天然猫と二歳児によるジグソーパズル攻防戦

三連休の最終日に、こんにちは。
今日は故ジョン・レノンの83回目の誕生日です。生きていれば83歳。ちなみにオノ・ヨーコは90歳で今もお元気です。ビートルズ・フリークの局長です。

─── さて、昨夜の我が家で繰り広げられていた、失笑するような攻防戦について。

２歳にして「パズルマスター」への道を着々と歩み始めている小倅こせがれが、この日も新しい『きかんしゃトーマス』のジグソーパズルを手に入れてさっそく組み始めたところに、思いもよらない障害が発生した。

【最近の小倅はジグソーパズルに夢中】

肝心なジグソーパズルの上に、天然猫の寿喜ことぶきがおもむろに腰を下ろしてきたのだ。
完全に狙いすました様子で。

パズルを完全に覆われて、途方に暮れる小倅。

寿喜の目的は不明。
以前もよく、石像猫のにいなが段ボールの中で寝ているところを、無理やり通過していくような謎の暴挙に出ることがしばしばあったので、「とりあえず絡みたい」みたいな気持ちがあるのかもしれない。

【そういえば以前からこういった行動はあった】

珍しく声を上げずに、ただ目だけで何かを訴えてくる小倅。

「コトをどかして」と言っているのだろうが、写真の“撮れ高”としては申し分ないので、あえてスルーして観察を続けることに。

俺のことは頼れないと判断したのか、強引に寿喜をどかしながら果敢にリスタートを切る小倅。

「ツイスターゲーム」のような体勢になしながらも、寿喜が踏んづけているパズルのピースを必死に取り出そうとしている。
こうやって男の子は勇ましくなっていくのだろう。

寿喜もなぜか意地になって、尻尾だけでもパズルの上に残してやろうと抵抗を見せる。
何を主張しているのか、かれこれ15年近く一緒にいる俺にも理解不能な行動だが、２匹がいがみ合うことなく一緒にいられているので、これはこれでいいのだろう。

結局、最後は小倅が根負けしてパズル活動を一旦休止することに。
「勝った」と言わんばかりの、寿喜の勝ち誇った満足げな表情。
兄としての存在感をアピールしたかったのだろうか。

【そういえば以前にも似たようなことがあったな･･･】