木曜日の昼下がりに、こんにちは。
今日は久しぶりに全国的な快晴ですね。きっとゲリラ豪雨はあるのでしょうが。あとは残暑がどのくらいのレベルなのかだけが心配です。局長です。
─── さて、今回はあまり期間を空けずにテンポ良く進行したいと考えている例のシリーズを。
想定外に頓挫した2008~2009年にかけての「第一次・家づくり計画」から実に10年の時を経て、2018年からリスタートした「第二次・家づくり計画」。
【強制終了となった第一次・家づくり】
【リスタートした第二次・家づくり】
「大地震でも絶対に倒壊しない家」であることは絶対条件の元で新たに打ち出したコンセプトは「究極のペット共生住宅」。
まずは、パートナー会社探しにあたり、どの会社へも同じオリエンができるよう「企画書」を作成するところから作業は始まった。
【前話のおさらい】
改めて「工法」についても再検討した。
やはり鉄筋コンクリート造、すなわち“RC壁工法”の住宅が魅力的だ。
前回は36歳の自分にとっては、当時の見積価格“2,500万円”が「身の丈に合わない買い物じゃないか」という迷いが大きかったが、あれから10年が経ち46歳になっていた俺には、その間に積み上げた貯金の面からも、あの価格のままであれば手が届くものになっていた。
【当時のプランと見積価格】
そこで、当時プランニングしてもらった工務店に10年ぶりに連絡を取ってみた。
プランナーの〇〇さん、
もしくは、設計士の△△さんはまだいらしゃいますか?
二人とも、もうずいぶん前に辞められました
聞けば、この10年の間に ───
事業再編や事業譲渡などがあり、会社の形態や人員もかなり変わっているという。
住宅もやってはいるが、メインはビルや商用施設などの大型案件らしく、態度も横柄だった。
住宅もやれますけど、〇月までは忙しいので、△月以降になります
残念だった・・・・
こんな社風なら、絶対に顧客目線の「いい仕事」はしてくれるはずもない。
10年間の休眠期間に完全に縁が切れていたわけだが、まぁ会社がこう変わってしまうのだったら、当時もお願いしなくて正解だったわけだ。
そして、もう一つ分かったことが。
“第一次”で見付けた、俺のRC住宅への夢を費用面でも実現できそうな『RC-Z工法』だったが、そのフランチャイズの協力会でもある「RC-Z家の会」のWEBサイトを覗いてみると、参画企業が激減しているのだ。
このシステムを開発した「早川工務店」と、専用資材の取扱窓口でもあった完全子会社「ロングホーム」の倒産後に協力会もバタバタしたらしく、10年間で社風が変わってしまっていた上述の工務店も脱退していたのだ。
仕方なく、少数ながらも協力会に残った会社を片っ端からWEBサイトで検索。
我が家の近場で且つ社風も良さそうな会社を探したところ、1社しか当てはまらなかった。
とりあえず、その会社へ電話とメールで連絡を取り、例の企画書を送付して概算の試算をしてもらうことにした。
そして、1週間ほどで概算見積りが届いたのだが ───
建築費用 7,551万円・・・・
10年前の見積価格「2,500万円」から、実に3倍に跳ね上がっているではないか。
どこの富豪が建てる家なんだ。
「RC-Z家の会」自体も、主催会社の倒産という事実からコスト追及を止めたのか、まったくもってお得感のない費用感になっており、10年前に俺の心を躍らせてくれた「RC-Z工法」という選択肢は無残に砕け散ったのだった・・・・
10年の間に遠い存在になっていたRC-Z工法に惜別のクリックを
コメント
見積もりの金額、建築費用 7,551万円に申し訳ないですが笑ってしまいました。
凄い値上がり😅
土地代無しでこの値段って…
10年はやはり長いですね。
人も変われば会社も変わる、確かに私も変わりました笑
凄い値上がりですね。住宅業界、デフレとは無関係のようですな。
と、言うか、倒産した工務店、本来は残っていてほしい優良店だったんですね。
世知辛い世の中です…
それにしても中断したの正解だったんですね。
ご先祖様に守られてますな。
すごい見積金額に、私も笑ってしまいました。
誰がこんな金額で建てようと思うのかって数字ですよね。
それにしても、10年でいろいろ変化するものなんですね。
あまりいい変化じゃないから、あの時建てなかったのは
結果オーライですよ。