まさかの強制終了|第一次・家づくり計画

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土曜日の夕方に、こんにちは。
今日は朝から小倅のとある体験入学や、天然猫の寿喜の点滴通院、一人では持てないレベルの大型荷物が届いたりと大忙しで、こんな時間の更新になってしまった局長です。

─── さて、長らく続いた「第一次・家づくり計画」も、ついに最終章。

2008年から始まった「第一次・家づくり計画」は、紆余曲折を経ながら2009年2月に県内の某工務店に行き着き、数回にわたる打ち合わせや現場視察の末、ついに理想どおりのプランを手にすることとなった。
気が付けば、2009年6月になっていた。

【前話のおさらい】

RC-Z工法」により、従来のRC造と比べてはるかにコストが抑えられ、それでいて意匠性にも富み、これまで練り上げた自らのプランもすべからく反映され、あとのネックは金額だけとなった。

建物だけで2,530万円という金額が本当に払い切れるのか。
身の丈に合わない買い物をしていないか。

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自問自答を繰り返し、キャッシュフロー表を作成して支払いシミュレーションをしたり、設備のランクダウンによるコストダウンを考えたり・・・・
なかなか踏ん切りがつかないながらも、誰かが背中を押してくれさえすれば、すぐにでも判子を押せる心積もりにはなっていた。

ちなみに、間取りはというと ───

2階リビングの西側には「」収納があり、その上部に2.5階の位置関係で子供部屋が2つ。
リビングと子供部屋からはそれぞれベランダに出れて、且つベランダに設置されたコンクリート製の階段から屋上へアクセスできる動線。

屋上があるため太陽光パネルは載せられなかったが、エネルギー源はオール電化に。
コンクリート打ちっ放しの外壁だが、南面だけはタイル貼りにして少しデザイン性をもたせる。
もう、この家が一日も早く出来上がることが楽しみで仕方なかった。

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しかし、僅か2ヶ月後 ───

正式に「キャンセル」の連絡を入れることに。

賢明な読者のアナタならもうお分かりのことだろう。
そう、当時の婚約者と破談したのだ。

この最高のプランを得て1ヶ月後に、家を出て別の男の元へと走ったのだった。

素敵なプランだけに、独り身だけどこのまま契約して突っ走るか ── そんなことも真剣に考えたが、この家での新生活が始まったら、やはり意識せずとも1年間にわたる家づくりの過程や情景が何度となく思い出されて、そのたびにネガティブな感情に陥ることだろう。

一生の買い物がそれでいいのか。

もしこの先、新しい家族ができたとしたら、この家の苦い思い出とどう折り合いをつけるのか。
悩みに悩んだ末、キャンセルをしたのだった。
まだ契約前だったので違約金もなかったが、プランナーや設計士は落胆しており、とても心苦しかった。

こうして、2008年から2009年に掛けての「第一次・家づくり計画」は、予想だにしなかった形で幕を下ろすことに。

以降、俺に結婚のご縁が訪れなかったこともあり、2018年から始まる「第二次・家づくり計画」まで丸10年にわたり、具体的な活動がストップしたのだった。

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こんな外観の家に住んでみたかった無念にも二発目を。
今日の一言

あの出来事も15年も前のことになるんですね。引き続き15年も旧宅で暮らすことになるとは…

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コメント

  1. クッキー&ちゃちゃ より:

    あぁ、あの出来事が…
    せっかくの家が…
    漫画が物悲しく😭
    まぐちゃんの「ママ〜」が悲しげ😢

    が、それがあっての今ですからね!
    取りやめて正解ですよ、新しい家に1人なんてねぇ。
    それはそれでいいけどねぇ。はい。

  2. つばめ11号 より:

    建てなかった理由はそうなんだろうなって思いながら読んでいました。
    ここまで決まっていたのに、本当に残念でしたね。
    でも、建てなくて正解でしたよ。
    あの時建てていたら、嫁女房さんと暮らす今の素敵な家は
    建てられなかったんですから。

    久々の漫画。マグちゃんが登場しててなんか嬉しかったです。
    内容は悲しいですが。

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