日曜日の夕方に、こんにちは。
千葉ロッテの佐々木朗希がポスティングでメジャーリーグに挑戦するんですね。一度も一年間ローテーションを守ったこともないのに、球団も優しいなぁと思ってしまう局長です。
─── さて、本日も「従来の時系列に沿ったお話」を二日続けての連投で。
昨年のゴールデンウィークに千葉の親父宅へ遊びに行ったお話を1年半近くが経過した今になってようやく公開するという、タイムラグが大き過ぎるシリーズの続編を。
滞在3日目となる2023年5月5日(金)。
この日もお昼過ぎになると、親父とポメラニアン志熊は長距離散歩へと出掛ける準備を始める。
【前話のおさらい】
親父のウォーキングも兼ねているので、雨が降らない限りは休むことなく必ず実施する“鉄の掟”バリのルーティーン。
でも、親父と志熊にとっては毎日のことなので、改めて意気込むこともないらしい。
逆に、この日も同行することになっていた嫁女房にはそうとうな覚悟が必要だった。
普段、最寄り駅までの1km程度しか歩くことはないので、その2往復以上の距離を、しかも小倅のカートを押しながら歩くとなると、本人にとっては「四国八十八ヶ所めぐり」の“お遍路”と同じレベルの苦行に感じていたことだろう。
「局長は行かないのか」「局長はカートを押さないのか」って?
行かないのだ。
俺には別の重要なミッションがあった。
実は、自宅からこんな“丸太”を持ち込んでいたのだ。
これを、親父宅にあるチェーンソーでカットする計画をしていた。
この丸太、賢明な読者のアナタなら「もしや」と思うかもしれないが、解体した旧宅の庭で毎年我が家に自家製の梅酒をもたらしてくれた“梅の木”なのだ。
自宅の建て替えにあたり、外構の計画上、残すことができなかった。
長年にわたり「梅もぎ」という体験と、たくさんの梅の実をもたらしてくれた木を、解体業者の重機で無慈悲に伐採するのがいたたまれず、それなら自分で葬ってやろうと“きこり”の如く手引きノコギリで伐採していた。(その様子はまた後日に詳しく)
【毎年恒例の行事だった梅もぎ】
これをカットして“薪”にしようと考えた。
キャンプで燃やして供養しようと。
最後まで有効活用することこそ、梅の木への感謝であると。
俺がこんな肉体労働に勤しんでいる間、他の面々はというと ───
何もない田舎道をひたすら歩いていた。
5月初旬だったが、少しずつ暑くなってきていたので、「そろそろ日中の散歩は無理かな」「また早朝か夕方に時間変更しようかな」なんて会話をしていたらしい。
小倅はエアバギーの揺れが心地よかったのか、わりと序盤で眠りの世界へ落ちていたそうな。
結果的に、ただお昼寝しに出掛けたような形に。
そして、俺の作業はというと ───
チェーンソーで伐るだけなので、すぐに終わると目論んでいたものの、なかなか力と時間を要することを身をもって勉強させられていた。
ようやく適した長さにカットするところまで完了し、断面に十字の切り込みを入れる。
この切り込みから斧で割るのだ。
「ハイジ」のお爺さんを思い出すような、山男のお手本のような作業。
アニメのように「パカ~ン」と気持ちよく割れると思いきや、梅の木はなかなか頑丈らしく、何度も何度も振り下ろして少しずつ斧の刃が食い込んでいくだけで、とんでもない労力を要する。
もう作業開始から小一時間が経過し、散歩組も帰って来ていた。
結局、チェーンソーによるカットに始まり、すべてを斧で割って適正な薪サイズに仕上げるまで、3時間を要することに。
予想外の重労働で、4~5km歩くより遥かに体力を消費することとなったのだった。
毎年我が家にたくさんの実をもたらした梅の木に感謝のクリックを
コメント
梅の木を薪にするのって、そんなに大変なんですね。
新居の庭にある薪がこれなのかと、読んでいる途中で気付きました。
こんなに大量の薪を車で運ぶのも大変だったでしょう。
お散歩途中の志熊君とじぃじ、もしかして一粒ご飯の最中?
どんなシーンも微笑ましいふたりですね。
梅の木無いなと思ってましたが薪になっていたとは。
言われてみれば庭に薪がありましたね。
じぃじ、チェーンソーなんて待ってるのね。
しかしこれは重労働ですね😅
散歩の方がはるかに楽です。
無駄にしない局長さん、さすがです!
パズルがはまっていくが如く🫢なるほどですね
一瞬お父様の家に植えるのかと思っちゃいました
切れてる後なので違うしお父様宅でキャンプファイヤー?とか想像思いつつそういえば自宅のあそこにあったなぁと
しかし長年梅の木の役割を担ってきた木だからかそれなりに相当パワー要する木だったのかもですよね