木曜日の朝に、こんにちは。
昨日は小倅に国生さゆりの『バレンタインデーキッス』の動画を見せたもののキョトンとされてしまいました。局長です。もちろん家入レオの『チョコレート』も聴かせました。
─── さて、一昨日の続きで「ポメラニアン志熊の急逝」の件を。
志熊の急逝から2日後の 1月13日(土)、俺は朝の8時過ぎに家を出て千葉の親父宅へと向かった。
途中、事故渋滞に巻き込まれて大幅に時間ロスをしながら、12時頃にようやく到着した。
【前話のおさらい】
親父宅に上がり、初めて志熊の亡骸を見て、この2日間が夢ではなかったことを再認識。
体の力が完全に抜け切ってしまった。
いつものように、到着と同時にオカンの仏壇に手を合わせるも、心の中で「なんで志熊を守ってくれなかったんだよ!」という怒りをぶつけてしまう。
あの異常なまでに毛ぶきが良く、筋肉質ながら真ん丸な体は、防腐ための保冷剤やドライアイスでこれでもかというほど冷たくなっていた。
その志熊の体を撫でながら、ただひたすら「11年間も親父に幸せな時間を与えてくれてありがとう」とお礼を伝え続けた。
親父は11日(木)当日の電話と同様、とくに落ち込む様子もなく、いつもと変わらない口調で発見当時の状況を俺に説明していた。
ただ、その中で何度か ──
いやぁ、ペットロスってのは想像以上にキツイな・・・
という言葉が出てきた。
そうこうしていると予定の13時になり、ペット火葬業者が到着。
挨拶を済ませると粛々と準備を始める。
俺も持参した御花の茎を短くカットしたり、印刷した写真を親父に共有したり、志熊に添えてあげるものを最終確認したりと、事務的に作業を進めていく。
火葬車のスタンバイが完了したところで、いよいよ志熊の体を炉に入れるための台に乗せる。
御花を志熊の体に掛け布団のように乗せ、親父と志熊の幸せそうな写真を添える。
志熊が好きだったというシュークリーム(人間用)も口元に置く。
そして親父は、築100年超えの寒い家の中で自分が毎晩巻いていた毛糸のショートマフラーを、志熊の首にそっと巻いてあげる。
親戚付き合いしているお隣さん(親父宅の売主)も出てきて一緒に手を合わせ、ついに最後のお別れの時間となった。
親父が「志熊、ありがとうな」という言葉を掛け、志熊の体は炉の中へと消えていった。
別れも告げずに空へと上がって行ってしまった志熊に哀悼のクリックを
コメント
志熊くんの写真はいつも笑顔溢れる表情ばかりでしたね
一粒ずつしかご飯を食べない志熊くんシュークリームが好きだったんですね
虹の橋の向こうでマグちゃん、ニイナ君と遊んでますか?
空の上からお父様を見守ってあげてね
これは辛いです…
辛く悲しく苦しく…
これが現実なんて酷すぎる。
どうしてしぐまくん。
ちょっと現実を受け止められません。
お父様も心配です。
志熊君、たくさん、たくさんありがとう。志熊君の笑顔忘れないよ。
読んでいてギューっと苦しくなりました。
毛糸のショートマフラーを巻いてあげたお父様
志熊君のことを本当に大切に思っていたんですね。
志熊君を優しく撫でてお別れを告げる姿が辛すぎます。
お父様は大丈夫ですか?
こんなこと本当に噓であって欲しかった。
まだまだ元気な姿、可愛い笑顔をたくさん見たかった。
志熊君、本当に早すぎるよ。
辛すぎて前回までの投稿にコメント出来ませんでした。
お父さんのマフラーを巻いて志熊くんは旅立ったのですね。
幸せな香りに包まれて…
ドライアイスで冷やされて横たわっている姿が、乃諳そっくりでやるせない。
私ごとですが、先週、親戚のペットの火葬に参列したばかりで炉に入っていく時のなんとも言えない切なさが蘇りました。
改めまして志熊くんのご冥福をお祈りします。