蛇腹(ジャバラ)に負けた猫兄の子守り

日曜日の朝に、こんにちわ。
日本シリーズの対戦カードが２年連続でヤクルトVSオリックスに決まりましたね。両チームともやはり強いんですね。完全に蚊帳の外にいる局長です。

─── さて、少しばかり時系列が前後してしまうのだが、9月14日(水)のお話。

夕方、保育園から帰宅した小倅こせがれを「柵」の中に放ったところ、すぐに寿喜ことぶきが飛び込んできた。
嫁女房が小倅の晩ごはんの準備をしている間、子守りをしてくれようとしているのだ。

これまで何度が綴っているが、保育園に行く前と、保育園からの帰宅直後の一日２回、小倅の子守りをするという“マイルール”を自らに設定しているらしい寿喜。

この日も、自分に課したルールを順守しようとする生真面目な猫。

だが小倅は、いつものように寿喜と触れ合うことはなく、手に持った“何か”に興味を示している。
ジャバラ状のパイプだ。

ジャバラは、漢字だと「蛇腹」と書き、文字どおり蛇のお腹のように伸縮する形状。

換気設備のダクトに使用されたりしているのだが、実はこの伸び縮みするときの感触や音が幼児にもウケがいいらしい。

そのジャバラが色とりどりで６本ほど入ったものが、100均で子供用のおもちゃとして売っているのだ。100均のくせに300円で。

我が家ではずいぶん前に買い与えていたのだが ───

なぜかこの日は「今さら」ながら小倅にメガヒットしてしまった。
寿喜のことなど視界にも入らないくらい、夢中でジャバラを伸び縮みさせている。

せっかく遊んであげる気満々で柵の中に入ってきたというのに、まさかのまったく相手にされない寿喜は、さすがに面白くない様子だ。

明らかに怒っている。

“猫枕”にされたり、肉球をエンドレスでぷにぷにされたり、毛を引っ張られたり、それなりのリスクを背負いながら毎日の子守りをしてあげているというのに、こんな形で袖にされるとは。

【猫枕】

【肉球ぷにぷに】

結局、晩ごはんの時間まで、ジャバラで遊びつづけていた小倅。

プライドを大きくキズ付けられた寿喜が根に持って、今後の子守りに悪い影響をもたらさなければいいのだが････