想像どおりの事実|大井川鉄道のトーマス ~Vol.2

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新しい週に、こんにちは。
昨夜のプレミア12の決勝戦、なんともストレスフルな結果でしたね。前日までの総当たりリーグ戦で全勝してるのに、なぜか2チームで決勝戦とか。仕方ないですが。局長です。

─── さて、昨日の続きで先週11月22日()のお話を。

小倅と大井川鉄道のきかんしゃトーマス

実物の機関車「トーマス号」に小倅こせがれを乗せるべく、静岡県は島田市にある大井川鉄道の新金谷駅まで早朝から車を走らせてやって来た我が家の面々。
毎年、春先から秋口までの期間限定で『きかんしゃトーマス』の“実物”の蒸気機関車が走るのだ。

【前話のおさらい】

登場人物紹介

小倅(こせがれ)
局長の息子で、“人間”では長男。
2021年3月4日生まれの3歳。
『きかんしゃトーマス』にドハマり中の保育園児。
☞ 詳しいプロフィール

小倅と大井川鉄道のきかんしゃトーマス

「トーマスを見に来ただけ」と勝手に思い込んでいる小倅は、半分涙目になりながら「トーマスに乗りたい」と必死に訴え続ける。
ここでようやく「トーマスに乗るよ」と“情報解禁”してあげることに。

小倅と大井川鉄道のきかんしゃトーマス

劇中の「トーマス」と同じように“タンク機関車”の車両が使われており、小倅を持ち上げて石炭庫を見せながら“テンダー機関車”との違いを説明する。
図らずも抱っこ紐で抱えている小童こわっぱがプレスされる形になってしまったが。

続いて機関室を見せながら、劇中ではトーマスに振り回されっ放しの機関士の話もする。

小倅と大井川鉄道のきかんしゃトーマス

ちなみに、トーマスと「パーシー」はこのタンク機関車で「小さい」とからかわれるシーンがよくあり、「ゴードン」や「ヒロ」は石炭庫が別車両となっている大きなテンダー式である。
俺は決して「テツ」ではないが、小倅のおかげでそれなりに勉強させられているのだ。

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小倅と大井川鉄道のきかんしゃトーマス

そんな講義を経て、いざ客車に乗り込む。
劇中の客車「アニークララベル」に合わせたカラーに塗装されている。
小倅は緊張しているのか、表情が硬い。

小倅と大井川鉄道のきかんしゃトーマス

だが、扉を開けて車両の中へ歩を進めると、シートカバーから装飾まで「きかんしゃトーマス」一色なので、すぐに喜びが爆発。

しかし、車両はそうとう古い。

小倅と大井川鉄道のきかんしゃトーマス

無理もない。
実際に機関車で引いていた客車をそのまま転用しているのだろう。
パンタグラフが付いていないので、少なくともディーゼル機関車で引いていた年代物だと思う。

小倅と大井川鉄道のきかんしゃトーマス

小童を抱えた肝っ玉母さんみたいな嫁女房も一緒に座ると、まるで地方から一家で上京でもしようとしている戦後間もない頃の親子のように見えてしまう。
さしずめ白いトレーナーが割烹着に見えてしまうような。

小倅と大井川鉄道のきかんしゃトーマス

そういえば「トーマス駅弁」と一緒に「トーマスミネラルウォーター」も買っておいた。
ここまで来たら、何から何までトーマス尽くしにしてやるのだ。

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そして、満を持してトーマス号は走り出す。

小倅と大井川鉄道のきかんしゃトーマス

ここで残念なことに気が付いた。
いや、事前に想定したいたことだが、やっぱりそのとおりだと実感したまでだ。

小倅と大井川鉄道のきかんしゃトーマス

それは、蒸気機関車は走る姿を見るからカッコイイもので、乗ってしまうと単に乗り心地の悪い交通手段に過ぎないということ。
煙を吐きながら疾走するトーマスの雄姿も見えないし、青空と緑あふれるのどかな風景とトーマスとのコントラストを楽しむこともできない。

小倅と大井川鉄道のきかんしゃトーマス

ただガタガタ揺れるシートの固い車両に座り、トーマスを模した海苔が置かれただけの高額な弁当を食べているだけだった。

小童と大井川鉄道のきかんしゃトーマス

とはいえ、計画当初の「乗ったらトーマスを感じられないんだから見るだけでいいんじゃない?」という案を覆して、乗車券を買っておいて良かった。
これでもし乗せてあげていなかったら、小倅の失望たるや、きっと高校生くらいまで引きずることになっただろう。

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本当に蒸気を吐きながら疾走するトーマス号に二発目を。
今日の一言

景色のいいスポットでトーマス号を待って撮影したほうが有意義だったような気もしている…

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コメント

  1. クッキー&ちゃちゃ より:

    確かに見るのもテンション上がりますがやはり乗らないと!
    車両が新品でも情緒がないので古いくらいで良かったのではないかと。
    高いトーマス弁当にトーマス水も飲んで満足ですね!!
    小童くんを前に抱っこしたまま小倅くんを持ち上げる局長さん、さすがです。
    腰やられる…やつです😅
    中ってこうなってたんですねぇ。外からは写真で見たことあったけど中は初めて見ました。
    小倅ちゃん良かったね!!!

  2. つばめ11号 より:

    乗ったらトーマスが見えなくなっちゃうだろうなって思ったけれど
    やっぱり、乗ってこそですよね。
    涙目になりながら乗りたいってお願いしたことが叶ったら
    喜びは倍増ですよ。
    本物の動くトーマスに乗れたんだって喜びは、小倅君の脳裏に
    しっかり刻まれたことでしょう。

    局長さんが説明しているトーマスの講義、何一つ分かりませんでした。
    小倅君に教えてもらいたいです。

  3. でりすけ より:

    お乗りになられた客車、オハ47-398は、昭和29年製造ですね。一応、急行用として作られたので、当時としてはこれでも快適な部類な車両ですね。

    大井川鉄道に払い下げされる昭和62年までは国鉄の米子配置、昭和49年までSL走った地域なので、新車の頃はSLに引かれて、また、急行用なので、十数時間かけて東海道線走って、東京にも来てたと思います。

    • 局長 局長 より:

      とんでもなく詳しい情報をありがとうございます。
      昭和29年製造!
      70年も前の車両に乗ったんですね、俺は!
      なんだか嬉しくなってきました(笑)

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