体重減少が止まらず･･･｜寿喜の定期検査の結果

週の真ん中に、こんにちは。
三菱重工業が長年開発を進めていた国産小型ジェット旅客機「スペースジェット」から撤退を表明したことが思いのほかショックの局長です。日本の航空産業復活の象徴だったのに。

─── さて、1月25日(水)に行った、2023年一発目の動物たち３匹の定期検査の結果報告。

本日は、天然猫の寿喜ことぶき編を。

ただでさえ“癌”を患う満身創痍の15歳だというのに、11月に起きた突然の体調不良から「尿毒症」を発症し、８泊の緊急入院を経て、週２回の点滴通院を余儀なくされてから２ヶ月強。

前回12月27日(火)から一ヶ月ぶりの血液検査。

退院から２ヶ月間の様子を見ている限り、何かが大きく改善した雰囲気はなさそうだったが、前回は腎臓じんぞうも肝臓かんぞうも数値にはかなりの回復傾向が見られた。

しかし一方で、体重は減少の一途をたどる“反比例”状態だった。

【念のため前回の検査結果のおさらい】

今回の検査結果はいかに。
まずは本丸である腎臓の結果から ───

毎日の投薬と週２回の点滴が効いているのか、またも順調に下がってくれていた。

• Cre（クレアチニン）は、入院中の24時間の静脈点滴で少しずつ下降したのち、多少のアップダウンを経て前回再び下降していたが、今回はさらに “3.11mg/dl” まで改善。
• BUN（尿素窒素）も同様で、入院中に多少の下降は見られたものの、再び緩やかな上昇カーブを描いたのち、前回から下降を始め、今回はさらに “74.1mg/dl” まで改善。

院長先生とも、Cre（クレアチニン）は “3.5mg/dl” 辺りが「下げ止まり」ラインかと思っていたのだが、このまま順調にいけば元の“２”台まで戻ることも夢ではないかもしれない。

つづいて、肝臓の数値 ───

こちらは若干だが上がってしまっていた。
とはいえ、それでも入院前の水準よりは低いくらいなので、なんら心配はいらなさそう。

• 「肝細胞障害」を示すALT(GPT)は、前回いきなり “54U/L” という入院前よりもいい数値まで下降したが、今回は “99U/L” と微増。それでも入院前よりも低い水準。
• 「胆汁うっ滞」や「胆道疾患」などを示すALPも、入院期間中に一気に下降したのち、退院後はアップダウンを見せ、今回は “36U/L” とやや上昇。それでも基準範囲内に納まってくれている。

最後に、もっとも心配な体重はというと ───

またも減少してしまっている････
2.76kg。

癌が見付かる以前と比べると、２年弱で「4.26kg → 2.76kg」と、トータル1.5kgも落ちてしまったことになる。

ごはんはしっかり食べているし、元気もあって、“文句”もうるさい。
だが、小倅こせがれの子守りは未だに再開してくれない。

体重減少に直結する何か別の疾患でも起きているのか、はたまた癌が進行しているのか。

【入院前は毎日２セットの子守りを頑張っていた寿喜】

ツンデレ三毛猫の稚葉わかばと同じ甲状腺ホルモンの異常なのか、引きつづき院長先生とあらゆる可能性を探っていく予定だが、何はともあれこれ以上は落ちないでいてほしい････