エリートぬいぐるみ選抜の光と影【前編】

３月最初の土曜日に、こんにちは。
大谷翔平くんの奥様は、ネット上で噂されている元バスケ選手なんですかね。写真を見る限りは確かに美しい素敵な女性ですし。局長です。

─── さて、最近の小倅こせがれにとって大の“お気に入り”となっている存在がある。

今となってはかれこれ４年も前になる俺と嫁女房の結婚式の際にもらった祝電「ぬいぐるみ付き電報」みたいなやつに付いていた白い犬のぬいぐるみだ。
「白い犬」といってもソフトバンクの“お父さん”ではない。

それまで愛用していた「アンパンマン」のぬいぐるみにも飽きてしまい、週末の自宅での時間を持て余すようになった小倅に、嫁女房が苦し紛れに今さらプレゼントした一品なのだが、これが思いのほかメガヒット。

「わんわん」という、直訳すれば「犬」となるド直球の命名をされ、以来、寝るときも常に一緒の関係になっている。

これを機に、それまで一緒に寝る“お供”だったシンバのぬいぐるみや、ブラザーＫからプレゼントされたIKEAのオラウータンのぬいぐるみたちは「２軍」に降格させられたらしい。
もはや小倅とベッドを共にすることすらできなくなり、IKEA製キッチンの棚に放置されるようになっている。

【IKEA製キッチンとは】

米国メジャーリーグのメジャー契約とマイナー降格くらいシビアな競争が強いられているらしい小倅を囲むぬいぐるみ陣営。
ちなみに、これまで何度か登場したミッキーマウスのぬいぐるみも、結婚式の祝電に付いていたものだが、アンパンマンやシンバたちと共に“マイナー落ち”している。

アンパンマンは、“モスキート”さんから送られた「おむつケーキ」に付いていたもので、図らずも小倅にとっての“ファーストトイ”となり、まだ０歳児の頃からヘビーユースされ続けていたが、最近では完全に忘れ去れれた存在に。

【生まれたばかりの時期から一緒だったアンパンマン････】

小倅がまだ目も見えない時期から、すぐ傍らで成長を見守ってくれたというのに、こんなに分かりやすくお払い箱になるなんて････
こうした競争と新陳代謝を繰り返しながら、晴れて小倅の“夜のお供”に選抜されている選ばれしぬいぐるみたち。

そんな、いわば「エリート」とされているぬいぐるみ選抜も、小倅以外の者からしたら“なんてことのない玩具”に過ぎないのだが、我が家では小倅に気に入られさえすれば、大きな加護の元で大切に扱われるのだった。

つづく････