終戦記念日に、こんにちは。
ひと昔前のこの時期は戦争関連の報道や特別ドラマが多く放送されていたものですが、年々減っていっている気がします。不戦の意識が薄れていくようで怖いです。局長です。
─── さて、2ヶ月間も必死に戦った天然猫の寿喜の最期を「記録」に残す取り組みの続編を。
7月29日(月)の早朝に息を引き取った寿喜。
嫁女房が一日かけて、ペット葬儀場の予約、動物病院でのエンゼルケア、一緒にお空へ上げる品々などの買い出しに奔走してくれて、俺も出張中だったが夜に執念の一時帰宅を果たしていた。
【前話のおさらい】
0時頃にビジネスホテルに戻れるよう22時前に再び家を出たのだが、その前に寿喜を嫁女房が用意していた発泡スチロール製のケースに移した。
遺体が痛まないよう、20℃くらいの空間で、且つドライアイスなどで冷やし続けることが望ましいとのことで、申し訳ないが夜中はこの中に納めることに。
翌30日(火) ───
この日の夕方にはペット葬儀場でお空へ上げることになるため、小倅には保育園に行く前にお別れを済ませてもらう必要があった。
まだ「死」を理解できていない小倅は、どうして寿喜が動かないのか、どうして今日で会えなくなるのか、いまいち分からず困惑している様子だったとのこと。
七夕のときに「コト兄が元気になって、また一緒に遊べますように」と短冊に書いてお願いしたのに、どうして神様は寿喜を治してくれなかったのか納得がいかず、短冊で寿喜をなでて、今からでも効果が出るようにと足掻いたりもしたらしい。
でも、最後は ───
たくさん遊んでくれてありがとう
と、ちゃんとお別れを告げられたらしい。
あれだけ多くの時間を共にしたコンビが、これでもう会えなくなることが辛い。
嫁女房から報告として送られてきた写真に、出張先で涙するのみだった。
小倅以上に何も理解できていない小童は ───
当然だが平常運転。
寿喜に、少しずつ“子守り”開始の準備を進めている感があっただけに残念だ。
小童と遊んであげる寿喜の姿を見たかった。
【子守り開始時期をうかがっていた寿喜】
“犬猿の仲”ながら、闘病中はずっとケアしてくれていたツンデレ三毛猫の稚葉は ───
石像猫にいぼんのとき同様、猫特有の死生観らしい「無関心」を貫いていた。
あれだけ闘病をサポートしてくれていたのに、「もうここに魂はない」とか「肉体は単なる器」みたいな認識からなのか、そこには何もないかのような対応。
【にいぼんのときも突然「無関心」に】
それが猫同士のルールなのであれば仕方ないのだが、やはりこの習性は寂しく感じる。
最愛のにいぼんに続き、ポメラニアン真熊、そして寿喜まで逝き、ついに1匹になってしまった稚葉は、もうケンカする相手すらいなくなってしまったことをどう理解しているのだろう・・・・
我が家にたくさんの笑顔をくれた兄弟の悲しい別れにクリックを
コメント
わかばちゃん、無関心と言いながらことちゃんを見てる姿は悲しそうに見えます。
ことちゃんまで居なくなったら寂しいね、わかばちゃん。
でもわかばちゃんには使命があるから!
小倅ちゃん、分からないながらにちゃんとお別れ出来たんですね。
戸惑いますよね、もう居なくなるなんて。
もう居ないのが信じられないです。
局長さんの書いた戦ったという表現通り、コトちゃんは戦い抜いた感じでしたね。強くて優しくて、いいお兄ちゃんで…。いつもいい子だなあと思ってました。何回も言いますが。
子倅ちゃんも、この熊猫犬日記を読めるようになったらコト兄ちゃんのことを思い出してくれるかもですね。
コトちゃんをのぞいてるワカちゃん、ほんとに寂しそうです…涙
わかばちゃん、コトちゃんとちゃんとお別れしたんですね。
ひとりぼっちになってしまった姿が寂しそうに見えます。
コトちゃんに、弟たちの子守りを頼むって託されたのかな。
コトちゃんと小倅君は本当に良い関係を気づいていただけに、
こんなに早くお別れすることになって残念です。
もっともっと面白いこと見せてくれそうだったのに。
小倅君もちゃんとお別れができてよかったですね。
子倅ちゃんの記憶にはしっかりと寿喜君のことが刻まれましたね。
それだけでも救われる思いです。
寿喜君もきっと安心して旅立てたと思います。
寿喜君「おとーとよ!おれはいつもみまもってるからニャッ‼つよくいきてくニャッ!!」って
言ってますね。
コトちゃんは本当によく頑張って天寿を全うしましたね。それも局長ファミリーの献身あってのことと思います。お家での介護はもちろん、動物病院の行き来や待ち時間を、小さなお子様を連れてこなされているご様子に頭が下がりました。
私はこの夏、結婚して初めて、しっぽの子が誰もいない日々を過ごし、改めてペットロスに陥っています。
ああ、去年はまだ『てん』が生きていたんだと事あるごとに涙し、出かける際にエアコンを切ることに違和感を感じます。友人は、留守しやすくなったでしょう?と言ったりしますが、全くそんなことはなく、特別どこかに出かけてみたいとも思えません。もともと夏が苦手でしたが、こんなに寂しい夏は初めてです。
またいつか会えるんでしょうか…。その時にはぜひコトちゃんにもお目にかかりたいものです。