癌と寂しさとの闘い｜寿喜の定期検査の結果

週の真ん中に、こんにちは。
またも小倅こせがれが保育園から強力な風邪菌をもらってきたらしく、我が家に不穏な空気が流れています。とりあえず今日は保育園をお休みです。局長です。

─── 本日は、ポメラニアン真熊まぐま関連のお話を一時休止し、同じく大切なこのお話を。

月に一度の３匹全員の定期検査。

２月分の検査を3月1日(水)に実施したのだが、真熊が虹の橋を渡ってしまったことで、今回からは「猫２匹の定期検査」という寂しいメンバー構成となってしまった。

３匹一斉の通院はことのほか大変だったのに、こうして２匹になってしまうと、勝手な話だがやはり物足りく感じてしまう。
とはいえ、２匹の猫たちも共に健康体ではないので、引き続き注意深く観察しなければ。

まずは、体内に「癌」という爆弾を抱え、宣告された余命もすでに経過している天然猫・寿喜ことぶき。
4ヶ月前に“尿毒症”に侵され緊急入院を強いられた腎臓じんぞうの数値から ───

Cre（クレアチニン）、BUN（尿素窒素）共に微増してしまっている。

• Cre（クレアチニン）は、入院中の24時間の静脈点滴で少しずつ下降したのち、多少のアップダウンを経て前回 “3.11mg/dl” まで改善していたが、今回は “3.23mg/dl” に微増。
• BUN（尿素窒素）は、入院中に少し下降後、再び緩やかな上昇カーブを描いたと思ったら一気に降下して前回は “74.1mg/dl” まで改善したが、今回は “80.2mg/dl” に微増。

【念のため前回の検査結果をおさらい】

退院後はアップダウンを繰り返しているが、次回はまた下降してくれますように････
一度悪くなったら二度と再生してくれない腎臓だけに、少しでも長く機能してもらって、寿喜が癌との戦いに集中できることが理想なのだ。

続いて、肝臓かんぞうはというと ───

ALT(GPT)は横ばいだが、ALPは再び下がってくれていた。

• 「肝細胞障害」を示すALT(GPT)は、前々回 “54U/L” という入院前よりもいい数値まで下降したが、前回は “99U/L” と微増し、今回は “97U/L” と横ばい。
• 「胆汁うっ滞」や「胆道疾患」などを示すALPも、入院期間中に一気に下降し、退院後はアップダウンを見せながら、今回も基準範囲（正常値）内で “30U/L” と安定してくれている。

最後に、減少が止まらない体重はというと ───

前回の 2.76kgから、微増して 2.84kgに。

退院後、食欲が完全復活してからは毎日５食くらい平らげているのに、それでも少しずつ減っていってしまう状況を危惧していたのだが、今回は久しぶりに微増を見せてくれた。

癌の典型的な症状が食欲不振と体重減少。
とくに食欲に関しては、体調に直結することを今回の真熊のことで改めて再認識させられたので、毎日たくさん食べてくれるだけで、今まで以上に安心感を得られるのだ。

２年前、毎日ゝ必ず取っ組み合いを繰り返していた“にいぼん”こと石像猫にいなが突然逝ってしまってからは、急激に元気がなくなってしまった寿喜。

今回の真熊の死も、さらに追い打ちを掛けたように見える。

一時、小倅の子守りを再開したように見えたのだが、真熊の死後はやめてしまった。
また以前のようなド天然ぶりを発揮しながら、元気に楽しく過ごせるようになってほしい････