寝ていたパパの温もりをちゃんと感じながら、パパがずっと側にいてくれるにゃ。だから大丈夫にゃ。って眠りについたんだと思います。 ご自身を責めてしまう気持ちになってしまうのも分かります。個人的にはことちゃんは、パパと一緒に寝ていられる大好きな時間。その時を選んだのかな?って思いました。最期まで諦めない、我が子を守る姿をブログで見て、局長さんご夫妻は最高のパパとママだなー。って思いましたよ。 私は弱いダメなカスなママでしたから、尚更そう思いました。 お辛い中にブログ更新ありがとうございます。
私も一人で逝かせてしまって後悔の念を引きずっている一人です。
腎臓病で吐き気がひどく静脈点滴をさせるために病院に届け、帰って来て2時間後に心臓が止まりましたと連絡が・・・・。
余命僅かなのに腕の中で眠ってほしかった。
後悔ばかりですが今は、一緒に生活できてありがたい気持ちでいっぱいです。
ご夫妻の献身な介護をみて幸せな子供たちだったなと思っています。
ことちゃんは決して寂しくなかったし、寝てる局長さんを見て悲しい気持ちにもならなかったですよ。
むしろいつも通りに寝てる局長さんを見て安心して旅立てたと思います。
あまり自分を責めないでくださいませ。
側から見ても献身的な看病に頭が下がる思いでした。
ことちゃんは寂しくなかったはず。
大好きな局長さん一家の愛情を感じながら、局長さんの温もりを感じながら、みんなと一緒にいられる自分のタイミングで旅立ったのだと思います。
「パパ、ありがとにゃ」って伝えていたのだと思います。
皆さんが最後まで諦めずに闘う姿を、ことちゃんも絶対に心強く感じていたはずです。
どうか、ご自身を責めずに、ゆっくり心身を休めて下さいね。
私も、このタイミングで旅立つことをコトちゃんが選んだんだと思います。
「パパ、先に行くにゃ。今までありがとにゃ」って声を掛けて。
今までずっとお世話掛けていたから、ぐっすり眠ったパパが隣にいて
コトちゃんは嬉しかったと思いますよ。
後悔してしまう気持ちは痛いほど理解できますが、すぐ横にいらしたのなら決してひとりでではないと思います。
家族フルメンバーで愛情深く看護・通院されていて、見事なお見送りでした。
局長さん、後悔はしないでくれ。
おそらく、寿喜君もパパの匂いと空気を伝わってとどいてたぬくもりの中で安らかな気持ちで旅立ったんだよ。
だから、後悔はしないで。
琴ちゃんは1人で逝ってないですよ 局長さんの腕の温もりを感じながら安心して虹の橋の向こうで待っている皆んなのところに行ったんですよ
ご自分を責めないでください
いつも当て字が気になっています。
寿喜なんで、コトちゃん、ことちゃんならわかりますが、その当て字は違うかと。
いつも当て字が気になっています。
寿喜なんで、コトちゃん、ことちゃんならわかりますが、その当て字は違うかと。