新しい週に、こんにちは。
DeNAと阪神の首位争いが熾烈を極めていますね。いまいち絡めない巨人にもどかしさを感じつつも、今季もプロ野球を楽しんでいます。局長です。
─── 4日ぶりとなったが、ポメラニアン真熊の“最後の戦い”を「記録」に残す作業を。
「余命1週間」の宣告を受けて6日目の 2月20日(月)。
二度目の「幹細胞再生医療」の実施に向けて、週末のうちに外部機関へ申し込みをしていた「幹細胞」の冷凍ストックの件がこの日に正式受注となり、結果「施術は25日(土)」という最悪の回答をもらうことになった。
病院からの帰宅後も、真熊は何も食べようとしなかったので、処方されている流動食『チューブダイエット』をシリンジで流し込み、とりあえず6mlほど飲ませた。
この午前中の間、当日の記事に気になるコメントが入っていた。
「ネッシン」?
調べてみると、「熱鍼」という字で、鍼治療の一種らしい。
細い鍼を刺す代わりに、熱した金属のプラグ=鍼を経絡などに当てて自然治癒力に働きかけるという、東洋医学の応用技術とのこと。
人間の闘病でも、西洋医学でやれることの限界が来たら、あとは東洋医学のみ ── なんてことを聞くので、藁をもつかむ思いでこの熱鍼をペット医療に取り入れている動物病院を探してみると、車で30分くらいの場所に1軒あることが判明。
「今できることは片っ端からトライしよう!」
そう思い、すぐに予約を入れ、再び真熊を愛車の助手席に乗せて自宅を出発。
予約時間の14:30、ネットで調べたその某アニマルクリニックに到着。
問診表に記入し、獣医師に現状を伝える。
すると、目から鱗が落ちるような事実も。
2月に入ってから、とくに後ろ足の筋力が急激に落ちたのか、もしくは意識障害によるものか、「お座り」ができなくなってしまっていたのだが、東洋医学では「腎臓と股関節は繋がっている」とのことで、腎臓由来による症状だと言う。
確かに、絶不調に陥ったタイミングと完全に合致していた。
クリニックは完全予約制で、我々以外には患者はおらず、たっぷり30分間ほど施術してもらった。
人間用の鍼を刺すには、動物は動いてしまうため難しいが、この熱鍼であれば刺さずに当てるだけなので処置が可能とのことだが、確かにそのとおりだ。
真熊の場合は、嫌がって動く気力も体力もないので、普通の鍼でも大丈夫そうだったが。
60℃に熱したプラグを鍼の代わりにして、ツボや経絡を刺激するらしい。
施術後は、食事も忘れて熟睡する子が多いらしいが、真熊はそこまでではなかったのか。
道中は寝ていたが、帰宅後は例によって「ウロウロ徘徊」が始まってしまった。
「熱鍼」の効果があったのか、なかったのかは正直よく分からない。
それでも、全身マッサージの方法や、内臓が集まっている箇所の温めなど、東洋医学ならではの自宅ケアを教えてもらったので、さっそく実践することに。
まずは、腎臓がある腰の周りを温めることが大事らしいが ───
眼精疲労用のアイテムで市販品の『あずきのチカラ 目もと用』という小豆を使ったカイロがちょうどいいとのこと。
レンジでチンして繰り返し使えるということなので、すぐにドラッグストアに買いに行き実践。
保温時間が 5~10分くらいと短いので、小まめにレンジでチンしながら真熊を温め続ける。
なんとしてでも25日(土)の幹細胞再生医療の施術まで、真熊の命の灯火を繋ぎ止めるべく、俺も嫁女房も只々必死に奔走していた。
東洋医学の「熱鍼」をトライしていた真熊に悲しみのクリックを
コメント
ネッシン知らなかったです。
鍼みたいなものなんですね。
確かにうちの娘も目眩がひどくて薬ではどうにもならず鍼治療を継続しています。
車で30分の所にあったんですね。
まぐちゃんの負担にならない範囲でやれる事は全てやりたいです。
施術だけでなく普段こうするといいと教えてくれますからね、行って良かったと思います。
きっとまぐちゃんも気持ち良かったです。
私も、熱鍼って初めて聞きました。
動物にも東洋医学での治療があるのも知りませんでした。
できることは何でもやってあげたくなりますよね。
全身マッサージ方法とか腎臓を温める方法とか、自分でもできる方法を
教えてもらえるなんてありがたかったですね。
近くにそういう病院があってよかったです。