どうしても猫兄に帽子を被せたい一歳児

週の真ん中に、こんにちわ。
ヤクルトとオリックスが日本シリーズを戦っている裏側で、その他の球団では戦力外通告が佳境を迎えていますね。巨人では山口俊までもが････　局長です。

─── さて、本日は始まったばかりの「山形遠征」レポートをワンブレイク。

再び従来の時系列に戻り、9月21日(水)のお話を。

ちなみに、この日の出来事はすでに一つ記事にしているのだが、本日のお話は、その後の時間帯に起きた“別件”についてである。

【先日公開した 9月21日の記事】

小倅こせがれが保育園から帰宅した18時過ぎ、例によって「柵」の中で、寿喜ことぶきが日課にしている「一日２回の子守り」の２セット目が行われていた。

すると、次の瞬間 ───

小倅が保育園で使っている「お外遊び」用の帽子を、いきなり寿喜に被せ始めた。

洗濯していたものが乾いたので、「明日忘れずに保育園に持って行こう」と柵に掛けていたのだが、小倅がおもむろに手にしたかと思いきや、迷わず寿喜に････

あまりに突拍子もない攻撃を食らい、困惑気味の寿喜。
だが、小倅は尚も帽子を被せようと食い下がる。

そして、しっかり被らせる。

普段、自分が愛用している帽子を、「寿喜にも被らせてあげたい」、「シェアしたい」････ といった感情からなのだろうか、この謎の行動は。

当の寿喜は、分かりやすく「迷惑千万」といった顔だ。

いくら“被り物が得意な猫”として鳴らしている寿喜も、こういった強引に被される行為には断固として拒否を示すらしい。

【寿喜は被り物が得意】

それでも小倅は、なんとしても寿喜に帽子を被ってほしいらしく、まさかの“顔を突き合わせての説得”に掛かる。

寿喜に帽子を被せた先に何が待っているのかは不明だが、とにかく自分が愛用している帽子を被せようと必死なことだけは伝わってくる。

結果、早くも３回目の帽子被せに成功。

過去２回と比べても、実にきれいに被せられている。
帽子の下から伸びる寿喜の足を見ても、そのクオリティが分かる。

しかし、寿喜は頑なに拒否。

これまで、毛を引っ張られようが、押し倒されようが、エンドレスで肉球をぷにぷにされようが、耳をイジくられようが、“猫枕”にされようが、小倅のやることはすべて受け入れてきた寿喜だが、今回の帽子だけはどうしても許容し難いらしい。

そんな寿喜の後ろ向きな姿勢に、シビレを切らした小倅。
怒りを露わに立ち上がった。

そして、何やら激しく文句を言い始めた。

寿喜からすれば、いきなり暴挙に出られた挙句、逆ギレされる････ という理不尽で最悪な難癖をつけられている以外の何者でもないだろう。

こうして、小倅が“My帽子”を寿喜に被ってもらえなかったことで生じた珍事件。

一歳半となり、いよいよ自我が芽生えてきたのだろうか。

寿喜にとっては、「たまったもんじゃない時間」だったかもしれないが、写真の“撮れ高”としては最高のイベントだった。