木曜日の朝に、こんにちは。
いやはや広末涼子のニュースには驚いちゃいました。てっきりSNSのフェイクニュースだと思いきや、文春砲だったとは。局長です。
─── さて、予告もなしに突然再開する、コアな読者さんには刺さるらしい例のシリーズを。
そう、我が家の建て替え計画レポートである。
近い将来、必ずやって来るらしい大地震にも「絶対に倒壊しない家」を目指して、2008年にスタートした“第一次・家づくり”編。
前回まで、戸建住宅には大きく分けて6種類の建築工法があり、それぞれ特徴や耐震性能が大きく異なることを紹介したが、今回は建築費用、つまりお金のお話を。
【前回のおさらい】
地震で倒壊しない家が欲しいのであれば、耐震性能が高い家を建てればいい。
とはいえ、誰しもそれが簡単に叶わないのは、耐震性能の高さに比例して建築費用もきれいな上昇カーブを描いてしまうためだ。
前々話で綴った、“建築工法別の耐震性能”に「坪単価」の世間相場を追記すると、こうなる。
- 高
RC造|⑤ラーメン構造
☞ 110万円~/坪 RC造|⑥壁式構造
☞ 80万~110万円/坪鉄骨造|④重量鉄骨
☞ 70万~100万円/坪鉄骨造|⑤軽量鉄骨
☞ 60万~80万円/坪木 造|①木造軸組工法(在来工法)
☞ 60万~70万円/坪- 安
木 造|②2×4工法
☞ 50万~70万円/坪
念のため「坪単価」についても説明を加えておこう。
下図のとおりで、建物の建築費用を、延床面積(坪数)で割った「1坪あたりの費用」を示す。
さらに付け加えると、上述の世間相場は条件によって大きく変動する。
例えば、同じ延床面積40坪の家を木造軸組工法(在来工法)で建てるとしても、地元に根付いて親族経営している工務店『つのだ☆建設』に発注するのと、大手ハウスメーカー『積水ハウス』に発注するのでは、価格は雲泥の差となる。
言わずもがな、後者のほうが高額。
大手になればなるほど、純粋な建築費用以外に多大な経費が発生しているからだ。
全国の営業所と営業マンの人件費、モデルハウスの運営費、テレビCMなどの広告宣伝費、カタログやWEBサイトの制作費、新商品や独自機能の開発費・・・・・ などなど。
それらのコストが、しっかり建築費用に案分されて上乗せされているのだ。
「じゃぁ安いほうの工務店で建てればいいや」
という話になるかといえば、これがまたそうではない。
大手は自社のブランドを大切にするため、品質が高く安定しており、さらにはアフターサービスもきっちりしている。
一方で、地場の工務店の場合は、店そのものや抱えている大工・職人の技量に依存するため、必ず「当たり外れが」が生じてしまう。
それなら間に設計事務所の建築家を挟んで、然るべき品質の管理ができればいいが、素人がその良し悪しを判断できるかといえば難しいのが現状。
投入可能な頭金や借入可能なローン金額、求める品質、得たい保証や安心感 ── といった諸々の条件により、発注先を選ぶ必要があるのだ。
── で、前々回の記事で綴ったとおり、2008年当時の俺は以下の順位で希望する建築工法を絞り、行動を起こしたわけだが、坪単価もこれだけの差が生じている。
- 1位RC造|⑥壁式構造
☞ 80万~110万円/坪
- 2位鉄骨造|④重量鉄骨
☞ 70万~100万円/坪
- 3位鉄骨造|⑤軽量鉄骨
☞ 60万~80万円/坪
- 4位木 造|②2×4工法
☞ 50万~70万円/坪
結局、当時の俺はどの建築工法を選び、どのような末路をたどったのか。
そして、その経験は今回の家づくりに活かされたのか。
なかなか本題にたどり着けませんな・・・・
工法と坪単価に悩んでいた2008年当時の建て替え計画にクリックを
コメント
どの建築工法にするのか選ぶの大変ですね😅
局長さんは知ってるだけに大変ですね。
住宅展示場で数棟のモデルハウスを見て決めるのでも迷うのに。
メリットデメリット更に価格との絡み。
永遠に決められないと思いました😆
結構値段違うけど地震に強い家は建てたいし。
土地代がないだけいいですがかなり大きな買い物ですね、間違いなく。
結局どれにしたのか真相は如何に。
まだ2008年のお話なんですね
・・・あれっ❓仮住まいにお引越しのとき
引き渡しは6月って言ってませんでしたっけ
着工から随分早いなぁと思っていましたが
さぁ、どの工法工程で建てられたのかお楽しみ‼️
あまりご近所の景色も入れちゃうと身バレしませんか❓
ちょっと心配
凝り性の局長さんの性格が良く表れてるお話でとても面白く勉強になります。
これを読んで、自分は何も迷わずに建てたなぁ~と局長さんとの違いを
改めて実感してしまいました。
住宅展示場にも行かず、モデルハウスも1つも見ないまま。
お願いしたのは、父の教え子の地元工務店の人に。
安易な決め方しちゃったけど、丁寧な仕事で「当たり」でした。