３年ぶりの開催｜職場の秋祭り 2022

新しい週に、こんにちわ。
11月なのに暖かい日がつづきますね。この週末は半袖で過ごしていました。築40年の古民家に住む身としては、これくらいの陽気で冬が終わってほしい限りです。局長です。

─── さて、進行中の時系列をいきなり飛んで、一昨日の11月12日(土)のお話。

夕方から、とある場所へと出掛けていた。
そこは、もうとっくに夏は終わったというのに季節外れの提灯が吊り下げられて、ステージや出店が並び、さながら何かのイベントのようだった。

俺の目線を下ろした先は、こうなっていた。

“エアバギー”で熟睡する小倅こせがれと、その上に何やら黒い毛むくじゃらの物体。
ちなみに小倅は、ここへ向かう道中の車で早々に眠りに就いてしまった。

そして「黒い毛むくじゃらの生き物」とは ───

言わずもがな、ポメラニアン真熊まぐまである。

まるで“仲良し兄弟”のような構図だが、真熊は今すぐにでもここから離れたいと思っている。
小倅の体温が伝わってきて暖かいはずも、１ミリもリラックスできない様子だ。

何を隠そう、職場の「秋祭り」に来ていたのだ。

以前は「夏祭り」として文字どおり真夏に催されていたのだが、数年前から秋の開催に移行し、ここ２年間はコロナ禍により中止となっていたこのイベントが、３年ぶりに復活したのだった。

2011年から2019年までの９年間、毎年通ってきた真熊も見覚えのある光景だろう。
そして、こんなに人が多い空間も久しぶりなので、気分も高揚しているに違いない。

････ コイツさえいなければ。

俺にとっても“小倅の初披露”となるので、来場していた職場の皆さんに２匹を連れて挨拶に回っていたのだが、途中で目を覚ました小倅が、いきなりトップギアにシフトチェンジしてしまった。

自分の足で走り回りたくてしかたない小倅は、嫁女房の手を振り払いながら逃走したり、抱っこを嫌がったりと、「ずっと寝たままのほうが楽だったのに」と思わずにはいられないほどの大暴れぶりを見せる････

真熊も下ろして歩かせたかったのだが、いかんせん小倅の暴走が激しくて、同時に真熊が人ごみの中で踏まれたり蹴られたりしないようコントロールするのは難しかったので、申し訳ないがエアバギーの中でお祭りの雰囲気を味わってもらうことに。

疲れ果てた嫁女房と交代で俺も小倅の相手をしていたのだが、その短時間でえらく体力を削り取られてしまった。
一歳児は、どこからこれだけの元気がみなぎってくるのやら････

こうして、３年ぶりの職場の秋祭りは、夫婦共々ヘトヘトにされて終わったのであった。