新しい週に、こんにちは。
いやはやこの週末は家族そろって風邪に散りました。どこから菌をもらってきたのやら。嫁女房と二人同時に37℃台の微熱を出していた局長です。もう下がりましたが。
─── さて、一昨日の続きで「時系列に沿ったお話」を。
ポメラニアン真熊をお空に上げた翌日、2月25日(土)のお話の続編。
小倅の人生初の「お遊戯会」だったこの日は、本来であれば真熊の2回目の「幹細胞再生医療」が施される予定日だった。
お昼前に真熊を病院に預け、午後の診療が始まるまでの時間帯に施術が行われる予定だったが、だからといって“あの状況”のまま家に一人置いてこのお遊戯会に来るわけにはいかないので、俺は家で真熊を看る、お遊戯会は嫁女房が一人で来て動画を撮る ── という計画だった。
【2月22日㊌に散歩すらできない状況に陥った】
しかし、真熊はこの日を迎えることが叶わず、2日前に力尽きた。
それもあり俺もお遊戯会に参加できたのだが、気持ちはまったく晴れず、無念の思いに押し潰されそうだったところに、この小倅のパフォーマンス。
真熊の「最後の戦い」が始まって以来、久しぶりに笑った気がした。
帰宅後は、小倅もさすがに知らず知らずに緊張があったのかお昼寝に。
俺は天然猫の寿喜の点滴があったので、動物病院に。
前回の22日(水)までは一緒に連れて来ていた真熊がいない違和感が、また辛かった。
寿喜をキャリーに入れ、真熊はスリングバッグで小脇に抱えての通院が、この日からキャリー1つだけの運搬になったのだった。
病院から帰ると、俺もここ数日の嵐のような日々の疲れがあったらしく、小倅と一緒になって眠りに就いていたが、15時頃に小倅が目を覚ましたので、近所を散歩することに。
お遊戯会の「ばいきんまん」の衣装がえらく気に入ったらしく、どうしても脱ごうとしないのでそのままの姿で歩かせていた。
駅前のロータリーで大好きなバスを見ていたが、あまりに目を輝かせているので「それならちょっと乗ってみるか」と、乗車してみることに。
一つ先の停留所まで乗車し、歩いて帰って来た。
実は数日前にも同じようなことをしていた。
胃腸炎で保育園を休まざるを得なかったものの、復調してくると共に毎日家の中で過ごす退屈に耐えられなくなってきた小倅の気分転換にと、バスに乗せていたのだ。
だが、バスを見るのは好きなのに、実際に乗ると緊張してしまうらしい小倅。
そして、夜はまた駅前の立ち飲み屋さんへ逃避行した。
まだ真熊の骨壺と向かい合うことができず、さらには予告もなしに突然噴き出してしまう涙のコントロールもできず、家にいることがどうにも辛かったのだ。
こうして、真熊のいない2日目が過ぎていったのだった。
近々、真熊の半生を振り返る記事を綴ります。
楽しかった15年半のはずなのに、すべての思い出が「最後の戦い」の重くて悲しい記憶に上書きされてしまっているので、ちゃんと海馬から掘り起こさなければと。
“にいぼん”こと石像猫にいなのときも同じように振り返って、記憶の上書きをギリギリのところで防いだので、真熊に対しても同じことをしてみます。
無念と後悔の一日を図らずも癒してくれた小倅に愛のクリックを
コメント
キャリーにことちゃん、スリングにまぐちゃんで通院するのが日常だったからまぐちゃんが居ないのは辛いですね😭
本当なら再生医療を受ける筈だったのに。
たらればを言えばキリがないですが、受けていたらと思ってしまうのも仕方ないです。
まぐちゃんの半生を振り返る記事、とても楽しみです。
小倅君、この衣装が自分に似合ってるって分かってますね。
大人がこの格好で歩いてたらドン引きですが、小倅君なら愛くるしくて
バスに乗っても問題なしです。
憧れのものに乗せると、思ったよりも反応が薄いってのは、
電車好きの子供がいる人からも聞いたことがあります。
せっかく新幹線に乗せてあげたのに全然喜ばなかったと言ってました。
マグちゃんの半生を振り返る記事、楽しみにしています。
可愛いマグちゃんのてんこ盛りですね。