週の真ん中に、こんにちは。
冬に舞い戻ったのでしょうか。ついこの間「夏になった」とか綴ったばかりなのに、この寒暖差はヤバいっすね。嫁女房はまんまと風邪を引きました。局長です。
─── 月に一度の「3匹の動物全員の」・・・ もとい、猫2匹の定期検査レポートの続編を。
5月17日(水)に決行した検査の、本日は天然猫の寿喜編を。
最近の寿喜の様子はというと、見ている限りの体調は「可もなく不可もなし」といったところか。
【稚葉の検査結果も念のためおさらい】
毎日よく寝て、お腹が空くと大声で鳴き叫びながら催促し、俺が横になるとお腹の上に乗ってきて、夜は俺の布団の中で眠りに就き、暑くなると掛け布団の上(つまり俺の上)に移動する ── といった生活サイクルを永久機関の如く、安定して毎日繰り返している感じだ。
ここ最近は暑くなったこともあり、出窓も他の窓も開けて網戸にしているのだが、その前で気持ち良さそうに眠ることも増えたかな。
ということで、本題の検査結果に。
まずは、ここ数ヶ月間少しずつ上昇(悪化)してしまっている腎臓だが、今回はいかに ───
1月の検査結果が“底”だったのか、重要項目のCre(クレアチニン)の数値は翌月からここ4ヶ月連続で少しずつ上がり、今回は“3”台と言えど限りなく”4”に近い状況に達してしまっている。
- Cre(クレアチニン)は、入院中の24時間の静脈点滴による下降後、多少のアップダウンを経て “3.11mg/dl” まで改善したが、以降は連続で微増し続け今回は “3.82mg/dl” に。
- BUN(尿素窒素)は、入院中に下降や緩やかな上昇カーブを繰り返したのち、“74.1mg/dl” まで一気に降下してからはアップダウンを繰り返し、今回は “89.1mg/dl” に悪化。
【念のため前回 4月19日の検査結果をおさらい】
院長先生によると、これはもうなんら改善の術はないらしい。
“慢性腎臓病”の治療薬も毎日飲んでいる。
週2回も点滴に通っている。
それでもこういった安定した上昇カーブに乗ってしまうと、もはや再び降下させることはできないらしく、「いかにカーブを穏やかな曲がりにするか」のみだという。
つまり今の寿喜は、肥満細胞腫という“癌”と、この慢性腎臓病の悪化という二つの病魔に挟み撃ちされた状態となっており、2軸で寿命を削られているのだ。
幸いにも抗がん剤により癌の症状は抑え込めているが、その間にこうして腎臓が少しずつ悪化。
一方で今は大人しくしている癌も、いつ暴れ出すかは分からない。
来週なのか、来年なのか、活火山のようにお腹の中で沸々と機をうかがっているのだろう。
ときに賢明な読者のアナタなら、こう思っているのではないか。
なんでコトちゃんには「幹細胞再生医療」をしてあげないの?
猫にはできないの?
そう、当然の疑問である。
猫にも施術は可能である。
だが、結論から言うと寿喜には施せないのだ。
つづく・・・・
癌と腎臓病に挟み撃ちにされている寿喜に力強い応援のクリックを
コメント
抗がん剤をしてると出来ないのかな。
ことちゃんに再生医療の考えはなかったです。猫にも出来るんですね。
ことちゃん何故出来ないのかな。
少しずつ悪くなっていく数値を見るのは嫌ですよね。急に悪くなるのも嫌だけど。
癌に腎臓と怖いですね。ことちゃん、いつも普通にしてるので病気である事を忘れてしまいます。
私も、コトちゃんに再生医療をするってのは考えませんでした。
局長さんが書いたのを読んで、そっかできるかもしれなかったんだと
気付いたくらいです。
癌も今はいいけど・・・っていう状態なんですね。
なんとしてでも今のまま新居への引っ越しを迎えてもらいたいです。
がんばれコトちゃん!