6月6日、ゾロ目の日にこんにちは。
昨日『あぶない刑事』の映画大ヒット御礼舞台挨拶で舘ひろし&柴田恭兵ペアが登壇したようですが、これが最後の宣伝活動だそうです。2人揃っての姿は見納めなのかなぁ・・・ 局長です。
─── さて、昨日に続き、天然猫の寿喜が絶不調に陥っている件。
ここ1~2ヶ月ほどで歯石と口内炎、さらには右上の犬歯が根元から折れて抜歯するという口内トラブルに立て続けに見舞われていた寿喜だが、抜歯以降は寝てばかりなり、それどころか排泄も寝たまま垂れ流す状態となっている。
【昨日の記事のおさらい】
偶然にも昨日が月に一度の血液検査日だったため、祈るような思いで病院へ行ってきた。
抜歯による違和感、あるいは噛み合わせの悪さといった口内から来る不調なのか、はたまたすでに寿喜の体内に巣食う“肥満細胞腫”という癌が活性化しているのか、さらには週2回の点滴を続けている慢性腎臓病が悪化したのか ───
血液検査の結果から、院長に読み解いてもらうことに。
ちなみに、抜歯した 6月1日(土)以来、食欲はそれなりにあるものの、食べる量は明らかに減っており、代わりに水をよく飲むようになったと感じてしまっている。
慢性腎臓病が悪化したときの典型的な症状で不安がよぎる。
まずは、現状もっともリスクを感じている腎臓から ───
あれ・・・・?
決して良くはないが、数値としては先月よりも下がって(改善して)いる。
- Cre(クレアチニン)は、今年に入ってジワジワと上昇傾向にあったが、4月は一気に降下(改善)、以降は急上昇するなど “2.92 → 4.23 → 3.83mg/dl” と乱高下。
- BUN(尿素窒素)も同様に4月に急降下したが、トータル3ヶ月間の推移は “75.7 → 100.6 → 97.1mg/dl” と乱高下状態。
3月の検査結果レポート以来、今回まで3ヶ月間も当ブログでの記録化を怠っていたが、4月はなぜか数値が一気に改善していた一方で、逆に5月は急上昇で悪化していた。
そんな前段があった上で、寿喜の最近の具合がアレだったので、今月はさらに悪化しているだろうと覚悟していたが、むしろ下がっているではないか。
【念のため3月の検査結果レポートのおさらい】
では、元々悪くはなっていない肝臓はというと ───
やっぱり何も悪くはなっていなかった。
むしろ、ALT(GPT)に至っては1年以上ぶりに基準範囲(標準値)に納まるほどの安定ぶりだ。
- 「肝細胞障害」を示すALT(GPT)は、4月の “179U/L” 以降、この3ヶ月間は急降下(改善)傾向で、“99 → 95 → 67U/L” と推移して一昨年12月以来の基準範囲内に。
- 「胆汁うっ滞」や「胆道疾患」などを示すALPは元々基準範囲内にいたが、4月の “49U/L” 以降は “34 → 35 → 31U/L” と、ALT(GPT)同様に急降下。
最後に、間違いなく落ちているであろう体重はというと ───
こればかりは予想どおり落ちていて、2.77kgというワースト3位の悪さだった。
3月の検査結果レポートまでは3kg台をキープしてくれていたのだが、そこからは若干だが3kgを切ってしまっていた。
そこへ最近の食べる量の減少が、思い切り結果として現れている格好だ。
─── 以上が今月の血液検査の結果だった。
どう結論付ければいいのだろう・・・・
腎臓は決していい数値ではないが、先月よりは改善しているし、肝臓も異常はなし。
では、肥満細胞腫(癌)が進行しているのかと疑ったのだが、他の数値を見る限り何かが飛躍的に悪化している様子もなく、全般的に先月よりはいい傾向にあった。
つまり、検査結果が現在の様子にどうにも結び付かなかったのである。
抜歯による違和感が大き過ぎるのか ── とも疑ってみたのだが、院長先生の経験からはそれはあまり考えられないという。
シニア猫(犬も含む)にとって、老化から抜歯することは珍しくなく、直後に感じる違和感にはむしろ人間よりもすぐに順応するものらしい。
結論としては、引き続き様子を見守るしかないということに。
推定16歳以上につき「老衰」なのか、それとも数値には出ていないだけで肥満細胞腫の転移が拡大しているのか、今後の様子によって追加の検査をしていこうという話で終わった。
下手すりゃ「余命宣告」を食らうと覚悟もしていたのだが、あまりにも拍子抜けの結果に。
病院からの帰宅後も、寝床に納まったまま出てくる様子もなく、まだしばらくは心配な日々が今後も続くことになりそうだ・・・・
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コメント
こんにちは。
以前一度だけ描き込みした事あったかも?な読み専です。
寿喜君、数値的に変わりがなかったのは良かったですね。
カルシウム値とかカリウム値とかはどうでしたでしょうか?
高齢猫で腎不全、がん、麻酔で電解質異常が起こり神経症状が出たりする事もあるのかも。
うちの猫も扁平上皮癌、腎不全と繰り返しの麻酔で意識障害や粗相が。
一時的なもので、何もなかったらよいのですが。
とにかく又寿喜君のV字回復をお祈りします!
ことちゃん、数値的には良かったんですね!
絶不調の原因は分からなかったけど、とにかく数値的に問題ないなら一時的なものなのかな。
先生は抜歯は原因ではないとおっしゃてるようですが、もしかしたら抜歯が原因かもです。
抜歯はかなり負担になると思うので。
とにかく元気になって子守り再開してね、ことちゃん!
局長さんが心配していた数値の悪化が見られなくて本当によかったです。
でも、まだ何か元気がでないことがあるんですね。
人間だって、どこも悪くなくても元気が出ないこともあるから
コトちゃんもそういうことなのかもしれないですね。
もうちょっとしたら、何事もなかったかのように小倅君の隣で
見守り活動を再開するかもしれません。
そうなることを期待しています。