もう一度奇跡を見せてくれるのか

七夕の夕方に、こんにちは。
今日は東京都知事選挙ですね。気になって仕方ないのに選挙権のない神奈川県民の局長です。
それはさておき、毎日我が家の天然猫の寿喜ことぶきに応援や励ましのコメントをありがとうございます。

─── さて、本日もその寿喜の容体についての報告を。

体力やエネルギーのバロメーターでもある体重が、６月から始まったこの不調により、いよいよ２kgを割って 1.98kgまで激減してしまった寿喜。

【昨日までの寿喜の状況をおさらい】

しかし、昨日の夕方から何かが大きく変わろうとしている兆候を感じる。

ここ数日間、少しだけ思い出していたように見えた「食欲」が、17時を回った辺りから急激に増していったのだ。

インプッターで薬を飲ませたところで、嫁女房が不意に ───

と、寿喜を２階のリビングに連れて上がったことが、きっかけになったかもしれない。

それまでも、寿喜が籠っている１階の一室には、食欲を思い出したときのためにお皿に少しだけ高齢猫用フードを入れていたのだが、ことごとくツンデレ三毛猫の稚葉わかばに食べられてしまっており、寿喜がどれくらい食べたのかが分からずにいた。

そこで昨日は、その部屋に稚葉が入れないようペットスルーをブロックした上でごはんを用意しておいたところ、僅かながら食べようとした形跡が確認された。
稚葉にはケアの面でお世話になっているが、やはり“ありがた迷惑”な行為も多かったようだ。

7月2日(火)に６日ぶりとなる食欲を見せて以降、まだ維持できていることが分かったことで、今度は内面、精神的に「元気な頃」を思い出させようという嫁女房の行動だった。

これが功を奏したのか、リビングに放たれた寿喜は、一目散に稚葉のごはん皿の元へ。

一心不乱に食べようとお皿に顔を埋めているが、やはり嚥下えんげ機能の低下により食べ物を口の中まで運ぶことができない。

仕方なく、固形物は諦めてペースト状のものをお皿に入れてあげると、ペロペロと舐め始める。
だが、これも上手く口の中に入れられず、ペロペロという音のわりにはペーストが一向に減らず、ほとんど飲めてはいなかった。

でも「今日のところはそれでいい」と感じていた。

自分から食べようという意思を見せてくれただけでも、俺と嫁女房は大きな安心を得たのだから。
そのペーストをシリンジで口に流し込んだところ、多少の不快感はあるのだろうが、いつもほどの抵抗は見せず比較的大人しく飲んでくれた。

今朝も寝床に置いてあったペーストをペチャペチャと飛び散らせながら飲もうと頑張っていたので、これは何か状況が好転しようというのだろうか。
どうにも期待してしまう自分がいる。