GW最終日に、こんにちは。
今日でGW後半戦も最終日。これで本当にGWが終わりますね。5ヶ月間の育休明けの“リハビリ期間”が終わる局長です。明日から今度こそ完全な社会復帰です。
─── さて、その育児休暇(育休)期間が終わり、先週から仕事復帰した俺。
よその家庭のことは分からないが、我が家の育休期間の生活スタイルとしては、嫁女房が新たに産まれた“小童”の専任で、小倅の世話と家事全般が俺 ── というスタイルだったので(嫁女房も復調具合に合わせて担当割りが増えていった)、俺にとっては新たに産まれた子供のためではなく、“小倅の面倒を見るための育休”だった。
よって、小童とはあまり関わらなかった。
いや、小倅の焼きもちや「赤ちゃん返り」も考えて、あえて接触しないようにもしていた。
だが、こんな役割分担など一切なく、すべてを一人でこなしていた昭和・平成のお母さんは、本当にバケモノだったと思う。
否、超人である。(もちろん大正時代以前のお母さんも)
シングルマザーに至っては、もはや猛者だ。
そういった様々な実感や気付きを、前回同様に反省と「備忘録」として残しておくことに。
小倅や小童が大きくなったら、恩着せがましくこれを見せてやるために。
【小倅が産まれた際の育休でも備忘録を綴っていた】
これまで育児が足りていなかった
- 一般的な世の父親並みに育児をしていたつもりだったが、実際はほんの少しサポートしているに過ぎなかったことを改めて痛感。
一日の中で子供に関わるタスクは本当に多いが、今まではそのほとんどを嫁女房が対応していたことを実感し、申し訳ない思いでいっぱいだった。
男性育休も1年間が当たり前になるべき
- 起床から保育園に送り届けるまでの間に、どれだけのタスクが存在することか。
オムツ交換、朝ごはんの準備、食べさせる(すべて一人で食べられるのは4歳くらいからか)、着替え、検温結果や排便状況の保育園連絡、日焼け止めやリップを塗る ── 等々。
これらを1~2時間で済ませなければならない。
- 保育園に迎えに行ってから寝かせるまでの間にも、どれだけのタスクが存在することか。
お風呂、保湿クリームを塗ったり髪の毛のドライヤー、パジャマへの着替え、夜ごはんの準備、食べさせる、歯磨き、寝かし付け、翌日の保育園の準備 ── 等々。
これらを3~4時間で済ませなければならない。
- こんな膨大なタスク以外に、自分たちのごはんの準備や家事全般も降り掛かる。
それを出産直後で3時間おきの授乳もしなければならない奥さん一人にやらせるのか。
今回、俺も「さすがに1年間は…」という思いが勝って、5ヶ月間が限界だと考えてしまったが、やはり1年間くらいは取れて当たり前の世の中が望ましいことも実感。 - とはいえ、会社勤めではない個人事業主などは、そうもいかない。
ここは「ヘルパーの派遣」など、国や行政の支援が必要だなと強く感じる。
子供は可愛いけどイラつく
- 2人以上の子供がいる場合、育休と言っても赤ちゃんの面倒を見るだけではない。
上の子の面倒とケアが重要になってくる。 - 子供は思いどおりに動いてくれない。
10分で準備ができると想定していても、普通に20~30分掛かったりすることは当たり前。 - イラつくことが多く、当たり散らしたくなるのだが、この我慢もまた大変。
3食のごはん作りは本当に大変
- 前回も同じようなことを綴ったが、今回も痛感した。
「幼児には味が濃すぎる」「2歳では食べさせてはダメな食材」など、制約も多いし。 - 大変だったが、けっこう楽しさも感じていた。
InstagramやWEBサイト上に簡単レシピを投稿していた名もなき人たちへも心から感謝。
レシピのとおりに作ったら、すべて美味しくできた。 - みりんと料理酒の使い方がかなり分かってきた。
【小倅が産まれた際の育休時にも同じことを綴っていた】
本当に幸せな時間だった
- 本当に日々少しずつ“できること”が増えていく小倅の成長を、いちばん近い真横で見続けられたことが嬉しい。
小倅への愛情の強さは、休み前と今では全然違っている。 - フォークやスプーン、ペンの持ち方がそれなりになったり、パジャマのボタンを自分で付けられるようになったり、靴下を履けるようになったり、脱いだ際に裏返しになってしまった服を直せるようになったり・・・・
5ヶ月間でできるようになったことは数え切れない。
これからの不安
- 上述の「小倅の日々の成長」を見られなくなってしまう。
すでに眠りに就いた頃に帰宅し、コミュニケーションは朝の僅かな時間と週末のみ。
小童に至っては、この先も今回のような時間は取れないので、一定期間べったりと一緒に過ごすこともないんだなぁ。
- 嫁女房は3時間おきの授乳が続いているため、連続して6時間以上眠れる日がまったくないのだが、良くも悪くも体は少しずつ慣れてきているのか、ここ1ヶ月くらいはグロッキーさが治まってきているように見える。
でも、血圧は一向に下がってくれないので心配だ・・・・
─── ということで、5ヶ月におよぶ育休が完全に終了し、再び昨年11月までの生活に舞い戻るわけだが、子供たちとの向き合い方だけはその当時に戻すことなく、育休を経てアップデートした今のスタンスを維持していかなければ。
ありがとう、育休。
さようなら、育休。
恥ずかしながら戻ってきました、会社員生活・・・・
5ヶ月間は大変だったけど癒しをくれた小倅と小童にクリックを
コメント
育休振り返り記事は読んでて嬉しくなります。
男性の育休一年が当たり前になるのは叶う時が来るといいですが…
>実際はほんの少しサポートしているに過ぎなかったことを改めて痛感
気付けた事、良かったですね!
今日の記事は嫁女房さんもう見たかな。
嬉しいですよ、そう言って貰えるだけで。
子育てはまだまだ終わらないし、大きくなってもいろいろあり…
やっと手が離れたと思ったら介護が始まり…
生きるのってほんと大変です😁
局長さんはいいパパでありいい夫だと思います。
そしていい家族ですね❣️
小倅君が生まれた時、ちゃんと父親になれるのかって呟いていたような。
そんな局長さんが今では我が子の面倒をこまめに見てその成長を喜ぶようになる
立派なお父さんになってます。
あの時の局長さんに、大丈夫ですよって教えてあげたくなりました。
育児休暇を取って本当によかったですね。
嫁女房さんも随分助かったでしょうし、大変さに気付けたのが特によかったなと。
今後の子育てにも活きてきますよね。
うちの会社でも育児休暇を取る男性が増えてきました。
取得した人の手記を読むと、みんな取ってよかったと書いていて、
夫婦で一緒に育児できるのは本当に幸せな時間なんだなと感じています。
もちろん、今日の局長さんのでもそう感じました。