七夕イヴの朝に、こんにちわ。
熱海市の土石流被害、安否不明者はが当初「約20名」という報道だったのに、実際には60人以上にも及ぶなんて。どうか無事に見つかってほしい。局長です。
─── 昨日のつづきで、どうにも筆が進まない例のレポートの最終章を。
ついに火葬炉の中へ消えていってしまった“にいぼん”こと石像猫のにいな。
荼毘が完了するまで小一時間ほど要するので、斎場の待合室ではなく、外へ出て待つことに。
【昨日の“中編”のおさらい】
実はこの斎場、産まれることのできなかった稚葉の赤ちゃんたちを永代埋葬した霊園でもあるので、その供養塔に手を合わせたりしていたのだ。
「お母さんが愛したにいぼんがそちらに行くから、迎えてあげてね」と。
しばらくして、予定されていた時刻に。
変わり果てた姿になって炉から出てきたにいぼんを小さな壺に納め、箱に入れて・・・・
あのグレー単色の高級そうな柔らかい被毛も、むっちりとした抱き心地のいい体躯も、にいぼんの肉体のすべてが消えて、代わりに一握りの骨のみになってしまった。
我々にあとできることといえば、冥福を祈ること、弔ってやることだけ。
16年弱という長い時間を共にしてくれたことに、ただひたすら感謝を伝えた。
そして、お別れの準備から骨上げ、箱への収納など、すべての仕事を丁寧に遂行してくれたスタッフさんに御礼を伝え、会計をして、小さな箱に納まったにいぼんを抱えて帰路に就いた。
ポメラニアン真熊は、にいぼんがここに納まってしまったことなど理解できていないのだろう。
帰宅後、にいぼんの骨壺はアライグマ千寿の墓石の隣に置いた。
にいぼんのキャラクターをもっとも表現できている写真を遺影として飾り、お花と、大好きだった珈琲を添えた。
「これで本当ににいぼんはいなくなってしまったんだ」という実感が、少しずつだがわいてくる。
突然病に伏して以来、心の準備もないままに闘病&介護生活を強いられたが、たったの二週間でこんな別れとなってしまうなんて・・・・
寿喜は相変わらず、にいぼんがいなくなってしまったことなど理解もできていないような無反応のままだった。
一方の稚葉は、にいぼんという伴侶を失ったことを一人で静かに受け止めようとしているかのように、ただ黙って遺影と骨壺を見つめつづけていたのだった。
俺と我が家に多くの幸せを運んできてくれたにいぼんにクリックを
コメント
にいなちゃんが荼毘に付されて
実際の肉体がなくなってしまうと、
また新たな悲しみがやってきますね。
でもにいなちゃんは身体が軽くなって、
しっかりと虹の橋を渡って行ったと思います。
にいなちゃん、お疲れさまでした。
まぐちゃんはにいなくんのお葬式?にも参列していたとは。
にいなくんは虹の橋の向こうで、千寿くんやわかちゃんの赤ちゃんたちにも会っているのでしょう。
骨壷と写真を見つめていたわかちゃんは、にいなくんを感じていたのでしょうか。
コトちゃんもちょっと後に写真と骨壷に向って、長時間お話していたのですよね。
わかばちゃんの赤ちゃんを永代埋葬した所なんですね。
本当のパパじゃないけどきっとにいぼんはお父さんしてくれてますね^ ^
骨になってしまったけど、心はいつも一緒。いつの日かまた会える日まで少しのお別れです。
今頃美味しいご飯を食べて、珈琲の匂いを嗅いでゆっくり過ごしてますね。
にいぼんの夢は見ましたか?
私はまだ一度も見てないんです。
にいぼんはとても丁寧に丁寧にお空へ行く準備をしてもらったんですね。
姿は見えなくなってしまったけれど、にいぼんは体が軽くなってちゃんと虹の橋を渡ったと思います。
そして千寿くんと会い、優しいにいぼんのことだから、わかちゃんの赤ちゃんたちのお世話をしてくれているでしょうね。
ありがとう、にいぼん。お疲れ様でした。
にいぼんが家に戻ってきてからのわかちゃんの後ろ姿は、何度見ても胸が締め付けられます。
長い一日でしたね。
局長家のみんなが、それぞれのやり方でにいな君の旅立ちを見送ったんですね。
マグちゃんは局長さんと一緒に南無南無して、コトちゃんはきっと姿が見えないけど
どこかにいるって感じて、わかばちゃんは遠くから見つめて。
コーヒー飲んでいいんですか?
飲もうとするといつも怒られたのに、今日は本当にいいんですか?お父さん。
そんな声が写真のにいな君から聞こえてくるようでした。
局長さん、お疲れさまでした。にいぼんもきっとパパありがとう❕❕って言っていた思います。そして、石碑に刻まれた「楽しかった思い出をありがとう」という一文、心に響きました。
リンクされていた過去記事読みました。私が言うのもなんですが、局長さん、稚葉ちゃんの赤ちゃんが眠るお墓にもお参りしてあげてくださいね。
悲しい一日でしたね。
にいなちゃん虹の橋を渡って皆に会えたよね。
ユックリ休んでくださいね。
家族が居なくなって
ふといつも居る場所を見ると…
あぁもう居ないんだ😢
また悲しみが込み上げてきちゃいます