猫たちの「箱」の価値が大暴落？

三連休明けに、こんにちは。
10月10日と聞くと、すぐに「体育の日」と思ってしまうのは“昭和生まれあるある”なんですかね。運動会も体育祭もこの近辺で実施してましたよね。局長です。

─── さて、珍しくリアルタイムに近いお話で、昨夜の他愛もない我が家の様子を。

この三連休も引っ越し後の整理が思うように進まず、未だパンダのキャラクターが描かれた「引越しのサカイ」の段ボールに囲まれての生活を強いられているのだが、猫たちは完全に新生活に順応したように見える。

そこで、新たな「箱」を提供してみた。

これまで何度となく猫たちが争奪戦を繰り返してきた段ボール。
しかも、小さければ小さいほど猫の「箱愛」をくすぐることは分かっているので、体を丸めるとちょうどジャストフィットくらいのサイズの「amazon」の箱を用意。

【箱を渡すと必ず激しい争いが発生していた】

ここから久しぶりの「箱獲り合戦」が巻き起こると思いきや ───

ツンデレ三毛猫の稚葉わかばがなんら労せずゲット。
こういう場合は決まって天然猫の寿喜ことぶきが強引に独り占めするものだが、この日はなぜか一切興味を示さず撤退してしまい、稚葉が拍子抜けしながらもインすることに。

どうやら今の寿喜は、段ボール程度の筐体には価値を見出せなくなっているらしい。

そう、ソファが“定位置”となったから。
広くて柔らかいこの場所があるのに、何を好き好んで狭っ苦しいスペースに飛び込まなくてはいけないのかと、むしろ段ボールを見下しているかのような不遜な態度を見せる。

だが、それは稚葉も同じスタンスだったようだ。

せっかく手に入れた「amazon」の段ボールだったが、ものの１分も経たずに中から出てしまい、そのままこの場所で落ち着いてしまった。

そう、最近の稚葉の新たな定位置となった「鉄骨階段」。

稚葉も小さな段ボールに体を丸めて入るよりも、この開放感に満ちた場所で全身を伸ばしてくつろぎたい ── というふうに価値観が変わってきたのだろうか。

【最近では鉄骨階段を定位置としている稚葉】

そのわりには表情がアンニュイな感じだが････

こうして、引っ越し以来、我が家に溢れかえっている段ボールだが、以前は当たり前だった「猫たちによる再利用」もなくなり、もはや資源ゴミにしかならず、サステナブルとは程遠いライフスタイルとなってしまったのであった。

【以前は段ボールは再利用が当たり前だった】