土曜日の夕方に、こんにちは。
今日も暑さは容赦なく、例によって小倅と嫁女房は実家へと「疎開」していきました。この暑い家に猫たちと共に残される局長です。あと一ヶ月の辛抱だ・・・・
─── さて、以前にも似たようなことを綴ったが、性懲りもなく類似レポートを。
「肥満細胞腫」という“癌”により宣告された平均余命を超えて、今日も元気に生き続けてくれている天然猫の寿喜だが、もう一つ「慢性腎臓病」とも戦っている。
こちらは急性腎障害に発展して、尿毒症を引き起こし緊急入院を強いられるなど、実際には癌よりも分かりやすく寿喜を苦しめているのだが、さらに厄介な症状も引き起こしている。
「多飲多尿」である。
本来なら、体内で生成された老廃物や毒素は、腎臓でフィルタリングされ、オシッコと一緒に体外に排出されるのだが、腎臓機能の低下によりこのフィルターが“ザル”となってしまい ───
オシッコで排出されるはずの老廃物や毒素が体内に残ってしまう。
それでもなんとか排出させようと、または毒素を薄めようと、体は水を欲しがり、結果としてあまり役に立たないオシッコが増える。
このサイクルを寿喜は毎日何度となく繰り返すのだ。
足しげくトイレに通い、水をガブ飲みする。
本来、猫という生き物はあまり水を飲まずに生きられる体の構造だというのに。
【以前にも綴った類似レポートはこちら】
その様子をカシャカシャと写真に撮るたびに、ちょっと機嫌を損ねる寿喜。
だが、俺が嫌がる寿喜にカメラを向けるのには理由がある。
元が天然の性格だけに、行動の一つ一つがいろいろとおかしいのだ。
まだトイレから完全に出ていないまま水を飲んだり。
他にも、猫の習性で用を足した跡に猫砂をかけて隠す ── という行動があるが、砂のないトイレの淵をカリカリしたり。
ときには、トイレの前に設置している脱臭機『ジアイーノ』の本体をカリカリすることも。
もはや跡を隠すことが目的ではなく、「猫界の掟」だからと形だけやっているようにすら見える。
オシッコした直後に水をガブ飲みする姿も、「そんなにソッコーで喉が渇くならオシッコするなよ」とツッコミを入れたくなってしまう。
「そんな何かを今回も見せてくれるのでは」という期待感からの隠し撮り。
まぁ本人(猫)には筒抜けなので隠し撮りにもなっていないのだが。
今日もたくさん水を飲んで、また長生きしてくれ。
今日も寝床とトイレの往復を何度となく繰り返す寿喜にクリックを
コメント
腎臓病と検索すると必ず、多飲多尿と出てきます。
せっかく飲んでもフィルターがなくて毒素が外に出ていかない。それでも身体に水分をどんどん入れて毒素を出すために点滴ってするんですよね確か。
天然ことちゃん、ココでも面白い行動してくれてるんですね😆
猫砂で隠すためにする行動なのに、全然関係ないところでカリカリ笑
写真撮られて文句言いながらもこっちに来てくれる。
暑さにも癌にも負けないで新居に皆んなで引越しだよことちゃん!
この暑さ、疎開しないと体調崩してしまいますよ😅
病気になっても天然の部分は変わらないんですね。
私もコトちゃんには何か期待してしまいます。
お水飲んでトイレ行っての繰り返しはかわいそうですが
それでも暑さに負けないでいてくれるのは嬉しいです。
あと1ヶ月、局長さんもコトちゃんわかばちゃんもがんばれ!