天然猫と二歳児によるジグソーパズル攻防戦 ～第３節

新しい週に、こんにちは。
今日は「226事件」から88年という日ですね。その６年前には「515事件」があったり、当時は国内でのクーデターが普通にあって物騒でしたね。局長です。

─── さて、少し前にも同じようなことを綴った覚えたがあるが、その“焼き直し”的なお話。

言葉を使わずにある程度の意思疎通ができてしまう小倅こせがれと天然猫の寿喜ことぶき。
ベタベタとくっ付くこともなく、最近では適度な距離を保ちながらも一緒に過ごす時間が長い不思議な関係になっている。

だが、たまに言葉を使わざるを得ない事態が発生する。

“猫兄”が弟を困らせることがあるのだ。
ジグソーパズルが趣味の弟に対し、作っているそばからパズルの上に乗るという、正気の沙汰とは思えない暴挙により････

小倅は、同じパズルを「完成させては崩して作り直す」という実にコスパのいい遊び方を繰り返すのだが、何を考えているのか、寿喜がそれを悪気なく邪魔をする。

目的はまったくもって不明。
「パズルじゃなくて俺と遊ぶにゃ」というメッセージでもなさそうだ。
シニア猫だけあって、遊びよりも睡眠を優先しているくらいだし。

となると、単なる嫌がらせなのか。
もしくは、パズルのことを「ちょっと硬めの座布団」とか「極薄のクッション」みたいに認識してしまっているのか。

しかし、この２匹のやり取りが思いのほか面白いので、俺も嫁女房も放置して傍観している。
小倅も優しい性格をしているので、寿喜を突き飛ばしたり叩いたりは絶対にしないし、寿喜も天然なので逆ギレすることもなく、されるがままにしている。

ちなみに小倅は、現在２歳児にして85ピースほどのパズルを一人で組み上げる。

だが、基本的に『きかんしゃトーマス』のパズルにしか興味を示さず、ディズニーのパズルを買ってきてあげた際には一度しか使ってくれなかった。
“偏食”みたいな気質があるらしい。