今年最後の花金に、こんにちは。
今日で仕事納めという人が大半だと思いますが、今年も一年お疲れさまでした。今宵は飲んで騒いで一年間のストレスもアルコールで洗い流しましょう! 局長です。
─── さて、一昨日からの2日間はクリスマスで大いに盛り上がったことでしょう。

我が家も多分に漏れず、一応は仏教徒のはずだがキリストの誕生日を絶頂の宴でお祝いした。
商業施設ではきっと昨夜中に、その他の施設は今日から、イルミネーションなどの装飾の撤去に大忙しだろう。
さらに、間髪置かずに次はお正月の飾り付けだ。

そういえば、一昨日のクリスマスイヴは保育園にもサンタクロースが来ていたらしい。
毎年恒例で絵本のプレゼントをもらって帰ってきたのだが、

お昼にも来たけど夜も来るの?
という小倅からのピュアな問いに、俺は答えに窮しながらも ───


保育園に来たのは、本物のサンタクロースじゃないさ。
フィンランドのサンタクロースから外部委託された日本の下請けだ。

がいぶいたく?

本物のサンタクロースは、夜になって子供たちが寝てからおもちゃのプレゼントを持ってきてくれるんだ。
それまでの前座や前説みたいなもんだ。
という現実的でありながら一部メルヘンチックな回答で凌いだのだった。

小倅(こせがれ)
局長の息子で、“人間”では長男。
2021年3月4日生まれの4歳。
『きかんしゃトーマス』にドハマり中の保育園児。
☞ 詳しいプロフィール

そして夜、誰がなんと言おうと、とにかくサンタクロースが来て子供たちの寝室にプレゼントを置いて行き、家を出ようとする後ろ姿を俺が激写したのだ。
「珈琲の一杯も飲んでいってくださいよ」と言いたいところだったが、まだ数億軒もの家々を回らなければならないので忙しいだろうと考え、声は掛けずに見送った。
【クリスマスイヴの宴のおさらい】
こうして迎えた朝 ───

小倅と小童は、起きるやいなや大興奮だった。
大きなプレゼントが2つ置いてあり、それぞれの名前が貼られたほうをゲットし、プチパニック状態でリボンを解き、コンマ1秒でも早く袋をこじ開けようと躍起になっていた。

小童(こわっぱ)
局長の息子で、“人間”では次男。
2023年12月 6日生まれの2歳。未だに卒乳できていない。
予定日より1ヶ月も早産で出されたため、NICUに3週間も入院。
現時点でのポテンシャルは未知数。

小倅は要望どおり『きかんしゃトーマス』グッズの詰め合わせ。
『プラレール』の、日本から来た機関車「ヒロ」の車両や、パソコンもどき、塗り絵、腕時計に置き時計など、とにもかくにも「トーマス」一色、「トーマス」尽くし。

一方の小童には、ポメラニアンの動くぬいぐるみ。
その名も『ポメまるちゃん』。
どこかで見たことのあるような一品だが、きっとサンタクロースが有効活用してくれたのだろう。
【この辺りで「ポメまるちゃん」を見たことがあるかもしれない・・・】

小倅は、天然猫の寿喜に育てられたせいか、犬も猫も改まって「好き」という感情はないらしく、自分の周りに当たり前にいる存在のように捉えているのだが、ツンデレ三毛猫の稚葉にさえシカトされ続けている小童はとにかく動物への興味が強く、街で行き交う犬やペットショップで売られている子たちにも大興奮する。

それゆえに、サンタクロースに「ポメまるちゃん」を“横流し”したのだった。
電池を入れてスイッチをONにすると鳴き声を発しながら歩き出したり、シッポをびゅんびゅん振る姿に、小倅は至極ナチュラルに ───

犬のロボット?
と聞いてきた。
まぁ、あながち間違えでもないのだが、小倅的には感情や意思をもった『アイボ』レベル以上のロボットを想像しているらしい。


噛まない?
とまで聞いてから頭をなでるほどだった。
こうして、クリスマスのメインイベントは無事に終了。
しかし、保育園児にとってのクリスマス当日は、ある意味残酷なものだったりする。

小学生の場合、クリスマスイヴが2学期の終業式なので、翌日からは冬休み。
よって、もらったプレゼントで一日中遊んでいられるのだが、保育園児の場合はまだ登園日。
2人はゲットしたおもちゃで遊んでいたくて仕方ない中、保育園へほぼ強制的に登園させられたのだった。
小童は先日の誕生日に「アンパンマン」まみれだったので、X’masは距離を置かせたのだった






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